GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

ザ・ニンニンズ in 祇園シルバーウイングス

2017年03月11日 | POP & ROCK
鬼阿弥展示会のあと、京都に戻り、用事をやっつけ、祇園シルバーウイングスへ。

お目当てはザ・ニンニンズ。

ロックンロールレディオでお馴染みのぴろ男爵さんや、元ガルウイングスおりんさんらの3ピースロックバンド。

うまく言えないんだけど、ニンニンズのライブって、子供の頃の友人と20数年ぶりに再会したような、不思議な懐かしさ。

まだ今夜で2度目なのに、初めて聴く曲も多いのに、そこはかとなく漂う「あー、これこれ」感。

あと強く感じたのは、俯瞰でステージを見た時の、かたまりとしての躍動感。個々でというよりも、バンドごとの跳ねて踊ってる感がすごい。

…伝わってるかな。うまく言えなさ過ぎだな、俺(^_^;)

「今日」という日にニンニンズのライブを見れた事が、ここまでしっくり来て、意味があるように感じられるとは思ってなかった。

ザ・ニンニンズ。にんともかんとも素敵なバンドでござった(^o^)




The Coffee & CigarettesとサヨナラナイフとI Don't No

2017年03月06日 | POP & ROCK
3/5磔磔ライブの感想です。

スキマノザラシとThe Coffee & Cigarettesの2マンから一転、The Coffee & Cigarettes、サヨナラナイフ、I Don't Noの3マンへと変更になったこのイベント。

これ以上ない3バンドが揃ったのは間違い無いけど、始まる前は、どんな顔で、どんな気持ちで、どんなノリで楽しめば良いかわからなかったけど…。

進行役のアキラさん(三文からす)が伝えてくれた「いつものように楽しんで欲しい」というスキマノザラシからの伝言のおかげで、少し気が楽になった。

1バンド目はサヨナラナイフ。重く浮わついた場内の空気に寄り添うように、優しく、切なく、力強いロックンロール。『椿』が特に染みたなあ。

ラストの曲で、前述の進行役アキラさんがギターで参加。そのはっちゃけるにも程があるギターは、こちらのスイッチを切り替えてくれた。これ以上ない流れで、次のI Don't Noにバトンタッチ。

そのI Don't Noは、昨年のクリスマスイブを境に活動休止中だったのだけど、盟友の危機に一夜限りの大復活。

チェリーさんの「クソッタレーッ!」という大絶叫から、『多重人格の夜明け』→『No I Don't』という、ファンならニヤリとならざるを得ない流れで畳み掛け、場内のモヤモヤの残りカスを吹き飛ばしてくれた。

今宵限りの復活に際しての感想としては適当でないかもしれないけど、うん、やっぱI Don't Noのライブ、俺めっちゃ好きだ。またいつかどこかで再会できる事を願います。

ラストは、The Coffee & Cigarettes。いつも通りに、いつも通り以上の、緩急自在の怒涛のロックンロール。場内総立ちで、泣きながら、笑いながら、踊り狂う。俺も、久々にガンガンに力を込めて拳を突き上げまくった。

上田さんのギターも、いつも以上に迫力があったなあ。

JUNさんの「解放しようぜ!」という叫びから始まった『真夜中のビート』のイントロで、頭の中を気持ち良い物質が駆け巡り、つかえが全部取れた気分に。

途中、俺がこの素敵なバンドに出会えたきっかけになってくれたItoigawaさんの姿が頭をよぎり、泣きそうになったけど、ぐっと堪えた。

でも、JUNさんがItoigawaさんに捧げるとした『4 GOOD DREAM』のサビのところでついに決壊。

♪Good dream,Good night
またねって、そう、素敵な言葉
おやすみ、Baby いい夢見ろよ

そうだよね。俺も、この場にいるみんなも、いつかはItoigawaさんのいる場所に行く事になるんだから。「さよなら」でも「ありがとう」でもなく、「またね」でいいよね。

The Coffee & Cigarettes。未見の人は、要チェック。本当にスゴいバンドですよ。

ともあれ。

3バンドとも、Itoigawaさんへの思いの強さが見て取れる、鬼気迫るロックだった。どのあたりが、と聞かれると、けして特別・特殊な事をしているわけでなく、あくまで普段通り。でも、その「普段通り」にメッセージを乗せられる、そんなバンドが勢揃いした夜。Itoigawaさんが縁を繋いでくれた夜。

おかげで、気持ちに整理がついた。

…正確に言うと、

気持ちに整理がつかないという事実を受け入れるのに、整理がついた、そんな感じ。個人的には、本当に行って良かったと思う。

終演後にも、色んな方々とお話ができて、すごく前向きな気分になれた。

偉大な3バンドに、そして、素敵な空間を共有できた皆様に、心から感謝。

今宵来れた人も、来れなかった人も、きっとまたライブハウスでお会いしましょう(^o^)



The Coffee & Cigarettes

2017年03月05日 | POP & ROCK
今夜の磔磔に出演するThe Coffee & Cigarettes。

その名前を知ったのは数年前、京都夜想の地獄の季節ライブで。仕事が押して遅刻したので、演奏してる姿は見れなかった。

当時、京都のバンドシーンに疎かった俺に、色々教えてくれてたファン仲間の方(最近お会いできてないけどお元気かしらん)が、「すごいバンドだから」と教えてくれた事がきっかけで、その名前が刻まれる事になった。

