遅いことは猫でもやる

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南米旅行ーバヘリーニャスの交通手段

2017-08-04 00:30:48 | 行ってきました

自動車整備工場

観光客の交通手段

バギーもたくさん走る

街角

ロバの荷馬車

バヘリーニャスはレンソイス観光の基地として賑わうが、道路は凸凹である。未舗装部分も多く、一歩町の外へ出ると荒れ地を走ることとなる。観光客の交通手段は荷台にベンチを据え付けたトラックが定番で、河の渡しにはずらりとこんな車が並ぶ。

もちろん昔ながらのロバの荷馬車も見かけたが、それより数が多いのは太いタイヤをはいたバギーである。道路が悪いのでこんな乗り物が街を走るのだろう。

それやこれやで、街には自動車整備工場が結構軒を連ねる。こう見るとこの町は結構裕福なのかもしれない。観光客が沢山押し寄せるのか。しかしレンソイスは乾季はただの砂漠になってしまうので人気はもう一つだと聞く。これはこれで、一年を6ヶ月で過ごす良い身分かもしれない。

南米旅行ーレンソイスの河を行く

2017-08-03 00:28:06 | 行ってきました

河の船着き場

船に乗り込む

河を下る

レンソイスのセスナ遊覧飛行を終え今度は船着き場に向かい舟に乗ることになった。ホテルの裏手が船着き場になっている。高速のモーターボートに乗り込み、緩やかに蛇行する河を下る。乗客は我々とガイドだけである。私は昨日の酒が少し胃に残っていた。

川の両側に迫るジャングルに、いろいろな植物が繁茂し、ガイドから時折その説明がある。口紅の油脂の原料や、今話題の抗酸化作用のあるアサイージュースの素などだ。

40分ほど川を下り昼食場所に着く。ここはこのあたりの中継点らしく、結構観光客で賑わう。中国人も多い。船が頻繁に発着する。まるで海水浴場のビーチみたいである。

昼食はこの河で取れた魚を焼いたもので、美味しそうだったが、腹の調子が悪かったので私はパス。ここでハンモックで昼寝をすることにして、皆と別行動とする。

昼食場所のすぐ近くまで小型の猿が遊びに来る。ハンモックは思ったより快適で2時間位ウトウトとまどろむ。
皆は小レンソイス、大西洋、灯台、漁師町に行ってきたようだ。私も休んだら体調が戻ってきたようだ。

戻ってきた仲間と合流して一路河を遡りホテルへ。午後4時頃帰着。ホテルで一休み。昨夜はシーザースサラダ、鮭のグリル、米のラザーニアを完食し、大酒を飲んだこともあり軽い下痢を起こしたが、それでも夕食を食べに街に出た。体調はほとんど戻ってきている。

添乗員の遼馬君はこのあたりの友人の家に寄宿しているとのことで街には詳しい。小綺麗なレストランに案内され、ビール、フライド・タロイモ、ムール貝の揚げたものを乗せたサラダ、川エビのガーリック炒め、パイナップルを器にした米とエビのグラタンなど、とても美味しそうだった。

思わず手を出したが、昨日のこともあり、一口半くらいで止めておいた。この川岸のレストランは人気店らしく、我々が引き上げた9時半くらいには行列ができていた。外も人がたくさん出ている。風に当たりながらホテルまで戻った。


穏やかな河を進む

昼食場所(バストーラ)に上陸

美味しそうな焼き魚の昼食

身近に遊ぶ猿

ハンモックで昼寝

河を遡って帰還

南米旅行ー空からのレンソイス

2017-08-02 00:33:08 | 行ってきました

バヘリーニャスのホテル
街の外れにある飛行場

テイクオフ

レンソイスから帰った次の日(前夜は結構盛り上がってタロイモの酒カイピリーニャをしこたま飲んだ)は、セスナで空からのレンソイスの遊覧飛行に出かけた。

街の外れまで15分ほど走り小さな飛行場に着く。セスナが3機止まっている可愛い飛行場だ。年配のパイロットに若い女性の見習い飛行士が副操縦席に乗り込む。昨日30分以上かけて走った荒れ地を2,3分で飛んで、たちまちレンソイスの石英砂漠の上に来た。

真っ白な砂の中に比較的大きく映るグリーンの水があちこちに広がる。今季の雨季は水量が豊富だったのだろうか。自分たちの足で歩いた実感よりは、湖の面積が大きいような気がする。見渡す限りの砂漠と湖が広がる絵のような景色だ。この砂は石英の粉末で細かく、色も真っ白である。

