今日7月16日は「海の日」という祝日です。では、海の日とは、一体どのような祝日なのでしょう。
海の日は、1995年(平成7年)に制定され、1996年(平成8年)から施行された日本の国民の祝日の一つです。制定当初は7月20日でしたが、2003年(平成15年)の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)により、7月の第3月曜日となったのだそうです。
祝日化される前は海の記念日という記念日でした。海の記念日は、1876年(明治9年)、明治天皇の東北地方巡幸の際、それまでの軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」によって航海をし、7月20日に横浜港に帰着したことにちなみ、1941年(昭和16年)に逓信大臣村田省蔵の提唱により制定されたのだそうです。
それはともかく、この海の日にちなんだ行事は、と言うことで、「日本丸(一世)」が係留されている横浜みなとみらい地区へ行ってきました。この日には、年間12回も実施されている「総帆展帆」を見ることが出来ます。九州地区では連日のごとく大雨の被害が出ていますが、今日は横浜でも31度強と真夏日となりました。
最初は丸裸状態の、船尾方向から見た日本丸です。
10時半から、かつてこの日本丸の船長であったという望月氏の司会で、総帆展帆の行事が行われます。また、総帆展帆作業は、男性59名、女性34名、あわせて93名のボランティアの方々によって執り行われます。
総帆展帆作業に先立って、「登檣礼(とうしょうれい)」が行われます。ヤ-ドと言われる帆桁の上で、安全ベルトを使用して安全を確保した作業が行われます。船首にあるバウスプリット先端にいる女性の号令により、ある規則に従って、フォアマスト、メインマスト、ミズンマストの3本のマストにはそれぞれ6枚計18枚と、これら3本マストと、後一本のシガーマスト間にあげられる縦帆計11枚、あわせて29枚に及ぶセイルが張られていきます。
見物の方は、日本丸の周囲思い思いのところで、カメラを構えて見学していました。私は日陰になるいすにかけて、見学させていただきました。それでも、真っ赤になるくらい腕は日焼けをしていました。
暑い中、日本丸へお越しくださいましてありがとうございました。 私は登檣礼の時、バウスプリットで号令をかけていた者です。 身近な人が来なかったため、当日の自分がどんなだったかを探してたどり着きました。 こんなに細かく総帆展帆のことを書いてくれてすごく嬉しいです。 また機会がありましたら、是非ともお越しください!! それでは、画像を頂きました。失礼しますm(__)m
有り難うございます、と申し上げるのは私の方です。このほかに一枚、もう少しアップの写真がございます。差し支えなければ、メールアドレスを教えいただければ、差し上げます。
本当ですか!?
ありがとうございます!!
一度きりのチャンスですので、もう二度とあの場所に立つことはありません。そう思うと写真がないことがものすごい後悔と言うか、寂しく感じてました。
そのお心遣いに深く感謝いたします。
帆を開いて最後に皆さんに挨拶した時も先端に立たせてもらったんですよ(*´∀`)
これからメールアドレスを記載いたします。
もし可能でしたら後で削除をお願いしますm(__)m
お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いします。
海うさぎ