去年(2018年)12月から始めた強め(軽めはそれ以前からやっていた)の筋トレのお陰か、1時期に比べると腰の痛みが軽くなっているのでこの1月は、1時間以上の散歩を多くやっている。7日から昨日25日までに9日間、あちらこちらの公園へ出かけ散策している。散策は腰のための運動でもあるが、私の趣味である自然観察でもある。
ちなみに、散策場所の公園を少し紹介しておくと、
吉の浦公園 中城村にあり家から車で20分 海浜
末吉公園 那覇市首里にあり家から車で30分 森林
西原運動公園 西原町にあり家から車で15分 隣接する農村公園は森林
浦添大公園 浦添市にあり家から車で25分 森林
海辺にある吉の浦公園では当然の事ながら海辺の植物を見る。オオジシバリ、キダチハマグルマ、ツルナ、ハマウド、ハマダイコン、ハマボッス、ホソバワダン、クサトベラ、モンパノキなどの花が咲いていた。山林の浦添大公園や末吉公園ではツワブキ、ハイキンゴジカ、ホトトギス、オオバギ、ククイノキ、タブノキ、テイキンザクラ、ネズミモチ、ヒカンザクラ、ベニツツバナ、ムラサキソシンカ、ヤブツバキ等の花が咲いていて、ナガミボチョウジ、ハゼノキ、イヌビワなどに果実が着いていた。
民家の庭にはキントラノオ、サンダンカ、ベンガルヤハズカズラなどの花があり、公園の花壇にはパンジー、コスモスなどいろいろな草花が咲き乱れていた。
これらの公園散策で多くの花を見、蝶を見、鳥を見ている内に「もうすぐ春だなぁ」と思い、「今年は暖かいからいつもより早いのかもなぁ」と思い、「いやいや、冬でも花が咲き蝶が飛ぶのは、南の島沖縄では普通だったっけ」と思い直し、「そういえば花のカーニバルって今頃の行事だったっけ」と思い出す。ネットで確認する。それによると、
第36回 沖縄花のカーニバル2019
開催日時 2019年1月19日(土)~5月6日(月)
開催場所 沖縄県内各地
とあった。海洋博公園だけでなく、本部や名護の桜祭りなども含まれるようである。第36回であれば、私がまだ青春していた頃からやっていたわけだ。そういえば、私も若い頃に2、3度海洋博公園の蘭博覧会や本部八重岳の桜祭りへ出かけたことを思い出した。
私の散策場所のサクラはまだ1~2分だが、名護や本部、今帰仁のヒカンザクラはもう五分咲きくらいだろうか、私は白に近い花色が好きだが濃いピンクも見応えがある。そして、花のカーニバルはサクラだけではない、あっちこっちでいろんな花が咲き、全県的な花祭りだ。ということは、沖縄の冬は花の季節といっていいのだろう。冬は雪景色でモノトーンの世界になるという地域の方はぜひ、カラフルな冬景色を楽しめる沖縄へいらっしゃい。と、沖縄県観光課に頼まれたわけではないけれど、宣伝しておきます。
上記の草木は全て写真を撮り、その他アキノノゲシ、シロツメグサ、タンポポ、ツワブキなどの野草、キンレンカ、クササンダンカ、ニチニチソウなどの花壇草花の写真を多く撮ったが、数があまりに多いので、以下紹介するのはその一部です。
以下、暖かい冬のせいか開花期とずれているが、今が盛りのように咲いていた花。
記:2019.1.26 ガジ丸 →沖縄の生活目次
参考文献
『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行