GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

【感想文】ルーシーの太陽

2014年11月27日 | スリルラウンジ
絶賛発売中の、スリルラウンジ『ルーシーの太陽』全曲感想文。

※長いので、ロックンロールに興味の無い方は読み飛ばし推奨です。

『Jun』
初めて聴いたのは一昨年の京都拾得。開場前、スリラジのリハ漏れの音に聴き耳を立ててたら、対バン190ライダーのサポートで来ていた橋本潤さんが出て来たので、ドキドキしながら写真をご一緒していただきました。この曲を聴く度に、あの日の潤さんの気さくな笑顔を思い出します。

『Hello』
スリラジライブと言えばこの曲から始まる!…そんなイメージが定着する程、一時期不動のトップバッターだった曲。昨年末のワンマンでOP映像が流れた際、心臓鼓動音のSEから、この曲の頭のドラム音へと流れるようにシンクロしてライブが幕を開けた際は、正直目ん玉飛び出るかと思いました。

『背と腹』
ライブで何度も聴いてて、歌詞はコミカルだなと思ってたら、実はほとんどが空耳だった事が発覚。歌詞カードを見るにつけ、エスプリの効いた言霊の数々に改めて撃ち抜かれてしまいました。イントロが鳴った瞬間、条件反射で血が湧き肉躍ってしまいます。…こんな体に誰がした。

『カタヤブレ』
ライブでのお披露目は、同アルバム曲の中では早い方だったと記憶しているけど、演奏の頻度は他曲程多くないような。でも、それだけに目撃した時の嬉しさはひとしお。「悲縛った」なんて歌詞、何をどうしたら思いつけるのだろう。ベース音がとても好きな曲なので、音源化のおかげでイヤホンでじっくり聴けるのが嬉しいです。

『MIKA』
初めて聴いた時は、ハコのせいか音響のせいか立ち位置のせいか、今ひとつ曲が把握できず、胸に染みなかった覚え。だけど、回数を経る毎に、次第と曲の全貌が見え始め、途端色んなストーリーや風景が眼前広がった。3ピースでこの分厚さはヤバイ!スリラジの現在を象徴する曲だと思っています。

『ピンクアフロパンクス』
2年前の「愛はナビより足で探せツアー」全公演にて、スリラジ回の締めを担当した曲。以来スリラジライブには欠かせない曲となっています。この曲のイントロに合わせてピンクアフロを被り出すオーディエンスの姿は、もはやお馴染みの光景。でもね、ヅラって、かさばるし、洗濯難しいし、結構扱いが大変なんですからっ!←知るか

『ルーシーの太陽』
今だから言うけど、ライブで聴いた時は(歌詞がわからなかった事もあり)今ひとつピンと来なかった曲。ところがアルバムでじっくり聴くと表情が一変。こんなに素敵な歌詞、音だったのね…。個人的に、音源化の恩恵を最も感じられた曲。次回のライブで、どのように聴こえるのか今から楽しみです。

『クロム』
静かに、それでいて強い意思を感じられるメロディラインが大好きな曲。ライブで演奏される頻度は少な目だったので、無事アルバムに入り心から安堵。ライブでは、激しいビートの曲の後、この曲で空気を一転させ、『バタフライ』や『MIKA』に繋ぐという流れが最高にお気に入りです。

『バタフライ』
一見スリラジらしからぬ、それなのにスリラジにしか創り出せない音や言葉がいっぱい詰まっている曲。スリラジ結成以来積み上げられて来た色々が、今井さんの歌声に垣間見えるような気がして、いつ聴いてもたまらなくなる。この曲でしっとり締めた後の、アンコールでのドカン!は、一度味わうと病み付きになります。



ハッピー空耳アワー

2014年11月25日 | スリルラウンジ
ついに発売されたスリルラウンジの新譜『ルーシーの太陽』。

なんせ前作から4年越しでの発売のため、各曲ともすでにライブではおなじみになっている曲ばかり。個人的にも、この間だけで28回スリラジのライブに通っています。

そのため、簡単なメロディラインなんかは全曲ともほぼ把握できていたのですが、歌詞に関しては、やはりライブだけで100%網羅する事は難しかったみたいで、歌詞カードで添削をしたところ空耳が続出!

以下、そんな愛と恥ずかしさに満ちた空耳をまとめてみました。中には曲のイメージを壊す物もあるかもしれないので、寛容な心持ちでお読みいただけると幸いです。

『Hello』

(正解)語ったらカタカタ、欠けていく歯車
(空耳)パカッパラパカパカ、駆けて行く春駒(はるうま)

…さすがにこれはないなと思いつつ、でもそうとしか聴こえてなかった。


『背と腹』

(正解)Rip Off!Rip Off!Back Off!Back Off!
(空耳)立派!立派!馬っ鹿!馬っ鹿!

…「背と腹」というタイトルから、反対語的な先入観があってこう聴こえてたのだと思う。

(正解)Back and belly!Back and belly!気をつけろ!
(空耳)バカタレ!バカタレ!火をつけろ!

