GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

The Coffee & Cigarettes in 十三FANDANGO

2017年04月23日 | POP & ROCK
4/23十三FANDANGO。

The Coffee & Cigarettesのライブは、シンプルな音なのに、質量がギチギチな感じ。「詰め込んで、注ぎ込んで、この曲を提供するのだ」感。…にわかファンの的外れ感想かもですが(^_^;)

FANDANGOとの音の相性も抜群で、聴き応えもバッチリ。

というか、このハコが不思議なのは、スリラジの時も、スキマノザラシの時も、音質や音のバランスが目に見えて良いというわけでもなく、むしろ若干割れてたりザラついてる感じがするんだけど、届いて来る音のロック感(抽象的でごめんなさい)がめちゃくちゃ心地良い。

そんな中で繰り広げられた、中盤の『ゼロのワルツ』『Sweet Rock 'n' roll Swindol』『月光』(順不同)の新曲ラッシュは、もんのすごくシビれた。

今回やらなかった『孤独のピストル』『幻想列車』なども含めて、コーヒーさんの新曲は全くもってハズレなし。来月27日発売の新譜『Waltz of zero』が楽しみすぎる(^o^)



高円寺地獄ラウンジ その3

2017年04月16日 | スリルラウンジ
4.15高円寺ShowBoat
地獄ラウンジレポート
その3 アンコールセッション

※以下、具体的な曲名が出ますので、ネタバレが苦手な方は飛ばしてください。

スリラジ本編が終わった後、アンコールで再び入って来たのは、同じくスリラジの3名。

おや、セッションの前に、スリラジとしてアンコールを1曲やるのかな、と思いきや。

レイコさんの「私の1番好きな曲をやります」というマイクを受け、イマイさんが弾き始めたイントロは、地獄の季節の『ミドリ』。意外性に驚きつつ、スリラジの3人の演奏でこの曲が聴ける事に、背筋がゾワゾワ、胸のあたりがホワホワ。

音がかなり忠実に再現されてて、遅れて入場して来たミズカミさんが歌い出しても、全く違和感なし。その完コピぶりは、スリラジの地獄の季節に対するリスペクトの深さが成せる技なんだろうな。

そのアウトロの余韻が消え去る間も無く、スネアが一定のリズムでドッドッドッドッ。これはほら、アレですよ、スリラジの『HELLO』ですよ。いやん、鼻血出ちゃう。

いつもより長めのイントロの間に、メンバーが入れ替わり、ステージの上はイマイさんとカミグチさん、リュウヘイさん、ヒロミチさんの4人に。何この風景。華があり過ぎやろ。もうすごい事が起こる予感しか感じられない。

そして、リュウヘイさんのエッジの効いたイントロベースにイマイさんの歌が乗り、ヒロミチさんとカミグチさんが呼応して、ドッジャーン、ハローーウォーウォーウォーウォー!あかん、耳心地が幸せ過ぎてチビってまう!

先のスリラジの完コピぶりから一転、3人の楽器隊の個性がこれでもかと反映されたゴリゴリアレンジ。

ヒロミチさんのギターが加わりツインギターになる事で、イマイさんのギターもいつもとちょっと違う一面を見せてくれた。

前回の地獄ラウンジに行けず、結果セッションの『背と腹』を聴けなくて、血反吐を吐くくらい悔しかったけど、その時のリベンジを成し遂げた気分。満足じゃ。

宴はまだまだ終わらない。

ヒロミチさんのギターイントロから始まったのは、スリラジの『バナナマニア』。

中盤のいつものドラムソロを、カミグチさんが叩いてる風景の暑苦しさ、いやさ熱楽しさ。ほんとこの人のドラムソロは、多分ソロワンマンで2時間やられても絶対飽きずに見てられる自信がある。

そんなヒゲのドラマーの背後にユラリ忍び寄る影。

前髪をザンバラ気味に、首からは水色のチョーカーに鍵形のトップを通したミズカミモードのレイコさんが登場して、片手でカミグチさんをつまみ上げてポイッ。すかさず強烈な本家っぷりのドラミングで場内の興奮を独り占め。この時場内にいた男性の7割は、スネアになってレイコさんに踏まれたいと思ったとか、思わなかったとか。

MC合戦でも「ミズカミより私の方が好きかーーー!」「イエーーー!」の流れで、ミズカミさんに「こ、心が(折れそう)」と言わしめ、やっぱ、レイコさんが最強やで。

そんな楽しい時間はあっという間に過ぎて。

最後はミズカミさんとヒデオさんが2人手を繋いで「みんなで飛ぶぞー!」「せーの!」ジャーーン!で大団円。

いつものごとく、取り留めのないレポートになったけど、なんか、もう、楽し過ぎて、幸せ過ぎて、この風景と心情を忠実に文章にするには、俺の語彙力じゃ無理ですごめんなさい。

ありがちだけど、ライブって、ロックンロールって最高だー!という言葉で締めたいと思います。

全国各地から集ったジゴラーとスリラジライダースに、あの夜を共有できた事の心からの感謝を。ありがとうございました。

…吉祥寺で飲み歩いてベロベロになりつつやって来たであろうあの2人も、きっと大満足で高円寺の夜に溶けて行ったと思いますよ。(だったらいいな)



高円寺地獄ラウンジ その2

2017年04月16日 | スリルラウンジ
4.15 高円寺ShowBoat 地獄ラウンジレポート

その2 スリラジサイド

地獄の季節の圧巻のライブで昂った鼓動は、幕間のモノクロームセットのBGMで小休止。スリラジライブ前の幕間に必ず流れるこのバンドの曲、爽やかな中にもトンがり加減が垣間見得て、めっちゃ好き。

