ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

流山市立北部地域図書館:活字音声化装置、視覚障害者が操作方法補助 /千葉

2010年09月01日 02時13分19秒 | 障害者の自立
 流山市立北部地域図書館が9月11日から、活字音声化装置と視覚障害を持つ補助者による情報バリアフリー事業を始める。同じ視覚障害者が使い方を教える「ピアカウンター」のサービスは県立図書館などが実施しているが、市町村では流山市が初めてという。

 「機械が置いてあるだけでは利用しにくい」と視覚障害者の声があったことから導入した。流山市と柏市の視覚障害者4人が予約に合わせて来館し、利用者に使い方を説明して一緒に操作する。指定管理者「NPO法人ながれやま栞」の鈴木孝治館長は「公共図書館は視覚障害者に十分なサービスを提供してこなかったのでは。どこまで利用者を増やすことができるか挑戦したい」と意気込む。

 利用には前日までの予約が必要。電話04・7152・3200。

毎日新聞 2010年8月31日 地方版

障害者施設で虐待や隔離 大阪市が改善指導

2010年09月01日 02時09分16秒 | 障害者の自立
 大阪市鶴見区の障害者支援施設「つるみの郷」で、職員が知的障害者に虐待や隔離をしていたとして、大阪市が31日に改善指導した。1月に通報があり、2月以降、職員への聞き取り調査をしていた。

 市は「利用者の権利擁護の基本原則に立ち、人権意識の向上を図るべきだ」としている。

 市によると、昨年5月、階段の踊り場で暴れて横になっていた入所者を職員が上の階へ引きずり上げた結果、脚にあざができたほか、平成20年7月、頭を殴ってきた入所者を床に押しつけるなど、計3件の虐待があったとしている。

 ほかにも、20年4月~22年3月、本人や家族の同意がないまま、暴れる恐れがある利用者を部屋に隔離するケースが計79件あったという。

 また、大阪市東住吉区の知的障害者更生施設「今林の里」で入所者が職員から日常的に虐待されていた疑いがあるとして、大阪市が立ち入り調査していたことも15日、関係者への取材で分かった。施設側は虐待行為について否定しているが、市は施設長ら職員から事情を聴き、虐待の事実が確認できれば、社会福祉法などに基づく行政指導や処分も検討している。

 施設関係者によると、少なくとも平成19年4月以降、施設内で興奮して暴れた入所者に対し、職員が暴力を振るったり、羽交い締めにするなどして身体を拘束。職員の業務が多忙だった際には外側から鍵をかけて入所者を個室に閉じ込めるなどしたこともあったという。

 産経新聞が入手した施設の利用者記録には、平成20年8月に「周囲への影響を考慮し、支援員が入所者を居室へ誘導。鍵を施錠し、20分間過ごしてもらっている」との記載もあった。ただ、当時の施設幹部が記録の改竄(かいざん)を指示していたという元職員の証言もあり、実際の行為とは異なる内容が記載されている可能性もあるという。

 施設の元職員が今年5月、市側に「日常的な虐待があった」と通報。市の調査を受けて、施設側は内部調査を始めたが、入所者には重度の知的障害者も多く、市は慎重に事実確認を進めている。

 市によると、施設は社会福祉法人「今川学園」が運営。平成12年4月に開所し、18歳以上の知的障害者約50人が入所している。

MSN産経ニュース

障害者デザインの段ボール箱販売

2010年09月01日 02時07分15秒 | 障害者の自立
 絵画やデザインなどに取り組む福岡市などの障害者が、自分たちの絵を施したちょっとおしゃれな段ボール箱を制作している。西日本の一部で使われる「ありがとう」の方言と「世界中に広まってほしい」という願いから「だんだんボックス」と名付け、同市・天神の博多大丸東館3階「クイックアントレ」で販売している。

