伊良部島サイクリング道中もそろそろ佳境です。なんつっても帰りのフェリーの時間が迫っています。このあと宮古島に戻り、まだいろいろ回らなきゃいけないのです。
とにかく伊良部島に来て外せないスポット、通り池に向かいました。海辺にあるこのスポットには、ゴツゴツした岩の上に架かる幅1メートル弱の渡り廊下で行くことができます。この廊下がなければ、一度転んだだけで大惨事必死ですよ。
で、通り池。渡り廊下を挟んで左右にそれぞれ大きい池があります。この池は実は底でつながっているひとつの池で、さらに海ともつながっているために、ダイビングスポットとしても有名なポイントです。透き通る海の中岩場をかいくぐる海底散歩。素敵だ。
最後にもう一箇所、島で一番高台にある展望台目指し出発。途中、宮古島市で一番高級と言われる、雰囲気抜群の海辺のコテージ群を寂しげに(?)横目で見つつ、中央斜線まではみ出す植物をよけながら、坂道をゆっくりこぎあがり、目的の牧山展望台に到着しました。
若干内陸にあるので、眼下に広がる浜辺や岬、というのが今ひとつ見えづらいのですが、それでも島の自然、対岸の宮古島、やはりここでもヤバ青い空と海は十分に堪能できましたよ。でも展望台のさきっちょで観光客カップルがイチャイチャしてて
ちなみに伊良部島と宮古島は現在フェリーで往来されているのですが、この2島間を橋でつなげちまおうという動きがあるみたいですね。伊良部島の手付かずの自然もちょこっと汚れちまうのかなあ、と思うのですが、汚している一番の原因の観光客のひとりである僕にどうこう言う資格はなく、どうせできるなら、いろんな面で良い方向に向かってほしいと願います。医療や教育などは間違いなく良い影響が期待できますし、一観光客視点で見れば、全長3450メートルの海上散歩はとても魅力的です。
その後、道に迷いながらも、携帯電話のEZナビウォークを駆使して、無事自転車を借りたゲストハウスに帰還しました。ここのオーナー、すごく気さくな方で、自転車一台借りただけなのに、港まで車で送迎してくれました。そんなことされたら次泊りたくなるじゃねーですか。一泊2000円を切る低料金も魅力のゲストハウスでした。