glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

先生の日

2016-07-01 10:56:58 | タイ国体験
 ベトナムには『先生の日』と云う祝日があり先生に花をあげると云うことは聞いていました。ラオスでもやはり先生の日があり、花と贈り物を先生に上げる儀式(?)のあと授業はお休みになるが、タイでは花をあげるだけで贈り物はないらしいとNが話していました。23日木曜日が先生の日でした。いつもより早く家を出ようと準備し玄関に出たのですが、花がありません。花を買ってやると云った男性職員は夜の花は汚くなっているから、持って行くなら朝調達しした方が綺麗と朝市場に出かけてくれたのでしだ。
 突然Nが慌てだし、女性職員が綺麗な紙の小袋を用意したりしています。後で聞いたのですが、タイでも贈り物もつけるのだそうです。彼女は贈り物が用意できないならお金にしなさいと一般的金額を教えてくれたのでそのれを彼女の用意してくれた小袋に入れて意見落着ということとなりました。
 このアパート普通の勤労者にしては家賃は高いと思ったのですが、息子が云うには地方出張にでるとたいてい1週間は帰れない、ここは安全性が高いので一時的と思っていたが逗留することにしたと云うことでした。これだけ周りから助言が得られることを考慮すると家賃云々の問題ではないかもしれません。週3回掃除婦が来て家中を掃除し、シーツやタオルも替えてゆきます。子育てに追われるNはインターネットを見てお菓子作りも始めていました。

 8時ぎりぎり花束が到着しましたが、なかなかタクシーが来ません。この時間は道路は凄い渋滞です。私達はタクシーに乗ったものの幼稚園まで行けず、幼稚園の前でおり、4車線を強引に渡り幼稚園に入りました。この幼稚園では8時過ぎると園児は廊下に出て牛乳を飲むのだそうです。飲み終わった子は屑かごに空のパックを入れて教室に戻ります。ちょうどそんなところに到着しました。花を先生に上げる儀式を見るために2階ホールで待つこととなりました。

 

(写真一枚追加)

 子ども達がホールに入場です。小学生が歌を歌ったり、詩のような言葉を述べて儀式が始まりました。何列あるか数えたら28列でした。と云うことは14クラスあると云うことでしょう。上履きは履かず底部分の黒い白ソックスをみんな履いていました。一クラスから男女1名づつ花かごを持って壇上で国王の写真に礼拝し、それから壇上中央に座る先生たちに深くお辞儀をして花をささげて壇上から降ります。その代表者の中に外国人であるMもいたのです。驚きと共に多くの人の優しい配慮があるからこの子も頑張れるのだと感じ、感謝しました。

 ホールの隅のラックにタイ語のコナンが置いてありました。

 帰りは歩いて市場に行き私がトゥクトゥクに乗りたいと私が云ったのでこの車で帰宅。乗車の際台が高く、足をあげるのが大変。乗ってからは足を折り曲げていなくてはなりません。ベトナムの方が乗りやすかったです。入り口ではタクシーでさえ証明書を渡さなくては入れないのに・・・ガードマンも驚いたでしょうね。


 5時過ぎMとプールでひと泳ぎ。ビート板で足をバタバタ。私が潜って見せたら吊られて顔を水につけました。Nも行きたかったでしょうがTが眠ってしまったので留守番でした!
コメント
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