ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

災害や有事をメール速報 東広島など2市1町が共同で

2010年09月25日 01時14分14秒 | 障害者の自立
 ▽来年度目標、無料で希望者へ 音声変換や翻訳も


 東広島、竹原市と広島県大崎上島町は共同で、国からの災害やテロなどの速報に2市1町の管内情報を加えて、希望者の携帯電話やパソコンに無料で電子メールを送るシステムを構築する。目が不自由な高齢者や障害者には音声データに変換し、外国人向けの翻訳もする。情報を即時伝達して、有事の初期対応を早めるのが狙いで、来年度の運用開始を目指す。

 2市1町は2009年度発足した広域消防の枠組み。消防局の本部がある東広島市が、システム運用などで中心的な役割を果たす。

 計画では、消防庁の全国瞬時警報システム(J―ALERT)で情報を入手。人工衛星を通じたデータ受信のため、2市1町は関連設備を今後整える。

 地域住民に身近な避難所や道路通行止めの場所、浸水被害などの情報は、2市1町が独自に調べて捕捉する。

 国や地方自治体が「情報弱者」とする高齢者や外国人たちに対応するのも特長。コンピューターで自動的に音声変換し、英語や中国語、韓国語などにも翻訳する。被災地の写真や地図もメールに添付する方針。

 新システムは情報技術(IT)の普及に伴う取り組みで、希望者はメールアドレスなどを登録すれば受信できる。「携帯電話などを持たない人も想定し、管内では防災行政無線や広報車での情報提供も続ける」(東広島市企画課)という。

 情報通信技術に通じた人材の育成にも取り組む。2市1町の職員は地域情報の収集、集約のノウハウを習得。「情報弱者」がどんな情報を求め、どうすれば伝わるかなどは福祉関係団体や外国人支援グループの助言も受ける。来年1~3月、モニターの住民60人が参加し、システム全体の実証実験をする。

中国新聞

仲間から「救いの手」 二次障害の克服に助言

2010年09月25日 01時10分06秒 | 障害者の自立
違いを力に -発達障害をめぐる現場から
 歴史に名を残す偉人と落ちこぼれ扱いされる人たち-。世間の評価は対極だが、そのどちらにも深くかかわるのが発達障害者だ。周りの環境によって発揮する力は大きく左右され、その環境づくりは、近年の社会問題を克服する指針にもなりうる。発達障害者支援法が施行されて5年が経過した今、発達障害を通して、人と人とのかかわり方や社会のあり方を見つめ直す。

 「どうすれば『ホウレンソウ(報告、連絡、相談)』ができるのか?」

 「やるべきことと優先順位を書いたリストを作る」「どの時点で報告したらいいかを最初に確認しておく」-。今年8月、大阪・北新地のビルの一室で、発達障害のある社会人らが、「上司対策」をテーマに実体験に基づいて意見を出し合った。

 働いている発達障害者らが支援者となり、同様の障害などで生きづらさがある若者の就労支援をする大阪府の委託事業「社会人ピアワークサポート(ピアサポ)事業」の一環。

 主催するNPO法人「発達障害をもつ大人の会」(大阪市福島区)の広野ゆい代表(38)は、発達障害者の特性として「情報の優先順位を付けにくかったり、指示の意図を理解できなかったりする場合がある」と指摘する。「ただ、工夫や練習で乗り越えられることも少なくなく、あきらめない姿勢が大切」

■医療体制が不十分
 広野代表が注意欠陥多動性障害(ADHD)の診断を受けたのは約10年前。そのころは自分に「絶望」し、うつ病を発症していた。

 小学校のころから忘れ物が多く、人の話を聞いていないと怒られた。大学で一人暮らしを始めると、部屋の中を片付けられず、金銭や食事の管理もできない。日に日にうつ症状は悪化した。

 発達障害への対応をより難しくするのが、この「二次障害」と広野代表。「回復に時間がかかる上、発達障害の特性を理解していなければ根本的な解決にならない」

 発達障害のある成人が十分な対応を受けられるのは大阪府内で5、6施設程度という、医療体制の不十分さも指摘する。「その中で大きな支えになるのが仲間との出会い」だ。

■自分の取扱説明書
 ADHDでうつ病などを患ってきた同法人会員の伊藤真理さん(34)=仮名=は「仲間が自分の取扱説明書を書いてくれる感じ」と笑顔を見せる。

 対人関係の仕事が苦手で、指示を受けて行うパソコン業務に適性がある点などを整理できた。「これまで自信がないという思いが強く、得意な面があっても目に入らなかった。それを仲間の指摘で気付かせてもらった」

 広野代表は「当事者同士だからこそ特性を理解し合い、適切な助言をできることがある」と力を込める。自身も北海道のADHDのある大人の会を訪ね、「救われた」と話す。同法人設立は「今まで助けてくれた人への恩返しでもある」。

