ゴエモンのつぶやき

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視覚障害者も楽しんで 川越・鶴ケ島など社協、「音声ガイド」養成講座 /埼玉

2009年07月10日 00時41分12秒 | 障害者の自立
◇21日から、俳優の壇鼓太郎さんを講師に
 視覚障害者に映画を楽しんでもらうため、登場人物の表情や場面状況などを音声で伝える「映画音声ガイド」の養成講座を、川越、鶴ケ島両市、鳩山町の社会福祉協議会が合同で開催する。映画音声ガイドボランティアでも活躍する俳優の壇鼓太郎さんを講師に、21日から毎週火曜午後に計7回開催。映画鑑賞のバリアフリー化を目指す。

 音声ガイドは、せりふの合間に登場人物の服装や動きなど情景を説明し、映像が見えなくてもラジオドラマのように場面をイメージできるようにする。全盲の武士が主人公の映画「武士の一分」は、日本で初めて音声ガイドがフィルムに焼きつけられて話題を呼んだ。一般的には映画館の別室でボランティアが進行に合わせて台本を読み、それを客席で受信機を使って聞く仕組みが多い。

 鶴ケ島市などを活動拠点にする視覚障害者団体が2月、社会派映画「誰も守ってくれない」の音声ガイド付き上映会を開催したところ、県内外から約140人が集まり、「もっと見たい」と好評だったことからボランティアの養成を決めた。

 講座は、音声ガイドの基本から、分かりやすく映像を伝える技術、上映会の開催までを学ぶ予定。講座修了者には鶴ケ島市内で上映される映画で、音声ガイドボランティアをしてもらいたい考え。

 参加費は一般3000円、学生1000円。申し込みは13日まで。鶴ケ島社協(電話049・286・5739)

[小売セクター] 障害者雇用率ランキング

2009年07月10日 00時39分03秒 | 障害者の自立
 UBS証券は7月8日のレポートで、小売セクターの障害者雇用率ランキングを報告。
 厚労省が所管する「障害者雇用促進法」は、公的機関や民間企業の障害者の法定雇用率を1.8%と定めている(未達成なら課徴金)。
 2008年6月の民間企業の平均雇用率は1.59%、達成割合は44.9%。
 UBSでは、時価総額200億円超の上場小売業あるいは売上高1,000億円超の小売業を対象に、雇用率ランキング(08年6月時点)を作成した。
 ファーストリテイリング(全業種でも1位)など好業績企業が上位に名を連ねたことは示唆的と解説。

 障害者雇用に積極的な小売業は次の5つの要件を満たしている可能性が高い。
 (1)経営者が広い視点でコーポレートガバナンスを行っている。(2)従業員がダイバーシティ(多様性)を理解して高水準の顧客サービスや帰属意識を保っている。(3)地域社会への貢献が店舗ロイヤリティを高める。(4)障害者にも活躍の場を与えられるような業務効率化が組織的に達成されている。(5)SRI(社会的責任投資))ファンド等から長期資金の提供を受けられる。

 ファーストリテイリング(9983)、8.06%。
 サイゼリヤ(75981)、3.54%。
 原信〔原信ナルスHD(8255)〕、3.54%。
 CFSコーポレーション(8229)、3.39%。
 マックスバリュ中部(8171)、3.20%。
 さいたまコープ、2.94%。
 マックスバリュ東海(8198)、2.72%。
 セブン&アイフードシステムズ〔セブン&アイ(3382)〕、2.57%。
 オーケー、2.51%。
 サミット、2.49%
 丸久(8167)、2.47%。
 コープとうきょう、2.44%。
 しまむら(8227)、2.41%。
 平和堂(8276)、2.41%。
 ポイント(2685)、2.40%。
 井筒屋(8260)、2.40%。
 ゼビオ(8281)、2.36%。
 コープさっぽろ、2.36%。
 ライトオン(7445)、2.35%。

ベビーカーに授乳室など案内図 羽田空港、聴覚障害社員が作る

2009年07月10日 00時38分00秒 | 障害者の自立
 羽田空港第1旅客ターミナルに約130台あるベビーカーには、授乳室やトイレの位置などを分かりやすくイラスト紹介した小さな案内図がぶら下がっている。日航旅客業務部に所属する野村真弓さん(26)が作った。

 「人に優しい空港」を目指す聴覚障害者。「赤ちゃん連れの乗客にも、広くて複雑な空港を利用しやすくしたい」との思いから、日常業務を終えた後、自主的にデザインした。子どもの手や顔を傷つけないようにとやわらかいカバーでとじた。

 乗客の母親には「とても使いやすい」と評判という。野村さんは筆談での取材に「次は身体障害者が使う車いすにも同じような案内図を付け、エレベーターやスロープの位置を分かりやすく示したい」と説明した。

 日航によると、同社を利用する体の不自由な乗客は国内線、国際線合わせ年に11万人超。野村さんはいずれデスクワークを離れ、接客現場で手話通訳やサービス業務をしたいと望んでいる。


伊達市が知的障害者のための手帳を作成へ

2009年07月10日 00時36分14秒 | 障害者の自立
伊達市は市手をつなぐ親の会と協力し、知的障害者のための「健康生活支援手帳(仮称)」を作成する。

医療や教育、配慮してほしいことなどを1冊の手帳に書き込み、第三者に正しく伝えることが目的。

市公募提案型協働モデル事業第1号で8日、市と市親の会が協定書を締結した。

県手をつなぐ親の会によると、統一した手帳を作成するのは県内でも珍しいという。

障害者との輪 引き継いで 園部高3年生 友達感覚でイベント開催

2009年07月10日 00時34分19秒 | 障害者の自立
 障害のある人と一緒に楽しむイベントを2年前から催している園部高(京都府南丹市園部町小桜町)3年の生徒たちが、新しい仲間を求め企画段階からの参加を募っている。来春の卒業を控え、自分たちの手でつないだ福祉の輪を同世代の力で引き継いでほしいとの思いで、11日に説明会を開く。

 生徒たちは2007年9月、友人数人で南丹市社会福祉協議会の事業に参加した際、人ごみが苦手で大きな花火大会に行けない障害者がいることを知った。小さな花火大会を一緒に見に行き、その後も障害者の希望に応じてバーベキューとボウリング大会を実施。計3回のイベントに、20人以上の女子生徒と、同市の施設に通う障害者約20人が参加した。

 生徒たちは「障害があっても一緒に行動すれば、互いに心を開くことができる」と感じ、学校や普段の生活では得られない交流の場を卒業後も残したい、との思いを強くした。説明会で思いを伝え、今後のイベント運営に携わってくれる人を募ることにした。次回のイベントは日程、内容とも未定で、企画から一緒に練り上げる。

 1年の時から参加している成松明奈さん(17)=同市園部町新町=は「写真嫌いだった障害者が、イベントで仲良くなったら、カメラにピースしてくれたのが心に残っている。若い人に限らず、多くの人に友達づくり感覚で参加してほしい」と呼び掛けている。

 説明会は、南丹市八木町八木のJR八木駅近くの障害者就労支援施設「あじさい園」で11日午後1時半から。参加無料で事前の申し込みも不要。問い合わせは同市社協TEL0771(72)0950。