セスナは右に左に傾き景色を見せる。砂漠に水が豊富にあるという不思議な景色でもある。白い砂と宝石のような青碧の水のコントラストが美しい。この湖の中には小さな魚がいるところもあるそうだ。乾季には干上がってしまう湖にどうやって魚がいるのか謎である。鳥が卵を運んでくるのか、地下水脈があるのか、その他の原因なのか、まだ解明されていないそうだ。地球にはまだまだこんな見たこともないところが一杯あるんだ。

不思議な景色を堪能して30分ほどの飛行を終えた。


空から見たレンソイスの景観

南米旅行ーレンソイス

2017-08-01 00:34:47 | 行ってきました

市内の店舗も水牛祭りの飾り付け

途中のドライブイン

裏手でココナッツを加工する住人

サンルイスのホテル8:30出発。昨夜が遅かったので眠い。朝シャワーを浴びるも洗面との間に間仕切りはない、洗面にものを置く台なし、コップもない。旧市街にあるグランド・サンルイスと言うこのホテルは周囲を旧宗主国ポルトガル時代の建物に取り囲まれている。石畳の街を鑑賞する間もなく、車は一路バヘリーニャスへ向かう。

途中にある市場もこれから開くようだ。水牛祭りの畑の飾り付けは教会前広場にもあり、このお祭りはかなり力をいれているようだ。カーニバルのミニ版か。途中一回休憩を挟んで、バヘリーニャス着1時半。ホテル:グラン・ソアーレはリゾートホテルらしく、レンソイスの基地になっている。ここらあたりでは立派な建物だ。遼馬君が手配をしたランクル・トラックが迎えにきたのでそれに乗り、途中、河のほとりで昼食をとり、レンソイスに出発する。同じように後部を改造しベンチを乗っけて上にテントを張った車が、前後を走っている


ホテルの部屋から庭を見る

昼食レストラン

レンソイス行きのランドクルーザー改造車

河の渡し

河の渡し(2)

河の渡し(3)

人間専用の渡し船

まずは川を横切る。手動感満載の移動桟橋に乗り込みオートバイ、人間混載で川を越える。発着とも人間が水の中に入って手で押したり引っ張ったりして岸から離したり、着けたりする。傍を人が乗る連絡船が通る。100mもないところなのに、何故橋を架けないかが不思議である。

船を降り、未舗装の赤い粘土道を進む。両側は1~2mの灌木。上下左右に激しく揺れ、アドベンチャー気分が高まる。しばらくすると道が幾筋にも分かれ、水たまりや池が出てくる。水の中でも車は大きく傾き、転倒するのではないかとハラハラするが、運転手は当たり前のような顔をして進む。渡し桟橋から20分位走って次第に白い砂地の道を走るようになった頃、30台位の同じような座席改造車が砂丘に止められている所に到着。

我々もここで車を乗り捨て、砂丘を登る。やがて眼前に広がるのはレンソイスの石英砂漠だ。青碧の水を湛えた大きな湖が点在する。足元の湖では大勢の人が水着姿で海水浴を楽しんでいる。ガイドのラエルシオ君によると手前から、ナマケモノ、エメラルド、青の湖と名前がついているそうだ。

真っ白な砂漠に青碧の湖はとてもきれいである。砂漠に水があると言うだけで驚きだが、その砂の白さ、細かさ、水の透明さは、今まで見たことがない。パンフレットや絵葉書以上の美しさである。モロッコのサハラ砂漠は砂はもっと赤い砂であったがこことは別の迫力だ。

陽が傾き始め夕焼けを期待したが、雲の状態が悪く焼けないので途中で引き上げる。たくさん止まっていた改造車も一斉に引き上げて、半数近くになっていた。


荒れ地の中の道をゆく

水たまりを横切る

タイヤがほとんど潜る水を越える

レンソイスの青い湖



夕暮れの砂漠

夜の渡し付近の賑わい

手動で動かす

帰り道は来た道を辿ったが、渡し桟橋の手前で渋滞しており、やがて日が暮れてきた。灯りがたくさん点いて手前に露店が出ている。これが結構流行っている。先住民にとっては大事な収入源なのだろう。渋滞通過に30分以上かかり、真っ暗に日が暮れてから河を渡り、ホテルへ着いたのは7時近くになっていた。