2月22日、羽村市「ゆとろぎ」で開催中の「北の国から」写真展を見学に出掛けた。
日曜日なので少し早めに出発するが、道路ががらがら、
一寸早く着き過ぎた。
小一時間あるので、玉川上水を見に回り道・・・・。
おっ、此処だと多摩川と両方見えるぞ!!
と、入った交差点の先は、右も左も鉄パイプが立っており、行き止まり・・・・・。
Uターンをして、しばらく進むと、車が停められそうな場所を発見、
「しんぼりばし」とあります。

一寸した空き地に車を停めて、玉川上水を初めて撮影!
下流

同じくしんぼり橋の上から上流側

100m進んで、21cm下がるという絶妙の設計が、穏やかな流れを作りあげています。
多摩川側にある小高い丘から、しんぼりばし方向を見下ろす。

一寸早めに切り上げ、細い路地を抜け、目的地へと向かいます。
そして、会場の「ゆとろぎ」へは40分程早めに到着。
200名ほどの方が、写真展会場方向へ行列をされている。
こんなに人気があるのか!!
と、驚きながら進むと、今回の写真展でお世話になったSZ様と遭遇。
「大勢のお客様は、羽村市専用の商品券を買い求められているのです。
写真展へも来て頂きたいのですが、・・・・。」
会場入り口付近で、

全作品をしっかり確認、仕上がりはまずまずと自己満足をして見学は終了。
昨年お世話になったTさん・Sさんと会場でお会いできました。
昼食のお誘いを戴きましたが少々早い!
「羽村堰を見に寄ってから昼が丁度くらい!」
と言われ、fumi-Gの古い車に同乗、羽村市郷土博物館へ到着、

時間一杯見学をします。
羽村市郷土博物館は、T様と懇意なK様が館長、
内部を大変わかりやすく説明して頂きました。
先週と今週、NHK Eテレ「知恵泉」で紹介されている玉川上水を見て来たので、絶好のタイミング!!
(内部の写真撮影は禁止。)
後ろ側の庭にある門は、大菩薩峠(全23巻)を執筆した中里介山家の正門が移設されている。

その裏側には、古民家「旧下田家」も移設・保存されていました。

正面から、パノラマ撮影

昔(fumi-Gの子供のころ)の家がそのまま残っている感じ。
内部には囲炉裏があり、専門の方が常駐され、火を燃しておられた。
自然の木が燃える時に出る煙には防虫などの効果があるそうです。
そして、いよいよ本日のメイン・羽村堰の実物を見学します。
堤防に上がり、多摩川右岸より左岸にある羽村堰方向を見る。

左側の上流から流れてきた水は、此処へぶつかり、やや穏やかな流れになった水が羽村堰へ向かう。
流れを弱くするための仕掛けが、右岸の河川に設置されているのです。
手前の河川敷にあるのは、牛枠と呼ばれる流れを調整する道具。

堤防に接地されている案内板

身近な浅川で作業している橋脚補強の工事は、開始後既に数か月、完成は来年の春と表示されている。
玉川上水は、羽村から四谷大木戸までの大凡43kmを8ヶ月で完成したらしい。
短期間に成功させたことも凄いが、一番驚くのは、水が常に変化を続けていることに対する対応力の凄さ。
堰を壊さないよう水量に応じた対応に驚愕します。
平成の技術者より、江戸時代の人の方が水の恐ろしさと、使い方をわきまえている様に思える。
自然との共生を具体的な形として見せられて居る「玉川上水」、
大いに学ばせてもらう教材です。
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