■支援者も成長
 ピアサポ事業の狙いもそこだ。サポーターを募り、テーマや職種に応じた成功体験などの情報を共有。支援に役立てていく。

 支援者側の成長につながるのも特徴。システムエンジニアの山本純一郎さん(37)はADHDで、人を管理する業務は苦手だが、独自色を出せる仕事は得意という。今回、ホームページの運営などに尽力し、「自分にとってプラス1になる仕事をどんどんやっていく」と意欲的だ。

 ただ、就労環境をめぐっては、当事者だけなく、企業側の理解も必要。上司対策の意見交換で出た「信頼できる上司」の条件はこうだ。「相手に応じた指示をくれる」「個人的な感情ではなく、正当な評価をしてくれる」「いつもありがとうと言ってくれる」-。

 広野代表は「発達障害者が求める環境は、誰にとっても居心地のいいものになるのでは」とほほ笑む。

新鮮野菜 移動販売 障害者の自立目指し

2010年09月25日 01時08分30秒 | 障害者の自立
 龍ケ崎市高須町の障害者デイサービスセンター「ひまわり園」(野村義雄園長)の通園者が十月から、車を使って新鮮な野菜の移動販売を始める。今月試行販売したところ、市民らに好評だった。今後は毎月二回、市内を巡回する。

 同園は、身体・知的障害者が自立して就労できるよう、市内二カ所の公共施設内で売店を運営。市内の洋菓子店が製造したパンやクッキーなどを売店や、車を使った移動店で販売してきた。

 地場産の野菜の販売は、新たな目玉として取り入れた。朝採りの新鮮な野菜に加え、米、農家で作る揚げもち、菊などの花類も販売する計画だ。

 市社会福祉協議会の担当者と通園者三人で試行的に販売したところ、一袋百二十円のキュウリやナス、サツマイモがたちまち売れ切れに。十キロ三千円のコシヒカリの新米も人気を集めた。

東京新聞

性同一性障害者ユニットが初ライブ

2010年09月25日 01時06分34秒 | 障害者の自立
 性同一性障害者4人組ユニット「Girls to Men」が23日、都内で初ライブを行った。

 リーダーのSAKUYA(21)は女性グループ「制服向上委員会」の高田唯として活躍したバリバリの元アイドル。4人とも男性ホルモン注射を打つ病院が同じという縁で、結成したという。

 この日は12月1日発売のデビュー曲「声を聴いて」を披露。それぞれ同障害による苦労も明かし、YUSHIN(24)は「18歳からうつ病で今も闘病中。2回入院したんですが、女性病棟に入れられてつらかった」と話していた。

(2010年9月24日06時00分 スポーツ報知)

障害者雇用に遅れ 教育振興基本計画、県教委 /長野

2010年09月25日 01時03分09秒 | 障害者の自立
 県教委は、2008年度~12年度の5年間、具体的な数値目標を定めて取り組む「教育振興基本計画」で、09年度の進ちょく状況を明らかにした。最低の「遅れている」は「特別支援学校高等部の卒業生の就職者数」の1項目だけで、生徒への就労支援や障害者雇用の遅れが浮き彫りになった形だ。山口利幸教育長は「どのようなキャリア教育を保証すれば一般就労につながるかが今後の大きなテーマだ」と話している。

 計画は教育基本法に基づき策定し、県中期総合計画の教育分野の個別計画にも位置付けられている。達成目標は、小中学生の基礎学力の定着度など18項目で設定。年度ごとに、「順調」「おおむね順調」「やや遅れている」「遅れている」の4段階で評価する。

 特別支援学校高等部の卒業生の就職者数は、05年度の82人(30・5%)を基準に30%の維持を目標としており、30%以上は「順調」、22%未満は「遅れている」と評価。09年度の就職者数は63人(同20・1%)にとどまった。特別支援教育課によると、05年度以降毎年、実数、比率ともに減少しており、歯止めがかからないのが現状だ。

 同課は、景気悪化の影響などで一般企業の受け皿が小さくなった一方、就職に向けた訓練などを行う社会福祉施設に進む傾向があると指摘。

 本年度から各校に配置した就労サポーターや、商工労働部の民間教育訓練機関などへの委託事業を活用して就労支援に当たる方針で、「生徒の適性に合った仕事とのマッチングをきめ細かく行い、就労先の確保に努める」と話している。

 ほかの達成目標では、中学の基礎的学習内容の定着度や放課後児童クラブの登録者数はすでに達成するなど、12項目が「順調」の評価。「おおむね順調」は3項目、「遅れている」と「やや遅れている」は各1項目で、「学校満足度」は数値化が困難なため評価なしだった。

中日新聞