glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

本屋で

2016-09-18 15:06:14 | 福祉と教育
 そろそろMの誕生日に向けて本を選ぼうと買い物ついでに本屋に入りました。数組の親子が立ち読みしていました。私の立ち寄る本屋の片隅にはテーブルといすが用意されていて立ち読みを許しています。絵本売り場のところのも数人座れる椅子が置いてあります。親子は良くそこに座って本を選んでいます。

 今日見た母と娘。母親は40歳ぐらい。娘は2歳ぐらいでしょうか。母親は本を選んでいる様子もありません。立っているだけです。娘は本棚をいろいろかき回わしていましたが。そのうち紐でくくった雑誌を広げようと、床にたたきつけはじめました。母親はそれに合わせて云々うなづいていましす。まるで肯定しているように見えます。椅子に座った5~6歳の子がそれを眺めていました。それに気付くと雑誌を取り上げて小さな絵本を渡しました。娘はうまく開けません。うんうん云いながら本を開こうと引っ張ったり、床に打ちつけたらしていました。
 他の棚の前の平積みの本の上に8センチほどの人形が置いてありました。だれか落としたかもしれないので私は店員に渡しました。しばらくすると店員がその人形を持って本を開いています。その人形は絵本の一部だったようです。ふと気がつくとその母と娘は消えていました。床にはさっきその子の遊んでいた絵本の帯封が千切れて床に落ちていました。

 自由に手に取ってみて良いと云っても商品は商品です。さてこの母親はこれからどう子どもを育てて行くのでしょうか。老婆心と云えば老婆心。でも、やはり気になります!
コメント (4)
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