ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

オオキバナカタバミ

2017年07月30日 | 草木:草本

 去年の1月なのでほぼ1年前のこと、南城市の小さなを歩いていると、黄色い帽子をかぶった少年が一人でポツンと立っていた。迷子かと思って、
 「どうしたんだ?お父さんお母さんは一緒じゃないのか?」
 少年は黙って首を横に振る。辺りを見ると、すぐ傍の建物が保育園だ。そこの園児かもしれないが、しかし、保育園には誰もいない。
 「友達や先生も一緒じゃないのか?」
 「みんな、どっかへ行った。」
 「君一人、残されたのか?」
 「置き去りっす。」

 カタバミの類、カタバミ、ムラサキカタバミ、アカカタバミなどは畑のやっかいものとなっているが、カタバミの類、属名のオキザリスという名前で、草花として園芸店で売られているものもある。私の散歩道にある民家の花壇などでは花色が純白のもの、葉が大きく赤紫をしたもの(どちらもまだ調べていないので名称不明)などがある。今回紹介するオオキバナカタバミも花壇草花として扱われるものの一つ。
 私の家の近辺ではなく、南城市の小さなの、保育園の庭で見つけた。なお、その黄色い花は群生していて、一人ぼっちで置き去りにされていたわけではない。
 
 オオキバナカタバミ(大黄花片喰):花壇
 カタバミ科の多年草 南アフリカ原産 方言名:なし
 取っても取ってもきりがない畑の腹立つ雑草カタバミの仲間。他のカタバミに比べ草丈が大きく、花色が黄色いことからオオキバナカタバミ(大黄花片喰)という名。
 ごく小さいながらも畑をやっている私にとっては、カタバミは憎き奴。畑にカタバミの仲間は、カタバミ、ムラサキカタバミ、アカカタバミがあり、中でもムラサキカタバミは除去しにくいので頭痛の種となっている。種では無く、塊根が鬱陶しい。
 本種もまた塊根を持つようで、文献には「畑の害草となっているムラサキカタバミと同様の繁殖方法。植える際には注意が必要。」とあった。だが、本種があちこちに蔓延っているのを私は見たことが無い。沖縄の気候が本種にとってピッタシ合うものではないのかもしれない。よって、他のカタバミよりは繁殖力が弱いのかもしれない。
 茎が地中を這って広がり、一面を覆うように葉が茂る。葉は他のカタバミ同様、三出複葉。長い葉柄が地面から多数伸びて、その先に花が数個ずつ付く。花は明るい黄色。開花期、文献の写真は6月、私の写真は1月、沖縄では長い期間咲いているようだ。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2009.2.8 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行


オウギバショウモドキ

2017年07月30日 | 草木:ヤシ竹特殊類

 先週紹介したオウギバショウは2、3年前に末吉公園で発見し、写真も撮ってあった。先月5月に、イジュの写真を撮りに読谷村へ行った際、イジュの木のすぐ傍にオウギバショウを発見した。先週の写真はその時のものだが、じつは4月にも末吉公園へ行き、オウギバショウの写真を撮り直してあった。その時の写真も2、3年前の写真も写りが悪かったので、読谷村でのオウギバショウの発見はラッキーなことだったのだ。 
 4月の末吉公園は無駄足だったのかというと、そうでは無い。これまたラッキーなことに、オウギバショウのすぐ近くにオウギバショウモドキがあるのを見つけた。この2、3年の間に何度も植物図鑑に目を通しているお陰で、まだ見ぬ植物の姿も記憶にあったのである。2、3年前には気付かなかったオウギバショウモドキ、すぐにそれと判る。
 オウギバショウモドキがゴクラクチョウカと同属であり、「花は白く、形はゴクラクチョウカによく似る。小さい頃の茎もゴクラクチョウカに似ている。葉もゴクラクチョウカをちょっと広くした感じ。」であることも記憶にあった。花がそうであることを確認し、そして、株元まで行き、若い茎がそうであることも確認した。私自身が、違いの判るオジサンになりつつあることも確認して、満足の行く末吉公園散策であった。
 
 オウギバショウモドキ(扇芭蕉擬き):公園・添景
 バショウ科の常緑多年草 南アフリカ原産 方言名:なし
 見た目がオウギバショウに似ているからオウギバショウモドキ(扇芭蕉擬き)という名前。別名をタビビトノキモドキ(旅人の木擬き)と言うが、これも同じ理由。
 しかし、オウギバショウはタビビトノキ属で、本種はストレリチア属。葉と葉の出方はオウギバショウだが、花はストレリチア属のゴクラクチョウカに似ている。花色が白いので、シロゴクラクチョウカという別名もある。
 小さい頃の茎や葉もゴクラクチョウカに似ているが、成長すると茎はバショウのそれと同じくらい太くなる。葉も幅が広くなってバショウにそっくりとなる。
 オウギバショウは幹が木質化しているが、本種はゴクラクチョウカと同じく草本で、常緑多年草に分類されている。庭木としては常緑中木として扱う。
 高さ6~10mで民家の庭にも使いやすい。葉は幹の頂から扇状に左右に開き、これがオウギ(扇)の形。ゴクラクチョウカに似た白い花を咲かす。開花期は周年。
 学名はオウギバショウモドキ Strelitzia alba Skeels
 オウギバショウ Ravenala madagascariensis J.F.Gmel
 