そして開演。入場SEは、久々に聴く『TOO MANY FISH IN THE SEA』。敢えてのチョイスか、たまたまか。前者を思い、少し胸が詰まる。

そして1曲めは、『CRASH』。

イントロのギターソロが掻き鳴らされた瞬間に、涙がボロボロと。

これは、多分考え過ぎで、1ファンの勝手な妄想の投影なんだろうけど。

この曲は、以前同じShowBoatで行われたスキマラウンジで、アンコールセッションでプレイされた曲。ファイヤーバードから始まるイントロが、今も耳にこびりついている。

そして、蛇足かもしれないけど、The Coffee & Cigarettesの看板ラジオ番組『Rock 'n' roll Radio ROUTE42』に、初めて登場したスリラジ曲もこの曲だった。その推薦者も、ファイヤーバードのあの人。

俺にとっては、あの人とスリラジを繋ぐ1番の曲だったりする。

…今回はあまり思い出さんようにと思ってたけど、あかんかったね。ファン心理の因果さと、切なさよ。

そこからは、いつも通りの、ガンガンガンガンとうなぎ上りにハイテンションになって行く、スリルラウンジの真骨頂が炸裂。

3度めの目撃となる『チョコレートナイフ』は、歌詞がめっちゃ胸に染みてたまらない。スリラジちゃんたら、四十路前のおっさん心を弄び過ぎ。

初目撃の『ギターノイズ』は…。タイミング的に意識して作られたわけではないと思うし、そもそも歌詞があまり聞き取れなかったけど、感じたイメージは、やはり天国のあの人。…地獄ラウンジとは関係ないのに、度々持ち出してしまい、わからない人はごめんなさいです。

でもね、そんな感情のアップダウンにやられながらも、最後にきちんと締めてトドメを刺してくれる曲がスリラジにはあるんです。『背と腹』と『FLOW FRICTION』。たまらんかったなあ。

こちらの勝手な思惑を、ロックの力で受け止めて、しっかり笑顔にさせてくれる。そんなバンドに出会えた稀有な嬉しさを噛み締めた夜でした。

(その3 アンコールセッションに続く)



高円寺地獄ラウンジ その1

2017年04月16日 | 地獄の季節
4.15 高円寺ShowBoat 地獄ラウンジレポート

その1『地獄の季節サイド』

新加入のギター、ヒロミチさんを見るのは、先日の京都音まかす以来2度目。

京都での初見は、その馴染みっぷり、違和感の無さに思わずニヤリとさせられたのだけど、贅沢を言えばギターの音が少し小さいかな、竜平さんのベースに音量が負けてるな、という感想。

ところがどっこい、今回のライブでは、ギターの音が響いて走って疾って、どストライクの100点満点!(技術的な事はわからないので、あくまで俺の好みの話ですよ)

先日のは、単にセッティングやライブハウスとの相性に依るものだったんだなー。

それが顕著に現れたのは、まさに1曲め、『ファントム』のイントロギターから。その刹那によぎった「後は最後まで楽しむだけだ!」という気持ちに身を任せ、最後の『TZR』まで、息つく間もなく、明日のふくらはぎが筋肉痛間違いなしのノンストップロックンロール。

…まだ後攻のスリラジが残ってるのに、何してくれてるんですか(´・_・`)

(その2 スリラジサイドにつづく)



夢野カブ in 御器所なんや

2017年04月14日 | POP & ROCK
今夜駆けつけたのは、名古屋御器所(ごきそ)のアジアン居酒屋なんや。

名古屋出張がてら、夢野カブさんのライブに行って来ました。

初めてのなんやは、狭くて、尻が痛くて、足が伸ばせなくてシビレまくって、でもそれが気にならないくらい、素晴らしい世界観と空気感。この感じ大好き。

料理もめちゃ美味い(^o^)

ライブがなくても、名古屋出張の際には寄りたいなあ。

で、肝心の、カブさんのライブは…。

溜まっていた哀しみも、疲れも、圧倒的なロックンロールの前では無様にぶっ飛ばされるしかないのです。

定番曲を詰め合わせた『奴らがやって来ても』~『Walkers High』~『テイルマンロック』でガツンとアゲられ、京都に引き続き聴けた新曲『LOW MEN』(表記あってるかな)や、あのギタリストに捧げた『ロックンロール』で心地良い風が吹き、『野蛮な空』では高江の森と空が現出し、『神を憐れむ歌』『Slave Song』に元気と優しさをもらい、あのギタリストが遺したあの曲にトドメを刺されました。

満員電車並みにギュウギュウのお客さんも、ノリが良くて、あたたかくて、最高でした。

そんなこんなで、先月から中津川、京都、名古屋と追いかけた、俺の夢野カブさん月間もようやくひと段落。

明後日土曜日は、スキマノザラシの盟友、我が心のバンドスリルラウンジと、同じくスキマノザラシと縁の深い地獄の季節の2マンを見に、高円寺まで行って来ます。←その前に明日の名古屋出張を終わらせんとな

誕生日まであと半年、ロックンロールをたっぷり詰め込んでから40歳を迎えてやるんだぜ!(^o^)

カブさん、マスターやカリ子さん、オープニングを飾ったアボ太アボ吉さん、そして今宵お会いできた皆様に、心から、感謝です。