障害のある人たちの就職活動を支援しようと3日面接会が静岡市駿河区で開かれた。新卒者の就職環境が厳しい中、障害者の就職状況は回復の兆しもあるよう。この面接会には静岡市内の障害者の採用を予定している33社と就職を希望する障害者およそ300人が参加した。ハローワークによると、リーマンショック以降県内の就職が決まった障害者の数は年々減少していたが去年の秋頃から回復の兆しが見え始め今年7月末現在では前の年の同じ時期よりおよそ3割増加している。しかし国では、一般企業の場合従業員56人に障害者1人の割合で雇用するよう法定雇用率を定めているがこれを満たしている企業は県内では半数にも達していないということ。ハローワーク静岡では来年2月にも面接会を予定している。
静岡第一テレビ
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