GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

ダークナイト・ライジング

2012年07月29日 | 映画

映画『ダークナイト・ライジング』を見てきました。

前作『ダークナイト』が、ジョーカー役の故ヒース・レジャーの怪演もあって、映画史上稀に見る傑作となってしまっただけに、その続編となる最終章で、どう落としてくるのか楽しみにしていたのですが。

正直面白かった!

無論前作程じゃなかったけれど、そもそもあれを超えるのは並大抵の事じゃないと思うので、変に無理しすぎず、良い感じにまとめまってますし、及第点なんじゃないかと。

一歩間違うと変態以外何者でもないアメコミキャラ達を、あのダークな世界観に違和感なく溶け込ませてるのも、考えてみればすごい事なんじゃないでしょうか。

真相についての伏線の配置も、難しすぎず、かと言ってベタ過ぎない、ちょうど良いさじ加減だった気がします。

学生時代、地方ローカル曲で再放送されていたドラマ版『バットマン』のあまりのシュールさに腹を抱えて笑っていた身には、あのキャラの登場も嬉しかったです。

地下牢獄の脱出方法や、バットマンの範馬刃牙なみの超回復力や、王道すぎでデジャヴュすら感じるラストシーンなど、突っ込みどころは多々ありつつも、そもそも漫画が原作なので、そこまで目くじら立てる気にもなれず、アニメを見てるつもりで、頭を空っぽにして存分に楽しみましたよ。

80点。

『バットマン・ビギンズ』『ダークナイト』を未見でも、置いてけぼりにはならないと思いますが、できれば復習してから劇場に足を運ぶのが吉だと思います。



ピラニア・リターンズ3D

2012年07月28日 | 映画

映画『ピラニア・リターンズ』3D版を見てきました。

一部のマニアに大好評だった前作同様、バカの見本のようなヒャッハー!な若者達が、地底湖で独自の進化を遂げたピラニアに次々と虐殺されるスプラッタムービーです。

作品テーマの性質上、グロいシーンが数多く出てきますが、かなり大げさに描かれていてデフォルメされているので、怖さは全くありません。むしろイヒイヒ笑って楽しめるレベルです。無論、悪趣味には違いありませんが、それが嫌な人はそもそもこの映画を見ようという気すら起こらないと思うので、ノー問題でしょう。

殺されるのも、性格と頭の悪そうなイケメンや美女達なので、とてもスカっとします。非モテを絵に描いたような主人公が活躍して、出演者の中で唯一良い性格の美女と結ばれて行く設定は、この作品の制作者はどれだけリア充が嫌いなんだよ、と思わずツッコまずにはいられません。

舞台が前作の広大な湖から、民間経営のプールになったため、スケール感は恐ろしくダウン。しかしそのチープさがむしろポジティブに作用したのか、良い意味でのB級臭はグっと上がりました。

前作よりも恐ろしくパワーアップしてるのが、お色気の部分。水着姿はもちろん、トップレスや全裸のサービスシーンが、3D&スローモーションで、これでもかと投入されています。ここまでされると、変なエロさは全く感じられず、あまりの制作者の気合いの入り方に、ただただ大笑い。

最後の最後まで、爽やかで痛快な不快感が存分に堪能できる、ヒドい映画でした!

いやあ、笑った笑った。

クセになりそうな35点。



スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン

2012年07月28日 | 映画
映画『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』を見てきました。

一部にカルト的な人気を博すSF物の第4弾は、なぜか日本人監督によるCGアニメ。

別にシリーズのファンというわけでもないのですが、せっかく『3』までを続けて見ているので、なんとなく流れで見てみたのですが。

恐らく日本製であろうCGは、さすがのクオリティ。宇宙船やマシーンのリアルさは実写と見まがうばかりで、ただただ、ため息。(基本的にアニメ映画は見ないので、他と比べてどうかはわかりませんが)

とはいえ、さすがに人間はそこまでリアルではなく、人形がしゃべってるようで、序盤は中々感情移入が難しかったです。すぐに慣れましたけどね。

ストーリーは、ありがちとは言え、良い意味で硬派なSFで、普通に面白かったです。アクションシーンもカッコ良かった。

でもね。

『スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズの肝は、愛国心を徹底的に茶化した作風(だと個人的に思っている)なわけで、今作には全くそれがなく、ただカッコ良いだけのSFアニメに成り下がってしまっているんだなあ。

面白いんだけど、別にこの作品じゃなくても味わえる作風だと思いました。

55点。

もうちょっと悪ノリして欲しかったなあ…。



希望の日

2012年07月22日 | 横道坊主
下北沢CLUB251で開催されたロックイベント“希望の日”に行ってきました。

横道坊主やHHR THRILL LOUNGEを擁する音楽事務所L.S.Dが主催する、東北大震災被災地に向けたチャリティイベントです。

主旨に賛同して集ったアーティスト、バンド豪華14組が、各々の思いを胸に、ロックな一夜を作り上げるのです。面白くならないわけがない!

