心は、青春!

「青春とは、人生の青年期ではなく、向上心を持ち努力を続ける心の在り方!」と言うサムエル・ウルマンの詩に感銘を受け命名。

フォステクス「FE103En-S」を見つめながらのつぶやき

2010-05-24 05:07:08 | オーディオ
比較的安価で、(高品質の音を聴かせてくれると気に入っている)フォステクスの新製品「FE103En-S」が、ようやく届きました。

旧来の違いとはさほど無いように見えましたが、見れば見るほど変更点が見つかり、音の変化が楽しみになってきています。


今までは、コーン紙にリード線が付き、フロント側からボビンへと繋がっていました。

FE108E-Σ・・・・振動系重量2.7g、振動系直径8cm、マグネット重量400g



FE126E・・・・振動系重量2.8g、振動系直径9.2cm、マグネット重量440g



FE103En-S・・・・振動系重量2.5g、振動系直径8cm、マグネット重量443g

コーン紙前面からは、リード線の穴埋めが見あたりません。


エッジの形状も変わっています。

FE108E Σはタンジェンシャルエッジと言っていた様な・・・・。



FE126Eのエッジはコルげーション。



FE103En-Sではダブルコルげーション!

振動部分は直径8cmとFE103Enと変わらないが、重量は2.5グラムと0.05gの減少(誤差?)。
マグネットは、オーバーダンピングで人気のあるFE126Eと同等。Q0が0.2と言うことはバックロードなど何らかの負荷をかなりかけられると言うことのようだ。


旧来のフォステクスの製品には、1kHzに凹みがつきまとってきた。
これはエッジの逆共振が影響していたのだろうか?


今日届いた製品カタログには、600Hzにやや急な凹みが記録されている。
更に、500~1kHz辺りの凹みが連続しているのが周波数特性から読み取れる。
相変わらず2kHzを持ち上げて、FEシリーズの特徴も持たせていると言うことだろう。

世界一のスピーカーユニット造りのメーカーが満を持してのユニットです。
それなりの思いを込めて、箱の図面引きに入ります。


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