glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

海の汚染

2011-04-06 09:57:22 | 衣・食・住

 今日のニュース。とうとう恐れていたことが起こりました。茨城で取れた小女子から基準を超える放射能が検知されました。茨城漁協はやむなく小女子漁を禁止しました。ゆうべピット(?)というところから漏れ出ていた放射能水は水ガラスとかいうものによってようやく漏れ出なくなったということですが、放射能を含む水は大量に存在するわけですから、安全になったとは言えないでしょう。

 それにしても漁業で生活している人たちは本当に気の毒です。そして私たちの食生活はどうなってゆくのでしょうね。放射能が海底に沈殿する恐れもあるそうで、ますます先が見えません。

 それでも私たちは生きてゆかねばなりません。

 "Lastaj infanoj de Oldrovalo"  Gudrun Pausenwang 著  Joachim Giessner 訳 の初めの章を思い出しページを開きました。

 神が天地を創造してから長い年月が過ぎ、人間は自分の未来を自分で決めることしにしました。

 第一日目:人間はロケットと核弾頭で地上を満たした。 二日目:・・・  三日目:・・・  ・・・・・・・

 第7日目:世界を静寂が支配します。地獄の底、混沌した世界を死霊となった人間の魂が鬼火になって彷徨う・・・。 

 人間は自分の力を過信過ぎたのではないでしょうか。全体的安全などは存在しないと痛感じます。オルドロ谷の子供のようにならぬために原子力利用についてもう一度考えたいですね。原書はドイツ語ですが日本語訳もあるそうです。

コメント (3)
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