…それなのに、俺は途中で帰らざるをえなかったのです。最後までいれなかったのです。…大人には色々あんだよ…。

そんなわけで、このイベントにおける俺の照準は、序盤に登場したHHR THRILL LOUNGE(以下スリラジ)一点集中!ここで全てを吐き出しぶちかまそうと、早めに会場入りして、見事最前右寄りゲット!これで思う存分楽しめるぜ!

そうこうしてると、いよいよイベントがスタート。

オープニングアクトはタケル&ニッシー。熊本で活躍している鮫というバンドのメンバーです。独特のハスキーボイスのタケルさんの歌声が印象的でした。

なお、この二人の演奏中に、横道坊主ファン生唾物のサプライズが!…知りたい方はこっそり連絡ください(ぼそぼそ)

歌い終わったタケルさんはそのままステージに残りMCを担当(地元ではラジオのDJをされてるとの事)。その呼び込みに応え、お馴染みの『Too Many Fish in the Sea』の軽快な曲に乗って、我らがHHR THRILL LOUNGE登場!

このとき、俺がスリラジだけ見たら帰らざるを得ない事を知っている仲間達が、なんと最前ど真ん中を譲ってくれました。嬉しくて少しホロリ。

1曲目は、ポップな入場曲の余韻を強烈に切り裂くあの曲!俺的に、世界で一番カッコ良いキラー曲であります。

2曲目は、クールなPVでお馴染みのあの曲!カラオケでも良く歌う大好きな曲です。

3曲目は、ベースヒデ王さんボーカル曲のあの曲。イントロが鳴り響いたその瞬間からアウトロまで、スリラジフリークは飛んで跳ねて大合唱!

そして最後は、先だっての“愛ナビ”ツアーの全ライブにてトリを締めたあの新曲!これで俺がこの曲を聴いたのは通算5回目。多分関係者をのぞけば、日本でベスト5に入る回数だと思います!←だからどうした

なにせ出演バンドが多いので、1バンドあたりの割当ては20分程度。その短い時間もなんのその、我らがスリラジは見事最高のライブをやってくれました!

特にラスト曲の終わり際には、周りにいた仲間達の顔触れが同じだった事もあり、前述の“愛ナビ”ツアーを思い出して、またまたホロリ。

爆音にほだされ汗だくになり、仲間の有り難さに少し泣かされ、これまでにない濃密な20分になりました。

後ろ髪を引かれつつ、でも大満足で会場を後にしました。

北海道、埼玉、福岡、大阪、千葉、広島、千葉、横浜、愛知、その他色んな地域から駆け付けた皆さん(一部魂だけの方を含む・笑)と、あの空間を共有できた事を感謝しつつ、一人寂しく、駅で買ったまい泉のカツ重弁当と、なだ万のウニたっぷりの食べるスープに舌包みを打ちながら、帰路に着きました。←ブルジョアですいません(^o^)

この2日間に関われた(残念ながらお会いできなかった方も含みます)全ての方々に感謝。

またどこかのライブハウスでお会いしましょう~。



横道坊主in下北沢

2012年07月22日 | 横道坊主
横道坊主の下北沢CLUB251ライブに行ってきました。

ワンマンで、ツアーファイナル、しかも熱さには定評のある下北沢。盛上らないわけがないでしょう!

数日前の名古屋とセトリは似ていたものの、生み出されたのはまた違った、熱い熱い音魂(おとだま)。全く違うライブかと見まがえるように感じられた事こそ、横道坊主の横道坊主たる所以なのでしょう。



新曲(CD未収録曲)も6曲も聴けたし、定番のあの曲達も、懐かしいあの曲達も楽しめました。予想の遥か上を行く、大満足な一夜となりましたよ。

7年以上横道坊主ファンをやってますが、ロードファイナル、ツアーファイナル、両方参戦できたのは今回が初めて!俺ぁ幸せです!

もちろん、その満足は、お馴染みの仲間や、久々に再会できた仲間たちのおかげでもあります。

某SNSで知り合ったファン仲間の方と、一年越しに初めてお会いできて光栄でした。

会場が地下だったので、携帯電話が圏外になってしまい、初顔合わせできるはずがスレ違い、叶わなかった方もいました。残念。※その節は失礼しました。次はぜひご挨拶したいです。

大阪で知り合ったマイミクさんと久々に再会できたのも嬉しかったです。

そして周りにはおなじみの友人や仲間達。

そんな素敵な横道魂たちと一緒に、参戦できなかった仲間たちから預かった横道魂を胸に、目一杯全力で拳(こぶし)を突き上げて来ましたよ。

終演後は仲間たちと焼肉屋で打ち上げ!ホテルに門限があったので、後ろ髪引かれつつも途中退席。ホテルまで3km、夜の東京を散歩しながら、日付が変わった少しあとにチェックインしました。

かくして、横道坊主の初夏ツアー“Go to ハル~ROUND.2~”は終幕とあいなりました。

ところがどっこい、宴はまだまだ続きます。翌日は、LSDプレゼンツ・チャリティロックフェス『希望の日』!

…そちらのレポは次回に譲りますね。

毎度の事ですが、横道坊主メンバー、スタッフの皆様、そして素敵な仲間たちに、心から感謝です。

ありがとうございました!