GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

希望の日2015

2015年08月30日 | 横道坊主
【長いので興味ない方はスルーの方向で】

8/29日土曜日。渋谷Tsutaya O-west。

東日本大震災復興支援チャリティーライブイベント『希望の日』に行って来ました。

未だ仮設住宅にお住いの方へのインタビューコーナーがあったんですが、その衝撃的な内容に、改めてメディアの語らなさ、言葉足りなさを痛感。

もうあれから四年以上経つのに、何も終わってないし、何もわかってなかった。

もっと知る努力をしないと。アフェリエイトのアクセス稼ぎ目的の過激な記事や、安易なリツイートやシェアに惑わされる事なく、自分の目と耳と足でしっかりと。

その当たり前に気付かせてくれた、俺にとって大変意義のあるイベントでした。

もちろん楽しむところはしっかり楽しんで来ましたよ。

以下ライブパートの感想。

スリラジ。昨年はバラード系でまとめたセトリだったけれど、今回はド頭からノンストップ爆音祭。イベントのトップバッターとして、これ以上はないんじゃないかと思わせる爆発力と後味スッキリ感。最高。

久々復活のBISCO。3年のブランクが良い方向に作用したのか、すごく音が良かった!(素人分析、というか半分妄想です)セトリも個人的なストライクゾーンにドンピシャでニヤニヤが終始止まらず。本格復活待ってます。

ジルバ。トレードマークのスーツを脱ぎ、希望の日Tシャツ姿。イベントへの真摯な思いがグッと来る。ライブで初めて聴けたレア曲をはじめ、渾身のステージ、沁みました、焼き付けました。まもなく活動休止に入る彼ら。折角これから追いかけようと思っていた矢先の出来事が少し残念。この消化不良に決着をつけていただくべく、しっかり充電していただき、再び最高のステージを見せていただかなくては。心から、本当に心から、活動再開をお待ちしております。

前半の大トリはスキマノザラシ。お馴染みのセトリだけど新しく、シンプルなのに分厚く、短いのに物足りなくない。この味わい、他のバンドでは味わえない!他バンドのファンも「心持ってかれた!すごい!」と。ファン鼻高々(^o^)

染谷俊 with SPEARHEAD。初見だったけど、すごい歌唱力と説得力。好きかと言われると、今の俺には必要ない歌だけど、その強烈なメッセージ性は、もっと若い頃に聴きたかった、もしくは今後いつの日かつまづいた時の処方箋に成り得るのではないかと。後日予定されてる横道坊主との2マンツアーも非常に楽しみ。

山田晃士さんワールドは、本当に癖になる。まさか俺がシャンソンのステージに夢中になる日が来るとはな。抱腹絶倒なのに、ただのおちゃらけに終始せず、しっかり締めくくるあざやかさに拍手喝采。独特過ぎる世界観も、イベントを壊さず、かといって埋もれず。圧巻。

俺の中の橋渡しと言えば、2度の京都磔磔で見たあの橋渡し。スキマノザラシのItoigawaさんとJさんのそばにあの人のベース。それだけで胸いっぱいになって。もちろん、そんな感傷が吹っ飛ぶくらいの、プロフェッショナル集団の矜持あふれるステージ。気づけば放心状態。カッケーなー。

MMS。音に身をまかせるだけで、気持ちが高揚し、体が踊り出す。この理屈なさの楽しさ、海外で通用して当たり前だと実感。このバンドを見てると、タワ⚫︎コのペーパーや音楽サイトのレビューや広告の意味のなさがよくわかるというか。素敵なロックに言葉や文章はいらない。←ちょっとブーメラン

そして。横道坊主。初めてこのバンドのライブに行った時、一人ぼっちで隅の方で見たっけ。友達もいなければ、ロックのロの字も知らなくて。それが、今回、見渡せば多くの大好きなバンドとファン仲間達。全ての縁はこのバンドから始まった。

多くの大人が、妥協し、あきらめ、成長していわゆる社会的な1人前になって行くけど、この人達は、あきらめず、貫いて、それでいてしっかり形を残し、体現してくれてる。その背中が、どれだけ心強いか。

俺の目標であり憧れです。感謝。

…長々ととりとめない文章ですいません。これでも絞りに絞りました。書きたい事があふれて止まらない、そんな最高のイベントでした。

お会いできた全ての皆様、来れなかったけど魂を預けてくださった皆様に、心から感謝です。このイベントで芽生えた数々の思いが、震災の傷跡の一助になりますように。

スキマノザラシin磔磔ワンマン

2015年08月20日 | スキマノザラシ
浴衣で磔磔。

つまり、ゆかたくたく。

思った通り相性の良い2者。浴衣の方ドリンクサービス企画とか、すごく需要あると思うんだけどなー。

閑話休題。


スキマノザラシワンマン、何度見てもマンネリにならないのはスゴイなあ。

伝統と歴史が蓄積された京都という土地柄に育まれた音楽性、というのも関係するのかな。

ひとつのものに打ち込み続ける事で生まれる、伝統工芸士的な凄味すら感じるステージ。

もちろん深いだけでなく、ロックな楽しさもたっぷり堪能。元気とエネルギーがステージ上からドバドバっと。出張疲れ、吹っ飛びました。

多分、お盆の余勢を駆って酔っ払いにやって来てただろうあの方に、金髪な方と一緒にHOPEで乾杯してみたり。

いつにも増して、楽しい京都の夜でした(^o^)




