◇21日から、俳優の壇鼓太郎さんを講師に
視覚障害者に映画を楽しんでもらうため、登場人物の表情や場面状況などを音声で伝える「映画音声ガイド」の養成講座を、川越、鶴ケ島両市、鳩山町の社会福祉協議会が合同で開催する。映画音声ガイドボランティアでも活躍する俳優の壇鼓太郎さんを講師に、21日から毎週火曜午後に計7回開催。映画鑑賞のバリアフリー化を目指す。
音声ガイドは、せりふの合間に登場人物の服装や動きなど情景を説明し、映像が見えなくてもラジオドラマのように場面をイメージできるようにする。全盲の武士が主人公の映画「武士の一分」は、日本で初めて音声ガイドがフィルムに焼きつけられて話題を呼んだ。一般的には映画館の別室でボランティアが進行に合わせて台本を読み、それを客席で受信機を使って聞く仕組みが多い。
鶴ケ島市などを活動拠点にする視覚障害者団体が2月、社会派映画「誰も守ってくれない」の音声ガイド付き上映会を開催したところ、県内外から約140人が集まり、「もっと見たい」と好評だったことからボランティアの養成を決めた。
講座は、音声ガイドの基本から、分かりやすく映像を伝える技術、上映会の開催までを学ぶ予定。講座修了者には鶴ケ島市内で上映される映画で、音声ガイドボランティアをしてもらいたい考え。
参加費は一般3000円、学生1000円。申し込みは13日まで。鶴ケ島社協(電話049・286・5739)
視覚障害者に映画を楽しんでもらうため、登場人物の表情や場面状況などを音声で伝える「映画音声ガイド」の養成講座を、川越、鶴ケ島両市、鳩山町の社会福祉協議会が合同で開催する。映画音声ガイドボランティアでも活躍する俳優の壇鼓太郎さんを講師に、21日から毎週火曜午後に計7回開催。映画鑑賞のバリアフリー化を目指す。
音声ガイドは、せりふの合間に登場人物の服装や動きなど情景を説明し、映像が見えなくてもラジオドラマのように場面をイメージできるようにする。全盲の武士が主人公の映画「武士の一分」は、日本で初めて音声ガイドがフィルムに焼きつけられて話題を呼んだ。一般的には映画館の別室でボランティアが進行に合わせて台本を読み、それを客席で受信機を使って聞く仕組みが多い。
鶴ケ島市などを活動拠点にする視覚障害者団体が2月、社会派映画「誰も守ってくれない」の音声ガイド付き上映会を開催したところ、県内外から約140人が集まり、「もっと見たい」と好評だったことからボランティアの養成を決めた。
講座は、音声ガイドの基本から、分かりやすく映像を伝える技術、上映会の開催までを学ぶ予定。講座修了者には鶴ケ島市内で上映される映画で、音声ガイドボランティアをしてもらいたい考え。
参加費は一般3000円、学生1000円。申し込みは13日まで。鶴ケ島社協(電話049・286・5739)