 芸術活動に励む障害者を支援しようと、同市のNPO「匠ルネッサンス」などが企画。同市の彫刻家らが交流のあった障害者らに呼びかけて実現した。

 同市と東京の工房などに通う10人がデザイン。舌を出したライオンや不思議な表情をした猫、カラフルな花など、個性豊かな絵が印刷されている。

 サイズは縦横高さの合計が60~120センチの4種類で、2000箱を作った。210~367円で販売し、売り上げの1割を作家らが受け取る。新しいデザインも増やしていくという。

 無地の段ボールと違い、インテリアや贈り物として購入する人も多いという。問い合わせは実行委員会(092・525・0991)へ。

(2010年8月31日 読売新聞)

知的障害者の生活支援 下諏訪にホーム開設へ

2010年09月01日 02時05分52秒 | 障害者の自立
 岡谷市内で知的障害者の就労支援施設などを運営する社会福祉法人つばさ福祉会は10月、下諏訪町湖浜に知的障害者のグループホーム・ケアホーム「つばさの家 下諏訪」を開設する。入所者の生活拠点を地域の中に移しつつある県の知的障害者総合援護施設「西駒郷」(駒ケ根市、宮田村)から諏訪地方出身者ら6人を受け入れ、生活を支えていく。


 ホームは、諏訪湖に近い木造2階建て、延べ約140平方メートルの空き家を借りて開設。既に改修に着手し、居間を区切って個室にするほか、ダイニングルームを広げて居間に変えるなどの工事を施す。


 西駒郷から移る人たちは、交代で常駐するつばさ福祉会の職員から食事や入浴などの手助けを受けながら暮らす予定。改修費約1千万円のうち約450万円は国と県からの補助を充て、残りを同福祉会の資金で賄う。


 同会は2007年、岡谷市銀座にグループホーム・ケアホーム「つばさの家」を設けており、同様のホームは2カ所目となる。これまで岡谷のホームにも西駒郷から諏訪地方出身の入所者が移り、家族の高齢化などから在宅生活が難しい障害者も受け入れてきた。


 県障害者支援課によると、諏訪地方のグループホーム・ケアホームは4月1日時点で9軒。同福祉会理事長の今井照雄さん(62)は「障害者が生まれ育った地域で暮らせれば、家族との接点も持ちやすい。だが、そのための拠点はまだまだ不足している」と指摘する。


 同福祉会は来年、岡谷市に3カ所目のホームを設け在宅の障害者を受け入れる予定。今井さんは「障害者が地域で自然な生活を送れるように支えていきたい」と話している。


(提供:信濃毎日新聞)

グァバドリンク:大方生華園の障害者製造 きょうからコンビニで販売 /高知

2010年09月01日 02時03分46秒 | 障害者の自立
 黒潮町の知的障害者支援施設「大方生華(せいか)園」(金子章一園長)の障害者たちが栽培・製造した「グァバドリンク」が31日、四国4県や広島県一部のコンビニエンスストア「サークルK」165店(うち県内は31店)で販売開始される。3000本限定で、1本210円(税込み)。施設の支援員たちは「こんな大規模販売は初めて。障害者への理解や認知が高まれば」と期待を寄せている。

 グァバは熱帯性の果実で、黄緑の皮にピンクの果実が特徴的。当時の中沢清春園長が81年に宮崎産の苗を約250本植えたのがきっかけ。現在は約1000本になった。グァバの栽培から製造まで19人(入所11人、通所8人)の障害者が携わっており、すべて手作業という。

 サークルケイ四国は、国内では奄美大島や宮崎県などでしか栽培されておらず、希少価値が高い▽手作りのため、安全性が高い▽障害者の就労への社会的理解にもつながる--などの点を評価、今回の商品化となった。

 1本180ミリリットル。香りが強いため、「飲んだ後にさわやかな香りが口に広がる」という。

 同施設の支援員、長崎一久さん(47)は「今回の販売で障害者の雇用拡大に少しでもつながったら」と話している。

毎日新聞 2010年8月31日 地方版