スキマノザラシinナミキジャンクション

2015年08月13日 | スキマノザラシ
広島日帰り旅行、振り返りレポート。

広島駅から、平和公園までゆっくり40分の徒歩旅。観光で乗物使うのあんまり好きじゃないんです。

ちょうど半分の距離のところ、ナミキジャンクションのあたりで広島お好み焼きランチ。パリパリ香ばしく焼けた麺の歯ごたえと、ほんのり香る紫蘇の風味が美味しかったなあ。

少し遠回りして、少年時代幾度と足を運んだ広島市民球場跡へ。なんど来ても、たとえスタジアムがなくても、熱いものがこみ上げて来る。

平和記念資料館は、人が多すぎてほとんど陳列は見れず、廊下を歩いただけで終わった感じ…。残念。

そしてメインイベント。ナミキジャンクションにてスキマノザラシライブ!

1番手は首振りDOLLS!このバンド、ビジュアルが濃いから最初は敬遠してたけど、聴き重ねる毎に、横道新聞で義人さんが絶賛してた理由がわかって来た気が。

亜種ではあるんだろうけど、余韻の中に感じられるのは紛れもなく明太ロックの系譜。好きとか嫌いとかじゃなく、理屈抜きの面白さ楽しさ。最高だった。

そして我らがスキマノザラシ。珍しく最前かぶり付きで鑑賞。スピーカーの位置もあるんだろうけど、リズム隊の音が地を這うような重低音で、体の芯から響いて気持ち良かった。

ライブ初体験というお子さんが2人いたのだけど、こちらの心配を他所に、上記2バンドに嬉しい好評価。素敵なロックは世代を超えるねえ。

明日からの出張がなければ、このままスキマノザラシ&首振りDOLLSにくっついて九州まで行ったんだけどなあ…。

でも楽しかったです。お会いできた皆様、ありがとうございました(^o^)

そういや、次のスキマノザラシ磔磔ワンマン、何人か浴衣で来るみたいやね。俺も出張入らなかったら、着物か浴衣着て行こうかな(^o^)



夜想のはらわた

2015年08月08日 | 地獄の季節
昨夜に引き続き、今宵も京都夜想へ。地獄の季節らが繰り広げる恒例イベント『夜想のはらわた』!

ほぼ初見のFLAKES BURN GROUPE。好きになれるかはまだこれから探っていくけど、カッコ良すぎたので思わずCD買っちゃった。サイゲンさんのゴリゴリベースは癖になる。

対する地獄の季節、不運?なアクシデントがあったものの、リカバリーのアドリブ具合がさすがで、むしろ得した気分。

先日の名古屋に続いて、音がすごく良かったなあ。一曲目のイントロからギターの音が走ってたし、アイちゃんのベースの安定感は身震いする程だし、カミグチさんのシックスパックが吠えていた。←?

『グロリア』もだいぶ浸透して来た感じ。この曲、今の四人のらしさが出まくっててめっちゃ好きです(^o^)

お客さんの熱気もすごく、最後の方では空気が薄くて頭ボーッとなったよ(^_^;)

『死霊のはらわた』にたとえると、パート3の『キャプテンスーパーマーケット』のような、サムライミもビックリな素敵な夜想ライブでした(^o^)←わからんわ



地獄の季節 in Tiny7

2015年08月03日 | 地獄の季節
名古屋出張中なのを良い事に、合間に地獄の季節のTiny7ライブ。

今日はベースがサポートだったので、新曲の『グロリア』はやんないかと思ったら。ばっちりやってくれた。

音源を渡されてから1度の音合わせもせず、昨夜の荻窪でぶっつけ本番でやったんだって。リュウヘイさんスゲーなー。

そしてミチロウさん。昨晩ちょっとしたアクシデントがあったらしく、でもそれも含めて、そのギターから目が離せなくて。

リュウヘイさんのシンプルだけど重く余韻の残るベースと相性が良かったのか、ギターの音がすごく聴きやすくて心地良くて(もちろんしっかりハードで)。

サイドのお二人のバランスの良さに、ミズカミさん&カミグチさんがデーンと構えた今宵の音は、嘘これ本当にTiny7の音?と思ってしまう程、素晴らしかったなあ。
そんな中、『アサルトバスター』間奏のコール&レスポンスで、いつも通り「男の声が聴きたいぜー」と振られるも、ふと見渡すと男客が俺一人という衝撃。

負けずに、残念ながら今夜来れなかった仲間の分も、全力で声張り上げたさ!

いやはや、楽しかった!面白かった!元気もらった!明日からまた仕事頑張るぞ(^o^)