前参議院議員のガーシ氏(51歳)が滞在先のドバイから強制送還され逮捕された。
ガーシー氏は旅券失効後も、王族との縁故による特別の滞在ビザでUAEに留まっていたが、突然に「貴方はUAEには居られない」と通告されて、着の身着のまま日本直行便に乗せられたとされているので、事実上の厄介払い・国外追放・強制送還であろう。伝えられているところでは逮捕後に「(暴露配信が)違法とは知らなかった」と弁護人に語っているとされるが、氏の「確信的に刑務所の塀の上を歩いて来た」かの来し方を眺めれば、御笑い種である。
スシローが「ちょいナメ少年」に6,700万円の損害賠償を求めて提訴した。
今後、裁判所がいかなる判断を下すのか判らないが、株価の下落による資産の減少や、客離れによる逸失利益などは別にしても、風評被害局限のための直接経費だけでも数百万円には達するだろうと思う。
ある弁護士によると、請求額は高額であるが賠償の請求先に親(保護責任者)が含まれていないことから、他の高額賠償判決に見られるように少年の更生や誠意によって懲戒の効果が現われたと判断された場合には、その時点で和解(以後の賠償を免除)するということになるのではと予想されている。ぼかしの入った迷惑動画で見る限り、少年は中・高生と思われるので、スシローにあっても賠償請求金の全額を得ることは求めていないようであるのが、些かの救いにも思える。
両者を眺めると、「一種の愉快犯」であることと「そんなオオゴトになるとは思わなかった」で一致するように思われるが、海千・山千の51歳の未熟さが際立つとともに金銭を得る目的もあったことからも51歳ガーシー氏の情けなさが哀れに思える。
ガーシー氏の護送車に向かって「ガーシー愛してる」と叫ぶ野太い声が報じられたが、彼は暴露配信~炎上~高額収入という一連の行為の何処を良しとしたのだろうかと考えれば、こちらの風潮の方がより重大であるように思える。
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