06年に68歳で亡くなった橋本龍太郎元首相の「七回忌の会」が1日夜、東京都内のホテルで開かれ、自民党の谷垣禎一総裁や河野洋平前衆院議長ら約300人が出席した。会に合わせ、政策通で知られた元首相ゆかりの人たちがつづった追悼集「61人が書き残す 政治家 橋本龍太郎」(文芸春秋)も発刊された。
橋本氏は97年に消費税を5%に引き上げた際の首相。河野氏はあいさつで、消費増税法案をめぐり勝負どころを迎える谷垣氏に「物事をやる時は、すべて総裁に白紙委任する態勢を作り、自分の判断と責任で一発で決めてほしい。橋本さんはそれができた」と激励した。
谷垣氏は「身のすくむ思いだ。総裁として必ず次の(衆院)選挙に勝つ」と述べ、私立麻布中・高の先輩でもある元首相の遺影の前で政権奪還を誓った。【坂口裕彦】
新聞社のニュースでアップされていた橋本龍太郎元首相の「七回忌の会」に参会された「K」様から、
「昨日の執筆者の食事会に参加したが、本を貰ったので届けに来た。」 と、本を頂いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/1d/3f2d13db3c9e02f134a605da998e2fa9.jpg)
K様は、長年に渡り総理大臣専属カメラマンをされていた著名人。
この本の写真も殆どを撮影されており、記事も書かれておられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/bb/62519c276a7af767d5f5258bb48c7e3a.jpg)
執筆者は、中曽根元総理や村山富市元総理、河野洋平氏などそうそうたる顔ぶれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/54/9874ea3f7e225b903be80338dfaa7811.jpg)
この本の編集幹事をされた萩野誠氏によると、
「働き盛りの68歳という若さで亡くなられた為、我々が知りたかった事実が分からない、とか、
橋本さんが「書き残しておきたかった。」であろうことをご本人に替わり後世に伝えたい。
或いは、夫が、父親がどのような思いで仕事をしたのか知りたい、と言うご家族の思いもあった。」
そんな主旨の想いが巻頭を飾っています。
私が読ませて頂いている内、驚きは現在NHKのニュースキャスターをされている大越健介さんも寄稿!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/e7/5b02fc633770a49c758728478a2cf291.jpg)
さらっと流す中に、思いの丈を散らす「大越流」が、垣間見えるようで、味わい深かった。
それにしても、橋本龍太郎氏はNHKの記者の奥様にも気を配られていたとは・・・・・。
気を使われすぎて生命を縮められたのではなかろうか?
個人的には、総理大臣になられたときプリントを受注、あまりにも大量で、有り難かった。
数週間後、「写真作成でお世話になりました。」と岡山のお土産を届けて頂いた。
勤務先がお世話になっているのに、逆に気を使われのに驚いた。
もう一つの思い出は、エイリツィン大統領との川奈会談。
一泊しかされないため、プリントを東京まで持ち帰る時間がない。
会談の記録写真を帰国時にお渡しすると言う要望があり、初めてのデジタル撮影・プリントに決まった。
市販品の最高画素機(200万画素)を日本コダックより借用しテストしたが、不合格。
試作機が600万画素があるというので無理矢理拝借、更にコダック社の昇華型プリンターとセットで
お借りして会談の行われた川奈ホテル内で、補正とプリントをさせて頂いた。
二日目の朝には、海に小舟で釣りに出られた。
その光景を撮影されたものを、テスト無しで出力、アルバム一冊だけをお届けすると、
エリツィン大統領はたいそう喜ばれ、橋本総理には見せないで小脇に抱え、食事を続けられたとか・・・。
少しはお役に立てたこともあったと懐かしく思い出す橋本総理です。
6月1日の会合に飾られた写真、奥様お気に入りのカットを、
勤務先でネガスキャン、色調整、ラムダ出力、パネル加工まで、
全て社内処理で完成させたものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/75/52006ed81f650202e2849a0d33fa9809.jpg)
撮影をされたK様よりデータを頂きまして、「心は青春!」で、是非紹介してくれ、とのご依頼です。
写真をプリントさせて頂いて、「なかなか良かったよ!」と言って頂ける等、とても嬉しい一日でした。
写真が大好きで、記憶に残る「みだれ髪」と言われる写真も、フィヨルド海岸を撮影されていたときの一瞬だったようです。
橋本総理「七回忌の会」が、開催されたのは「写真の日」でもありました。
今は少なくなってしまった「志のある政治家」の早すぎる逝去を悼みます。
ご存命であれば、東北大震災や原発事故をどのように対応されただろう。
被災者の気持ちになられ、みだれ髪で救済に当たられたに違いないと思います。
改めてご冥福をお祈りします。
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