 花
 
 株元

 記:島乃ガジ丸 2008.6.2 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行


エンレイハマオモト

2017年07月30日 | 草木:草本

 一時期涼しくなって、今年は夏の終わりが早いと思っていたら、9月になって暑さがぶ り返した。無風の日々も数日続いた。クーラーを使わない信条の私は、家で汗をかき、職場で汗をかき、車の中で汗をかき、飯を食って汗をかき、糞をして汗をかいていた。
 10月に入ってやっと本格的な秋風が吹いた。夏の間大量の汗をかきつつ、動植物の写 真を撮るため、そして、健康のためにと散歩を続けていたが、秋風が吹けば散歩も極楽娯楽だ。曇り勝ちの日ではあったが、10月のある日の午後、浦添大公園を散歩した。
 公園の一角にある浦添城址を先ず散策する。そこの駐車場から浦添大公園の東端の駐車場に行く途中、実物を見たことは無いが、図鑑の写真を覚えている植物を発見した。公園の駐車場に車を停めて、歩いてその植物のあるところまで戻る。「あー、確かに、植物図鑑で見覚えのある花だ。」と確信するが、名前は覚えていない。姿は特徴あるが、名前はきっとありふれているか、覚えにくいかのどっちかなのだ。・・・後者であった。
 
 エンレイハマオモト(延齢浜万年青):添景・花壇
 ユリ科の多年草 スマトラ原産 方言名:なし
 エンレイソウという同じユリ科の多年草がある。広辞苑によると、延齢草という字が充てられ、「果実は食用とし、また根茎を乾したものを延齢草根といい、胃腸薬とする。」とある。延齢は「寿命を延ばすこと」(広辞苑)のこと。健康に良い食べ物、または薬ということであろう。エンレイソウを知らないので、本種がエンレイソウに似ているかどうかは不明だが、また、本種が「寿命を延ばす」役に立つのかどうかも不明だが、エンレイという言葉、証拠は無いが延齢とした。他に艶麗という字も候補としてある。
 高さは60センチから1メートル。全体の形、葉や花茎もハマオモトに良く似ている。花の色形が少し違う。大きくて花弁が垂れ下がり、色は赤紫色。
 開花期についての資料は無いが、文献の写真は8月で、私の写真は10月、ということで、開花期は夏から秋ということにしておく。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2008.11.8 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行


ウロコマリ

2017年07月30日 | 草木:草本

 首里にある末吉公園を時々(年に数回程度)散歩している。そこは、沖縄島南部の原生林が残っていて、自然観察にはもってこいの公園。散歩しながら、いろいろな植物、あるいは、そこを住処とする動物の写真を撮らせてもらっている。
 散歩の際、私は概ねキョロキョロしている。俯いて足元の草を見、顔を上げて木々の枝葉を見る。右を見、左を見、時々振り向いたり、民家の庭を覗いたりもする。まるで、挙動不審者である。私の散歩した辺りで何か事件が起きたら、疑われるに違いない。
 「確か、この男です。」
 「間違いないですか?絶対ですか?」
 「絶対かと言われるとちょっと、確信は・・・。」
 うろ覚えの証言で重要参考人となった私は、警察の取調室で、刑事に尋問されるが、身に覚えの無いことなので、わけが判らず、うろ困りするに違いない。

 ちなみに、「うろ困り」などという言葉は無い。「困る原因が何なのか不明なのに困っている状態」を表現してみた。ウロコマリという植物はある。末吉公園の原生林の立ち並ぶ足元を見ながら歩いていると、独特な形の穂と小さな白い花に気付く。
 
 ウロコマリ(うろこまり):下草
 キツネノマゴ科の多年草 沖縄に分布 方言名:なし
 名前の由来については文献に無く、不明。しかし、ウロコは、花穂が鱗をまとっているように見えるので、鱗だと思われる。ウロコという日本語は鱗以外に無いし。マリは毬とか鞠とかになる。ただ、花穂も花も葉も毬のようでは無い。
 もしかしたら、ウロとコマリに分かれるかもしれない。ウロは虚、どこか虚ろな花、コマリは小毬、ただ、花が虚ろには見えないし、花穂も花も葉も小毬のようでは無い。
 原産分布についても文献に記載が無く、詳しくは不明。ただし、『沖縄植物野外活用図鑑』の『山地の植物』にあったので、沖縄には産するようだ。
 高さは40センチ内外で、茎が硬く、直立する。石灰岩地域(沖縄島南部など)の森林の中、足元に多く見られる。
 枝先または葉腋から短い花柄を出し、その先に5センチ内外の穂状花序をつけ、花序から白色の小さな花が数個ずつ顔を出す。開花期についても資料が無いが、文献の写真は2月。私の経験では、末吉公園のものは晩秋から春先まで咲いている。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2009.2.18 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行


