今年も12月17日より19日までの三日間、浅草寺では納めの御縁日が行われています。一般には、「羽子板市」の名の方がよく知られているのでしょうが。
浅草寺仲見世通を辿っていくと、正面には、2年間にわたって鞘堂がかけられて行われていた修復工事が、この11月末日を以て予定通り滞りなく竣工したとの書き込みが見られました。屋根瓦も、軽量のチタン瓦に葺き替えられ、随分軽量化がなされ、耐震性も改善されたと言うことです。
まず修復成った浅草寺本堂で、今年一年の御礼と同時に、来年への希望をお祈りいたしました。本堂には、例年のとおり、奉納された羽子板が飾られていました。
この工事完了がどう関係しているのかは不明ですが、昨年までとは羽子板市の出店状態が随分変わってしまっています。昨年までは、この仁王門前にもお店が並んでいたのですが、今年は全く見受けられません。
では、お店は一体どこへ行ってしまったのでしょうか。次の写真は、浅草寺本堂向かって左(西側)の風景です。事情は不明ですが、今年はこちらにお店は引っ越してしまっています。余り落ち着いて撮ってはおられませんので、適当に年末の一風情、と言うことで撮ってきました写真で、ご容赦をお願いいたします。