気まぐれ日記

カメラを持って、花を主とした写真を撮っています

枳殻(からたち)

2008年05月30日 | はな

赤城自然園の花が続きますが、ご容赦ください。最近は、あまり出かけませんし、花もそれほどたくさんある季節ではないと思いますので。

からたちの花で思い出すのは、次の北原白秋作の詩です。山田耕筰氏の作曲になる小学校の唱歌で習った歌です。

    からたちの花が咲いたよ
    白い白い花が咲いたよ



    からたちのとげはいたいよ
    青い青い針のとげだよ

上の写真でも、とげは良く写っていますが、次の写真には冬の時期なので、花はもちろん、葉も全くついていません。このような木なので、垣根として植えられたのでしょう。この写真は、昨年1月京都の?成園(しょうせいえん)という、東本願寺飛地境内庭園で見たからたちです。とげの絡み合った様子が、よくおわかりいただけると思います。



?成園は、周囲にはこのように枳殻(からたち)が植えられていたことにより、枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれていたのだそうです。

コメント
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