日本が国際援助をするだけで受ける側に回るとは夢にも思いませんでした。今度の震災で今まで世界中から寄せられたお金は70億円に達するということです。ところが今朝のニュースでカタールが一国で80億円の寄付を申し出たということでした。条件は学校や病院建設に使うことだそうです。日本側はカタールの要望にこたえるために両国で委員会を作り使い方を決める予定ということでした。
日本から他国への援助ODAなどの話を聞くと政治的権力のあるほうに多くのお金が流れことが多かったようです。それを防ぐためにも委員会を設けるのは良い方法です。
ですが、日本人である私はなんだか呆けているように感じています。原発問題がなかったらもっと先が見通せたでしょうが、水棺にしても、汚染水からの放射能除去作業にしても成功するように願いながらただただ見守るだけしか方法がないのですから。