ウマノアシガタ

2017年07月30日 | 草木:草本

 2010年8月、沖縄の文化風俗を研究している神奈川在の友人I氏のお供で今帰仁城址を訪ねた。彼が資料室で調べ物をしている間、私は今帰仁城址の散策。
 その時に「ウマノアシガタ」と書かれた札を見つける。名前が面白いので興味を持ち札のある近辺を探す。植物は多く生えていた。サシクサ(センダングサ)の類、ナガエコミカンソウが蔓延っている中、どれがウマノアシガタなのか判らなかった。取りあえず札近辺の写真を撮って、家に帰ってマジマジと観たが、それでも判らなかった。
 調べると、ウマノアシガタは絶滅危惧種とのこと。「ならば、もっとよく探して、写真を撮っておくんだった」と後悔したが、後の祭り。

 アパートの近所に八百屋さんがあって、たまに行く。野菜は自分の畑の分で間に合っているので、私が買うのは主に玉子、新鮮な玉子がそこで手に入る。
 その八百屋には、鉢物の果樹、野菜、草花なども置いてある。去年(2013年)、そこでパパイアの苗を買っている。ホームセンターで買うより安かった。
 今年の2月にはそこで鉢植えの花物、違う種類の植物を1鉢ずつ購入した。私の畑には食える物だけを植えるつもりでいるが、その花物は食えるものでは無い。食えないものを購入し、翌日には畑の一角に植えた。食えないものを植えたのは何故?かと言うと、両方とも鮮やかな黄色い花を咲かせていて目立っていたのと、名札に絶滅危惧種と書かれていたから、という他に、1鉢はウマノアシガタだったからという理由による。
 
 ウマノアシガタ(馬の足形):鉢物・装飾
 キンポウゲ科の多年草 全国に分布 方言名:不詳
 名前の由来は『沖縄植物野外活用図鑑』に「葉の形が馬の蹄に似ていることから」とあった。馬の足をマジマジと見たことが無いので自信を持っては言えないが、葉の3つに別れた小葉の1枚がそう見る。ただ、馬は奇蹄類で、この小葉は先が割れている。
 沖縄の植物を紹介している『沖縄園芸大百科』にはウマノアシガタとしかないが、広辞苑でウマノアシガタを引くと「キンポウゲの別称」とあった。キンポウゲを引くと、金鳳花と漢字表記があり、別名としてウマノアシガタ、コマノアシガタとあった。コマは駒でウマと同意。キンポウゲの名の由来も資料が無く不明。
 高さは50センチ程度。葉は初め根生状に出、根生葉は長い柄を持ち、3つに深く切れ込む。根生葉の中央から数本の花茎を出す。花茎につく葉は小さく線形。
 花茎の先に数個の花を着ける。花弁の色は金属光沢のある黄色、開花期は3月から6月とのことだが、私が購入したものは2月中頃から咲いていた。花弁は普通5弁の一重で、まれには八重咲きのものもあるとのこと。冬場は地上部が枯れるとのことだが、それはおそらく倭国での話で、温かい沖縄では冬場でも葉をつけているようだ。
 『沖縄園芸大百科』に「沖縄での分布は極く一部に限られている」とあり、それで「絶滅危惧種」なのかもしれないが、「地植えにすると、どんどん増えて群生する」ともあって、「群生するのに絶滅するのか?」と少々疑問を持った。『沖縄植物野外活用図鑑』には「沖縄での分布は、伊江島と本部半島に限られているようです」と具体的な地域が記されているが、その辺りの環境が他所とどう違うのかも不明。茎葉は有毒とのこと。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2014.3.13 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行
 『花の園芸大百科』株式会社主婦と生活社発行
 『新しい植木事典』三上常夫・若林芳樹共著 成美堂出版発行
 『花合わせ実用図鑑』株式会社六耀社発行
 『日本の帰化植物』株式会社平凡社発行
 『花と木の名前1200がよくわかる図鑑』株式会社主婦と生活社発行
 『熱帯植物散策』小林英治著、東京書籍発行
 『花卉園芸大百科』社団法人農山漁村文化協会発行
 『ニッポンの野菜』丹野清志著、株式会社玄光社発行
 『藤田智の野菜づくり大全』藤田智監修、NHK出版編
 『やんばる樹木観察図鑑』與那原正勝著、ぱる3企画発行
 『熱帯の果実』小島裕著、新星図書出版発行
 『熱帯花木と観葉植物図鑑』(社)日本インドアグリーン協会編、株式会社誠久堂発行