悲しいかな、次の時も遅刻して見れず、3度目の正直で目撃が叶った。曲の予習は全く出来てなくて、真っさらで見た初ライブ。

まずはギターに釘付けになった。で、理屈じゃなくて、これは俺の好みと相性が良すぎる!との直感が走る。ラストに聴いた『Lightning Baby』は本当に堪らなくて、初見なのに体が勝手にユッサユサと踊り出した。

その後、数度ライブを見て、ますます好きになった頃に、俺の中で激震(←大袈裟)が走る。スリルラウンジの曲が、The Coffee & Cigarettesの看板ラジオ番組『Rock 'n' roll Radio ROUTE42』で流れるというのだ。

これは聴かなきゃと調べた所、和歌山のローカル局だけど、スマホアプリで全国どこでも聴けるとの事。iPhoneでTuneln Radioアプリを無料ダウンロード。あとは選曲するだけ。簡単。

で、流れたのは…。ごめんなさい、忘れちゃいました(^_^;)。『クラッシュ』だったかなあ。

その後の回でも、時折りスリラジや横道坊主の曲がプレイされる俺得展開に。それにしても、なんでスリラジが?と思ってたら、スキマノザラシのItoigawaさんの紹介&曲リクエストだった模様。

そういえば、後のスキマラウンジで、Itoigawaさんが『クラッシュ』を弾いたことあったな。好きな曲やったんかな。

その後の、The Coffee & Cigarettesとスリラジの急接近は、両バンドのファンの皆様のご周知の通り。俺もまさか、スリラジを和歌山の川久で、The Coffee & Cigarettesを吉祥寺GBまで見に行く日が来るとは思ってなかったよ。

そして、本日3/5は京都磔磔でThe Coffee & Cigarettesのライブ。脇を固めるのは、急遽の漢気参戦表明のI Don't Noとサヨナラナイフ。個人的には、これ以上ない最強の布陣。

そういえば3/1放送のRock 'n' roll Radio ROUTE42。今思えば、この磔磔ライブ直前として流したスキマノザラシの曲は『レンズ』だったな…。



サヨナラナイフとI Don't No

2017年03月04日 | POP & ROCK
明日、3/5磔磔ライブ。スキマノザラシの代打に急遽名乗りを上げたのは、サヨナラナイフとI Don't Noの2バンド。

サヨナラナイフをはじめて見たのはどこだったかな。夜想だと思うから、多分地獄の季節との対バンだったと思う。

ギターボーカルのタイチさんについては、その前に所属されてた脱兎というバンドの時に、スキマノザラシ、横道坊主、スリルラウンジなどと対バンをしてたので、少し知ってた。

ベースのあいちゃんは、まだその時は地獄の季節には加入してなくて、馴染みは薄かったんだけど、同じく夜想の中村義人さん(横道坊主)のアコギライブの対バンに、後述のチェリーさんと2人で出られた姿が印象深かった。

「サヨナラ」で「ナイフ」だから、脱兎みたいなハイテンションなバンドかと、勝手な先入観で挑んだ所、フォークや歌謡曲のような(←俺音楽知識については門外漢なのでこのジャンル分けが適切かは自信ないです)曲調で、どちらかというとローテンションでしっとりと歌い上げる曲が多かったので、初見は少し肩透かし。

…だったんだけど、曲順が進むにつれ、その世界観にぐいぐい引き込まれ、『Kyoto calling』にガツンとやられ、ラストには『髑髏』のコーラスを「にゃーにゃにゃにゃにゃー」と楽しく歌ってた。

その後も何度かライブに足を運び、今では、iTunesでマイベストなプレイリストを作る時の常連バンドに。

あの、シンプルだけど独特な、普遍的な世界観を感じさせる曲達が、磔磔でどう聴こえるのか、今からとても楽しみで仕方がありません。

もう1バンドは、I Don't No。

ギターボーカルのチェリーさんは、現在は飽くなき止音というバンドに、過去には脱兎、まねはね、スキマノザラシなどに所属してて、京都のロックシーンでは知らない人はいないんじゃないかってくらい、すごいギタリスト。

ドラムのカミグチさんは、もはや説明不要の、地獄の季節のスーパードラマー。はじめてお会いしたのは、数年前の吉祥寺GBにて。たしか、対バンのスリラジレイコさんが「あの人のドラムは必見」て教えてくれて、そしたら案の定すごくて。

その頃の俺は、横道坊主、スリラジ、スキマノザラシ以外のライブにはまず行ってなかったんだけど、カミグチさんのドラムにしてやられて、そのリストに地獄の季節という名前が追加される事に。

そんな2人がタッグを組んだI Don't No、好きにならないわけがなくて、京都はもちろん、大阪や名古屋にも見に行ったなあ。現在は活動休止中だったんだけど、今回は一夜限り(多分)の大復活。見逃すまい。

色んな感情がグルグルしてて、何が正解かわからないけど、以前同じような状況に陥った時に、それを受け止めて、救ってくれたのが、スキマノザラシのライブだった。

長くなったので、その事に関しては改めてまた後述します。

個人目線の偏り気味な駄文にお付き合いくださり、ありがとうございました。