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ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ニッケイ

2017年07月23日 | 草木:公園街路

 子供の頃、小学校の周りにはイッセンマチヤグヮーなる店があった。1セント(当時の沖縄の通貨はアメリカドル)で買えるものを多く売っている店のことだ。和語にすると駄菓子屋のようなもの。そこにはニッキなる紙が売られていた。子供たちはその紙を買って舐めていた。舐めると良い香りの甘く爽やかな味がした。
 アップルパイに使われる香辛料のシナモンは、ニッケイでは無く、先週紹介したセイロンニッケイ、またはシナニッケイの樹皮から採れるものらしい。しかし、昭和の貧乏な子供とってはアップルパイよりニッキ紙がはるかに身近な食い物であった。

 同僚のOさんは私と同年代で、当然ニッキ紙のことも知っていて、その話をすると「あーあったなぁ、そんなの」と答えたのだが、「ニッケイの皮を剥いで、それを舐めたりもしていたよ」と、私の経験にも想像にも無い話をしてくれた。
 ニッケイは私の生まれ育った那覇には無いが、ヤンバル(沖縄島北部の通称)には自生がある。Oさんは今帰仁(沖縄島北部の村)の生まれ育ちで、ウチナーンチュのほとんどが貧しかった当時、ヤンバルの貧乏少年たちは木の皮を舐めていたようだ。
 
 ニッケイ(肉桂):公園・香辛料
 クスノキ科の常緑高木 原産地は日本、中国 方言名:カラギ、ガラギ
 名前の由来は資料が無く不明。桂はカツラと読んでカツラ科の落葉高木を指すが、「肉桂・木犀など、常緑の香木の総称」(広辞苑)ともあった。本種はその樹皮を漢方薬として中国で古くから利用されている。樹皮=肉と喩えたのかもしれない。
 カラギ、ガラギと方言名があるように沖縄でも古くから親しまれている。徳之島、沖縄島北部、久米島、石垣島に自生があるとのこと。花は淡黄緑色で、葉脇から円錐花序を出し、多数つける。開花期は4~5月。果実は黒褐色で、11~1月に熟す。
 高さは8mほどになる。葉は明瞭な3行脈を持ち、先は尖る。セイロンニッケイの葉は湾曲しているが、本種は湾曲していない。材は器具、下駄などに用いる。
 樹皮に肉桂油を含み芳香がある。その樹皮と根皮は薬用、香味料に用いるが、樹皮の香りはあまり無く、根の皮に強い香りがあるとのこと。
 別名ニホンニッケイ。日本の山地で普通に見られるヤブニッケイも同属、ヤブニッケイは種子から肉桂油を採り薬用とする。琉球列島固有種のシバニッケイも同属。
 学名は、ニッケイ Cinnamomum loureirii Ness.
 ヤブニッケイ Cinnamomum japonicum Sieb.
 シバニッケイ Cinnamomum doederleinii Engl.
 
 葉

 記:島乃ガジ丸 2012.2.1 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行
 『花の園芸大百科』株式会社主婦と生活社発行
 『新しい植木事典』三上常夫・若林芳樹共著 成美堂出版発行
 『花合わせ実用図鑑』株式会社六耀社発行
 『日本の帰化植物』株式会社平凡社発行
 『花と木の名前1200がよくわかる図鑑』株式会社主婦と生活社発行
 『熱帯植物散策』小林英治著、東京書籍発行


ナンバンサイカチ

2017年07月23日 | 草木:公園街路

 ほぼ毎週末、本を返し、本を借りるために図書館へ通う。家から徒歩10分少々の所に石嶺図書館はあり、雨の日や重い荷物を所持している時などを除いて、たいていは散歩を兼ねて歩いて行く。この糞暑い夏の日でも、ギラギラの太陽の下を歩く。もちろん、健康を目的とした、腿を上げ、腕を振りといった元気な歩行ではない。できるだけ汗をかかないよう、できるだけ陰の下をトボトボと行く、元気そうには見えない歩行だ。
 先日、東京で39度を越えた。千葉やらどこやらで40度を越えたなどと気温のニュースがあったが、沖縄ではそんな高い気温は無い。せいぜい33、4度というのが夏の間に数日あるかないかだ。それでも、炎天下では、ここ南の島の方が暑いと思う。気温は百葉箱の中、つまりは、陰で計っている。太陽の下では無い。晴れた日に、太陽の下で気温を計ってみよう。さすれば、国内では常に沖縄の気温が一番高いであろう。沖縄の日射の攻撃力は、東京のそれに比べてはるかに強い。と島人は確信している。

 図書館へ向かう行程の途中からはずっと、石嶺団地を左手に眺めながらの歩行となる。図書館の向かいもまた石嶺団地の一角となっている。その辺の団地の敷地内、図書館の斜め向かいの道路沿いに数本のナンバンサイカチが植栽されてあり、この時期、目を楽しませてくれる。一昨年ばっさりと剪定されて、昨年は花付が悪かったが、今年は咲いた。
 
