今年の秋は、いろんなところで桜の花を見る機会がありました。コブクザクラ・十月桜・冬桜と、花の名前は違っています。というわけで、同じ種類の桜ではないようです。でも、春の多種多様のあでやかな桜とは違い、初冬に見る桜は、花も小型で、花弁も薄い色のひっそり咲いている、といった感じの桜たちです。
昨日ごらんいただいたと同じ皇居東御苑に咲いていた、十月桜です。少し離れてみると、ピンクのいわゆる桜色です。でも、近くから見ると、やはり花弁は色が薄いように思われます。近くでよく見てみると、まだまだ固く閉じてはいますが、もう春に備えた葉の芽がついています。備えはちゃんとされているようです。