…この曲、一体何回「馬鹿」って言えば気が済むんだろう、と思ってたら、実は一度も言ってなかったという。


『ピンクアフロパンクス』

(正解)退屈はザクザクと踏みつけてさ、パンクロックが鳴るその胸を張って
(空耳)退屈はさっさと踏みつけてさ、なんとかなる!その胸を張って

…なんだ、その根拠のない自信は。

(正解)セニドクロしょってバイトこなす
(空耳)制服装ってバイトこなす

…シチュエーションとしては当たらずも遠からずではあるけど、下記は小心者がビクビクしながらごまかしごまかしやってるイメージだな。

(正解)全ては値する始まりへ向かう、全てを破壊してギラギラの覚醒を
(空耳)全てを破壊する間違い恋愛、全てを破壊してギラギラを隠せよ

…恋愛に対する心の叫びが投影された模様。


『バタフライ』

(正解)幼い頃に良く見ていた夢、涙で目覚めた独りぼっちの朝
(空耳)幼い頃に良く似ていた夢。涙で目覚めた人々達の朝

…なるほど、涙で目覚めるのは独りでいいよね。下記だとウジャウジャいそう。


ええと、別にウケを狙っているわけでなくて、本人は至って真面目に受け取ったがゆえの空耳なので、たいして面白みはないと思います。「アホがおる!」と軽くご笑殺いただければ幸いです(^_^;)


Roll,Roll,Rock外伝in名古屋

2014年11月08日 | 横道坊主
仕事帰りに、サクッと新幹線に飛び乗り、名古屋APOLLO BASEに行って来ました。

イベントRoll,Roll,Rock Gaiden。MMSが漫画家の高橋ヒロシ先生らとコラボして定期的に開催しているロックンロールイベントです。

木曜の横道坊主大阪ライブと比べ、少し違う空気が漂っていて、少々気圧されてしまいましたが、いざ始まってみると、畳み掛けるようなロックンロールに体が勝手に動く動く!

トップバッターは下島右己さんのバンド。正直に言うと、あまり好きな曲調じゃないな、てのが第一印象だったんだけど、その歌唱力と迫力にこじ開けられたのか、気付けばノリノリに。震えた。

二番手は我らが横道坊主。一昨日の阿倍野Rock townよりも少なめな9曲だったけど、そんな事を微塵にも感じさせない、濃密な9曲でした。…今宵は泣かへんかったもんね。←危なかった癖に

運良く最前列に立てたので、今井さんのギター捌きをじっくり堪能出来たのが嬉しかったな…。

そしてトリを務めるのMMS。またもぶっちゃけますが、このバンド、初めてCDで聴いた時は全然ピンと来ませんでした。ところが。初めてそのライブを見た時に、圧倒的な迫力と楽しさにガツンとやられ、以来彼らの音は、日々俺の細胞を侵食して来ているのです。カッケー。

三者三様なれど、根っこのロックな部分は共通しているのに決まっている3バンド。どんなイベントだって面白くならないわけがない!

そして、明日はいよいよ横道坊主のワンマンライブ!場所は静岡サナッシュ!

横道の今ツアーの中で、俺が行けそうなワンマンライブは静岡だけなんですよね。

悔いの残らないよう、全力で楽しんで来ます!(^o^)



横道坊主&スキマノザラシin阿倍野ROCK TOWN

2014年11月06日 | 横道坊主
例によって、綱渡りのような電車乗り継ぎをどうにかこなし、開演15分前に阿倍野ROCK TOWNに到着。

そう、今夜は横道坊主30周年記念ツアーin大阪!

対バンもハニーメイカーとスキマノザラシという豪華過ぎる布陣!

先発はハニーメイカー。少し前にドラムが脱退したばかりらしく、スキマノザラシのJさんがサポートで入ってはりました。

ユダさんとタムさんのたたずまい、華というかオーラがありますね。ライブを見るのは2度目でしたけど、初心者でも取っつきやすい、それでいてしっかりゴージャスなロックンロールを堪能させていただきました。

ぜひまた聴きたいな。

そしてスキマノザラシ。そのシンプルな音が紡ぎ出す分厚く深いサウンドが、音の良いROCK TOWNにベストマッチ。

小細工なしのド定番セトリは説得力十分。たまらんかったです。

そういえば、スキマノザラシが横道坊主と対バンをしたのも、あの人がきっかけだったっけ…。

ありがとう、潤さん。あなたのおかげで、こんなに素敵な、ずっと追いかけたいと思えるバンドに出会えました。

そして最後は真打ちの横道坊主。

聴きなれた入場曲のブランクジェネレーションのイントロが鳴り響く、そんな今まで当たり前だった光景が、今宵も変わらず目の前にあるという奇蹟をかみしめる。

もうね、我慢できるわけもなく、最前ど真ん中で、耳だけでなく体全部を使って、彼らの音を全力で受け止め、拳を目一杯突き上げました。

頭の中を空っぽにして、身を任せ、勝手に動き、叫ぶ自分を楽しみました。

終始笑顔で終われるかと思ったけど、『情熱』のあの歌詞のとこと、最後に義人さんがベースかかげた時と、もう止めれんかったな。1年分は泣いた。

5月のお別れ会でケリ付けたつもりだったけど、当分は無理だな、こりゃ。

そんな消化しきれない物も全部ひっくるめて、もうしばらく、横道坊主の音に寄り添って行けたらと思います。

最高のロック、最高の感謝、最高の夜でした。

お会いできたすべての皆様に、ありがとうございました。



地獄の季節・夜想ワンマン

2014年11月03日 | 地獄の季節
地獄の季節の京都夜想ワンマンライブに行って来ましたよー。

たっぷり2時間地獄三昧。持ち歌のほとんどを投入する贅沢なセトリに大満足!音源化されてるうち、やらなかったの3曲ぐらいやないですかね。

宣言通り新譜の曲は全部やってくれました。表題曲の『スイート・メモリーズ』はライブで初めて聴いたな。

お気に入りの『シリウス』『メイビー・トゥモロー』は、CDのも良いけど、やはりライブの方がより刺さってくる感じ。

こないだ渋谷で某スリラジがカバーしたあの曲も、久々に聴けて嬉しかった。

途中ミズカミさんの(自粛)が飛ぶという面白ハプニングがありつつも、ワンマンならではの分厚いステージをこれでもかと見せてくれましたよ。

いやあ、楽しかった!本当に楽しかったび

地獄の季節サイコー!(^o^)