市社福協住民講座 作成へ意見交換
地域ぐるみの支え合いを進めてもらおうと、能美市社会福祉協議会は、一人暮らしのお年寄りや障害者が住んでいる世帯を地図上に記し、住民同士が助け合う方法を考える「住民流支えあいマップづくり」の講座を開いている。(布施谷航)
対象は町会長や民生委員、福祉推進員など地域の役員やボランティアで、昨年から継続して市内六地区の十九人が参加している。今年は、全国的にお年寄りの孤独死や「所在不明の高齢者」が相次ぐ中、新たに約二十地区の住民が参加し、地域での助け合いへの関心の高まりを示した。
講座は、住民主体の支え合いのまちづくりを目指して全国で研究会やセミナーを開いている埼玉県毛呂山町の木原孝久さんらを講師に招いた。昨年から受講している住民は「実践編」、今年初参加の住民は「入門編」で近所同士の助け合い方を学んでいる。
「実践編」を受講している住民は、それぞれの地域の高齢者や障害者の情報を地図に書き込んで「支えあいマップ」を作成。十六日には市辰口健康福祉センターで、木原さんが示した架空の地域のマップを使い、どう支援するか意見を出し合った。
市社会福祉協議会の新川葉子さんは「地域のことは、そこに住む人がよく知っていることをあらためて感じた。住民同士が支え合う体制が広がっていってほしい」と話している。
中日新聞
地域ぐるみの支え合いを進めてもらおうと、能美市社会福祉協議会は、一人暮らしのお年寄りや障害者が住んでいる世帯を地図上に記し、住民同士が助け合う方法を考える「住民流支えあいマップづくり」の講座を開いている。(布施谷航)
対象は町会長や民生委員、福祉推進員など地域の役員やボランティアで、昨年から継続して市内六地区の十九人が参加している。今年は、全国的にお年寄りの孤独死や「所在不明の高齢者」が相次ぐ中、新たに約二十地区の住民が参加し、地域での助け合いへの関心の高まりを示した。
講座は、住民主体の支え合いのまちづくりを目指して全国で研究会やセミナーを開いている埼玉県毛呂山町の木原孝久さんらを講師に招いた。昨年から受講している住民は「実践編」、今年初参加の住民は「入門編」で近所同士の助け合い方を学んでいる。
「実践編」を受講している住民は、それぞれの地域の高齢者や障害者の情報を地図に書き込んで「支えあいマップ」を作成。十六日には市辰口健康福祉センターで、木原さんが示した架空の地域のマップを使い、どう支援するか意見を出し合った。
市社会福祉協議会の新川葉子さんは「地域のことは、そこに住む人がよく知っていることをあらためて感じた。住民同士が支え合う体制が広がっていってほしい」と話している。
中日新聞