 ナンバンサイカチ(南蛮さいかち):花木
 マメ科の落葉高木。国内では奄美以南に分布する。方言名:無し
 一般にはゴールデンシャワーという名前で知られている。黄金色の花が40~50cmの房状となって垂れ下がる様からGolden shower treeという英名となっている。和名のサイカチは、マメ科のサイカチ属のサイカチに由来すると思われるが、ナンバンサイカチはサイカチ属では無く、カシア属となっている。
 花期は4月から9月となっているが、今が盛り。この時期に花を楽しませてくれる高木は、他にシウンボク、ホウオウボク、サルスベリなどあるが、紅色のホウオウボクと並んで、その鮮やかさはまさに南の島の色、紅型の色、見事である。
 
 花1
 
 花2
 
 実
 
 白花種?

 記:2004.7.26 島乃ガジ丸 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行


ナンキンハゼ

2017年07月23日 | 草木:公園街路

 高校の頃からの長い付き合いである友人Tとは、今でも月に1回以上は会う仲である。その彼が、女房と娘の3人で大阪で長男とおち会い、家族で京都旅行をすることになり、京都へは何度も旅行している私を、「一緒に行かないか」と誘ってくれた。来月10月の初めということで、残念ながら日程が合わず、一緒するのは断念した。
 京都旅行、もしも行けるのであったならば、数年前から仏像に興味を持つようになったので、今回は彼らの思惑とは別に、仏像鑑賞が私の予定に入っていた。一緒する娘は可愛い19歳、夫婦の思惑とは別に、その娘と2人で大阪のユニバーサルスタジオへ行き、1日デートを楽しむ予定でもあった。つくづく残念なことなのである。
 私は概ね、年に2回の旅行をしているが、京都に限らず、旅行の楽しみは、まあ、酒と食い物は別格として、沖縄では見ることのできない景色を見ることもその一つである。冬の雪景色、春のソメイヨシノ、そして、秋の紅葉。
 雪は、沖縄には降らない。大昔に降ったという記録があるらしいが、地球温暖化が進むこの先、雪がふる可能性は極めて低い。ソメイヨシノは、接木もののソメイヨシノを十何年か前に手に入れたことがある。買ったその年は咲いてくれたが、徐々に花数が減り、4年後には枯れてしまった。沖縄の環境にソメイヨシノは合わないようだ。紅葉についていえば、沖縄にも紅葉する樹木はいくつかある。いくつかあるが、そのいずれも倭国のようにきれいな黄色や赤色にはならない。イチョウの木が近所にあるが、褪せた黄緑色にしかならない。沖縄で紅葉する木で有名なものは他にハゼノキとナンキンハゼがある。ハゼノキの紅葉は見たこと無いが、ナンキンハゼは金曜日の職場の近くにあって、何度か見ている。それもしかし、倭国の紅葉に比べるとそう鮮やかでは無い。
 
 ナンキンハゼ(南京黄櫨):公園
 トウダイグサ科の落葉高木 中国原産 方言名:トーハジ
 ハゼとあるが、ハゼノキと近縁では無い。ハゼノキはウルシ科で、全体の形も葉の形も似ていない。花も実も似ていない。それでも南京(中国産ということであろう)ハゼとはこれいかに。種子が蝋燭の原料になるということが両者の共通点。昔、蝋燭はとても大切なものだったので、その原料であることは、姿形より重要だったのだろう。沖縄でも同じ感覚だったようで、方言のトーハジのトーは唐、ハジはハゼの沖縄読み。
 種子から採れる油は蝋燭の原料にもなるが、石鹸にもなり、また、皮膚病の塗り薬ともなる。さらには、その根の皮は薬用として用いられる。本土のイチョウやモミジほどきれいでは無いが、沖縄には珍しい紅葉する樹木の一つ。
 
 花
 
 実
 
 紅葉

 記:島乃ガジ丸 2005.9.25 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行


ナギ

2017年07月23日 | 草木:公園街路

 植物にイヌという名前の付くものはいくつもある。イヌは犬のことを表す。犬にとっては「バカにしないでよ!」ということになるが、イヌは「劣ったもの」という意味を含んでいる。イヌツゲはツゲより少し劣ったツゲということになる。
 沖縄では庭木としても、木材としても一級品として扱われるイヌマキではあるが、それにもイヌが付く。ならば、イヌと付かないマキという木はさぞかし・・・と調べる。
 マキ(槙)は、「イヌマキ・ラカンマキ・コウヤマキなどの汎称」(広辞苑)とのことである。この中でコウヤマキは姿美しく、材も優れているためホンマキとも呼ばれるようだが、コウヤマキ科コウヤマキ属コウヤマキという世界に1科1属1種のみの植物で、マキ科では無い。普通、マキと言えばイヌマキのことを指すとのこと。イヌマキもけして、マキとして劣っているわけはないようである。では何故イヌが付くのかと言うと、スギの古名をマキと言い、杉に比べれて劣っているということらしい。確かに、人の生活の上ではスギは使い勝手が良く、利用価値も高い。まあ、スギには負けるか。

