ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

山形など4県、障害者用駐車証を相互活用 病院で利用

2009年07月29日 00時53分12秒 | 障害者の自立
 山形、福島、栃木、群馬の4県は28日、障害者向けの駐車場利用証を相互に利用できる協定を結ぶ。8月3日からスーパーや病院などの協力施設が設けた専用の駐車場に、各県が発行する利用証を提示すると止められる。今後、宮城県や岩手県にも参加を呼び掛ける。同様の試みは佐賀、長崎、熊本の九州3県でも9月から始まる予定。

 スーパーや病院などに設けられている障害者や妊婦らが優先的に使える駐車スペースは健常者に占拠され、必要な人が利用できないケースが少なくない。利用証はそうした事態を避ける狙いで、2006年度に佐賀県が初めて導入、全国に広がりつつある。今回、車の広域な動きに対応して4県が相互利用の提携を結ぶ。

謝罪より自分の将来のことばかり… 障害者団体横領事件の被告

2009年07月29日 00時51分46秒 | 障害者の自立
 自らが会長をしていた障害者団体の預金を着服したとして、さいたま地裁で28日に開かれた判決公判で、懲役2年4月(求刑懲役3年)の実刑を言い渡された蕨市北町の会社役員、斎藤庄江被告(70)。斎藤被告は23日の公判の最終意見陳述では、自分の将来への不安ばかりを口にしていた。多くの被告は被害者への謝罪の気持ちなどを述べるのだが…。

 判決によると、斎藤被告が着服した計約1200万円は、会費や会員の手作り商品の売上金、社会福祉協議会からの助成金。斎藤被告はこの浄罪をギャンブルなどで消費していた。

 23日の被告人質問で、弁護側から動機について聞かれると、斎藤被告はこう供述した。

 「右手の病気が悪化して仕事ができなくなり、カネが入ってこなくなったため」

 さらに、斎藤被告は手を裁判官に見せながら「指が内側に曲がってしまって手術を受けたいが、受けられない」と訴えた。

 斎藤被告は今のところ、謝罪の手紙は書いているが、被害弁償はほとんどしていない。

 被告人質問でこの点について検察側に追及されると、斎藤被告は「返そうと努力したが、手紙を書いても手の病気で鉛筆がずれてしまう。書くところを見ていただければ分かるように謝罪文を書くこと自体、大変だった」と供述した。

 結審前、裁判官に「最後に言いたいことはありますか」と聞かれた斎藤被告は、「先ほども言いましたが」と前置きした上で、「私の左手には障害がある。右手もこれ以上悪くなると生活できない。何とか早く手術させてほしい」と直立不動で答えていた

パワーもらった!遼、甲斐、武藤が知的障害者施設を訪問

2009年07月29日 00時50分16秒 | 障害者の自立
 国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」が、北海道にある小樽カントリー倶楽部を舞台に30日(木)に開幕を迎える。指定練習日のこの日は、途中雨も降る悪天候の中、各選手精力的に練習ラウンド。そして、午後からは武藤俊憲、甲斐慎太郎、石川遼の3選手が小樽市内にある知的障害者施設・社団法人 後志報恩会(しりべしほうおんかい)「和光学園」を訪問。施設利用者たちとの交流を楽しんだ。

【関連ニュース】遼、藍ちゃん初Vに「素直にうれしい」

 イベントでは、約20名の施設利用者たちと障害者スポーツの正式競技ともなっているフライングディスクの試合が行われ、プロをまじえた3チームで競技が行われた。縦に並んでディスクを渡していくゲームや、約5メートル先の輪の中にフライングディスクを通すゲームなどの獲得ポイントで勝負が争われ、甲斐が率いる「チーム打倒石川」が優勝、2位は石川チーム、最下位は武藤チームとなった。

 ゲーム中はプロから積極的に声をかけ和やかなムードで行われていたが、甲斐は「ムキになってしまった」と語ると、最下位の武藤も「悔しいね」と本音をポロリ。初めて挑むゲームでも勝負師としての顔をのぞかせ「今日は負けてしまいましたが、試合では負けないようにしたいです」と木曜に開幕するトーナメントでのリベンジを誓った。