 イヌマキを調べている時にマキ科を調べ、「マキ科は、日本にはナギとイヌマキの2種が自生している」ということを知った。イヌマキが庭木として、柱材として、あるいはキオビエダシャクの食草としてよく知っていた私は、「えっ、2種しかないのか」と思い、もう1種のナギにも、「どんな木?」と興味を持った。であったが、長い間、ナギの実物に出会えなかった。それが、先月の四国の旅で、たまたま散策した高知城で出会った。
 
 ナギ(梛・竹柏):公園
 マキ科の常緑高木針葉樹 原産分布は和歌山以南、沖縄、他 方言名:ナジ、ナージ
 ナギという音は凪からきているのかもしれない。凪は「波がおだやかになること」(広辞苑)であり、「和ぎ」とも表記する。漢字の「梛」の那には「やわらかい」という意味があり、全体では「しなやかな木」(漢字源)を表すとのこと。年中緑の葉をつけ、姿がほとんど変わらないことから「落ち着いた、おだやかな」ということでナギと呼ぶようになったのかもしれない。以上は私のテキトーな推測です。念のため。
 葉に特徴がある。光沢があり、形は披針形で、平行脈がいくつも走っている。短い竹の葉のように見える。もう一つの漢字「竹柏」は漢名とのことだが、竹に似た葉を持つ常緑樹といったようなことではないかと思われる。
 高さ10mほどになる。日陰地に適するが、陽光地でも生育する。成長は遅い。花は淡黄色で小さく目立たない。開花期、本土では夏らしいが、沖縄では3月から4月。
 沖縄ではあまり見ないが、本土では神社などでよく見かけるらしい。樹皮が染色に使われ、材も床柱や家具に利用されるとのこと。
 
 葉
 
 幹
 
 沖縄産
 説明文に復帰20周年記念とある。17年経っているのにまだこんな・・・。

 記:島乃ガジ丸 2006.7.24 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行


トックリヤシモドキ

2017年07月23日 | 草木:ヤシ竹特殊類

 去年の6月、現場仕事に出て、昼飯を広い駐車場の木陰で取った。木陰を探してその駐車場を歩いている時に、甘い匂いがすることに気付いた。その匂い、初めてでは無い。これまでに何度も嗅いでいる匂いだ。何の匂いかと気になっていたが、近くに匂いのしそうな花は咲いてなくて、ずっと不明なままとなっていた。
 その時も、近辺に匂いのしそうな花は無かった。ただ、ある木の下を通った時に匂いは強くなった。その木はトックリヤシモドキであった。トックリヤシモドキは職場の庭にあり、近くの小学校の庭にあり、近くの街路樹にあり、ごく身近な木だ。ただ、トックリヤシモドキの花に芳香があるなんてことは聞いたことが無かった。
 甘い匂いが漂う中、トックリヤシモドキを見上げた。花が咲いていた。手の届かない高い位置にあるので、匂いがあるかどうか確かめられない。が、足元を見ると多くの花が落ちていた。小さな花だ。それらを集めて、手に取って匂いを嗅ぐ。何年も前から、何の匂いだか判らなかったあの匂いであった。「お前だったのか!」と心で叫ぶ。

 その後、いくつかの文献を読んでみたが、トックリヤシモドキの花に芳香があるなんて記述は無かった。こんなに匂うのに何でだろうと不思議に思う。
 花がたくさんつくので、当然、果実も多く生る。果実はオリーブほどの大きさ。これもそう強くは無いが甘い匂いがする。押しつぶしてみると大きな種子があったが、果肉はたっぷりの水分を含んでいた。美味しそうであった。しかし、どの文献にもトックリヤシモドキの果実は食用になるとは書かれていない。で、私も試していない。
 トックリヤシモドキだけで無く、同属のトックリヤシにも多くの果実が生る。こういった果実が食料になれば、沖縄の浮浪者は助かると思うのだが、どうなんだろう。
 
 トックリヤシモドキ(徳利椰子擬き):公園
 ヤシ科の常緑高木 ロドリゲス島原産 方言名:なし
 幹の中央部がやや膨れ、トックリヤシに似ているのでこの名がある。両者は同属で、葉の形、花の付きかたも似ている。全体的には、本種はトックリヤシより幹の膨らみが少なく、背も高くすらっとしているので区別がつく。
 陽光地を好む。高さは10mほどになる。小さな橙色の花が房状になって多くつく。花は芳香がある。開花期は3月から6月と文献にあるが、私の経験ではもっと長い。果実も多く生り、水分を多く含んで甘い匂いもするが、食用になるかどうかは不明。
 タイワンカブトムシの食害を受ける。
 学名は、トックリヤシ、Mascarena lagenicaulis L.H.Bailey
 トックリヤシモドキMascarena verschaffeltii L.H.Bailey
 
 花
 
 実
 
 完熟実
 
 並木

 記:島乃ガジ丸 2008.4.15 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行