 施設訪問は今回が初めてという石川は「本当に楽しかったです。こんなに楽しい時間になるとは思わなかったです。初めての経験でしたが暖かく迎えてくれて、一生の思い出になりました」と交流を終えてコメント。武藤も「久しぶりにゴルフを離れてリフレッシュできました」と語るなど、プロにとっても貴重な時間となったようだ。


長野ろう学校生徒作詞の歌 障害者音楽祭で入選

2009年07月29日 00時48分45秒 | 障害者の自立
 県長野ろう学校(長野市)高等部1年の生徒7人が共同で作詞した歌が、発表作品の歌詞を障害者から募る「第34回わたぼうし音楽祭」の「作詩・作曲の部」に入選した。生徒たちは8月2日に奈良市で開かれる同音楽祭に出演し、友情をテーマにした入選作を手話付きで披露する。生徒たちは「耳が不自由でも音楽を楽しんでいることを多くの人に知ってほしい」と練習に励んでいる。

 この音楽祭は、障害者への理解を広めようと活動するボランティア団体「奈良たんぽぽの会」(会員約2千人)が主催。今回は応募があった全575点から10点が発表作品に入選した。長野ろう学校の生徒の作品「輝く未来~ラッキーセブン」は、「仲間と未来へ進もうとする若いエネルギーに満ちている」との評価を受けた。

 生徒たちは中学部3年だった昨年度に作詞に取り組んだ。北堀奈月さんが「一緒に過ごした3年間を歌にして思い出に残したい」と提案。一人一人が「絆(きずな)」「勇気」といった好きな言葉を選び、北堀さんが中心になってまとめた。中学部で音楽を教えた原山千恵子教諭(50)が「生徒たちが歌いやすいように」と、明るくゆったりとした曲を付けた。

 生徒の一人、中山麗美さんは「(歌詞には)自由に何でも言える私たちの間柄が盛り込まれている」と話す。

 「ひとり欠けるだけで 静かになる教室」「いろんな人がいるから 一緒にいられたね」と中学部時代を振り返り、「いつかまた会えたときは 喧嘩(けんか)したことも笑えるよ」「離れても心はひとつ 友と未来の道を進もう 夢は必ず叶(かな)うよ」と将来に思いをはせている。

 生徒7人は生まれつきの難聴のため、「リズムは分かるが、細かい音程までは分からない」(原山教諭)という。それでも、松沢恭介君は「音の高低が分からなくても、みんなで歌うと心が一つになった気がしてうれしい」と話す。関悠人君は「僕たちの歌が、ろう者の理解に少しでもつながればいい」と音楽祭での発表を心待ちにしている。

 音楽祭は、奈良県文化会館で午後2時から。当日は部活動の大会などと重なるため、出場する生徒は5人だが、ほかの2人を加えた映像を会場で流す予定だ。

 音楽祭の問い合わせは奈良たんぽぽの会(電話0742・43・7055)へ。


県内初の視聴覚障害者組織で交流会出会い、社会参加のきっかけに

2009年07月29日 00時46分59秒 | 障害者の自立
 視覚や聴覚に障害がある人たちが、日常生活や悩みについて語り合う「ろう盲者交流会」を立ち上げた。視聴覚障害者の交流組織が設立されるのは県内では初めて。手話通訳者や介助員を介さなければ情報が得られず、「自宅に閉じこもりがち」とされる視聴覚障害者が集う場を設け、社会参加のきっかけづくりを目指す。
 交流会は「支援組織や障害者同士が情報交換をする機会をつくろう」と、聴覚障害者相談員の小沢恵美さん(34)=甲府市下小河原町=らが中心になって企画。県内在住の視聴覚障害者30人程度が参加した。
 視聴覚障害者をめぐっては、全国盲ろう者協会の推計によると県内には91人いるとみられるが、「横の連携がほとんどなく、実態がよく分かっていない」(小沢さん)という。
 18日には甲府・県聴覚障害者情報センターで初めての交流会が開かれた。参加した障害者は手を触れ合って自己紹介したり、近況や悩み事について話し合った。甲州市塩山上於曽の平間達子さん(68)は「いつも家で一人きりなので仲間に会えて楽しかった。交流を続けて料理や買い物を一緒にしたい」と話していた。
 交流会では定期的に会合を開き、障害者や家族同士の親交を深める考え。また、交流会を機に手話通訳者や介助員の連携も強め、「手話通訳者や介助員の確保を行政に働き掛けていきたい」としている。