ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

三重県の障がい者支援をご紹介

2010年09月09日 01時05分06秒 | 障害者の自立
三重県内の優良事業所を表彰
9月は「障害者雇用支援月間」だ。そして、その障害者雇用月間にあたり三重労働局では、障がい者雇用の促進のため、三重県、社団法人三重県雇用開発協会と共同して障がい者雇用優良事業所表彰を、2010年9月13日、ベルセ島崎で行う。

障がい者の雇用の促進と安定に著しく貢献した企業・団体を広く周知しこれを表彰するもので、今年度は、株式会社ぎゅーとら、井村屋製菓株式会社など4社を表彰する。

月間終了後も様々な取り組みが
また、平成22年度においては、障害者の雇用の拡大と安定を図ることを目的に、11月~12月にかけて障害者就職面接会を、伊勢、四日市、津など県下7箇所で開催する。 また、平成23年1月29日には、第8回三重県障がい者技能競技大会(アビリンピックみえ)を開催する。

障がい者の働く場ニュース

あおぞらSHOP:知的障害者に働く場 四万十町特産や手作り品--高知 /高知

2010年09月09日 01時00分18秒 | 障害者の自立
 ◇「お客と話すの楽しい」

 高知市の越前町商店街の一角に、ゆったりと時を刻む県産品販売店がある。知的障害者らが接客などを担う、同市越前町2の「あおぞらSHOP」だ。約20平方メートルの広さで昨年4月にオープン。品数はまだ少ないが「いずれはここを拠点に、会社などへ積極的に売り出したい」と、毎日笑顔で買い物客を迎え入れている。

 「ありがとうございました。また来てください」。店の人気者、前田高昌さん(32)が店外まで出て客を見送った。できない作業があると、徹夜で練習して覚えてくる努力家だ。店を運営する「第2あおぞら」のサービス管理責任者、下元真人さん(50)は「非常にまじめ」と信頼を置き、1人で店を任せることもある。

 店の近くで98年から、同事業所のリサイクルショップを運営していた下元さん。元気をなくしていた越前町商店街を明るくしたいと考え、商店街の入り口の空き店舗に目を付けた。四万十町の農事組合法人「四万十pot」から事業の誘いを受けたことを機に、店舗を改装し、同町の農産物や加工食品を売るアンテナショップとしてスタートさせた。

 アイス、豚まん、米、ウナギ、茶葉など同町産の商品のほか、洗濯ばさみや軍手など事業所の利用者が作った物品を販売。高知市周辺の農家と直接交渉し、野菜や果物の委託販売も行っている。

 県内の公立高校定時制を卒業した前田さんは、新聞配達員などを経て約10年前に同事業所へ。当時は一日中独り言を言っているなど「自分でもよく分からない状態」で、人と会話もできなかった。仲間との交流や接客を経験し、今では「お客さんと話すのが楽しい」という。

 配送体制を強化しながら品数を増やしていこうとしている段階。客は1日20人程度で、売り上げも1万円に満たない。それでも下元さんは、利用者が地域の中で居場所だけでなく、「役割を持てる」場所にする目標をあきらめていない。利用者と一緒に、店はゆっくりと歩みを進めている。

 営業時間は午前9時半~午後5時半(日曜・祝日は休業)。

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 ◆第2あおぞら

 養護学校を卒業後、仕事に就けず家に引きこもってしまった人たちに利用してもらう目的で、無認可の授産施設「第2あおぞら共同作業所」として98年にスタート。現在は障害者自立支援法に定められた、就労に必要な知識と能力の向上を図る「就労継続支援B型事業所」に位置付けられている。事業者は社会福祉法人「こうち福祉会」(高知市神田)。職員は4人、利用者は15人。

毎日新聞 2010年9月8日 地方版

講演会:重度障害者の「親亡き後」考える 実態調査を基に討議--11日 /大阪

2010年09月09日 00時56分34秒 | 障害者の自立
 ◇エルおおさかで

 高次脳機能障害の人や家族らでつくる「頭部外傷や病気による後遺症を持つ若者と家族の会」(大久保光人会長、事務局・大阪市浪速区、略称・若者と家族の会)は11日午後1時、大阪市中央区北浜東のエルおおさかで、重度障害者の「親亡き後」の問題を考える講演会を開く。介護者の高齢化や、主な介護者が亡くなった場合に代わりの介護者がいない実情を浮き彫りにした実態調査の結果を基に話し合う。参加無料。

 高次脳機能障害は、交通事故や病気で脳に損傷を受け、言語・思考・記憶などの認知機能に生じる障害。実態調査は、NPO大阪脳損傷者サポートセンターが、若者と家族の会大阪支部、府立大とともに実施。今年3月に報告書をまとめた。

 対象は、若者と家族の会大阪支部に登録している高次脳機能障害者や、自力で移動・摂食できない重度こん睡状態の遷延(せんえん)性意識障害者の家族ら。

 遷延性意識障害者の家族は41人が回答。主な介護者は母26人、配偶者10人、子3人、父2人。介護者の平均年齢は55・3歳で、60代15人、50代11人、40代9人だった。主な介護者がいなくなった場合、代わりの介護者は「いない」16人、「決まっていない」13人だった。

 一方、高次脳機能障害者の家族は92人が回答。主な介護者は、母42人、配偶者36人。平均年齢は55・5歳。主な介護者がいなくなった場合、代わりの介護者は「いない」38人、「決まっていない」32人だった。

 講演会では、調査をした高畑進一・府立大教授らが「重度障害者の現状」をテーマに話す。山口研一郎・やまぐちクリニック院長らによるシンポジウムもある。問い合わせは、若者と家族の会(06・6567・1816)。

毎日新聞 2010年9月8日 地方版

乳がん検診:聴覚障害者に安心 手話通訳、要約筆記備え 県が来月17日実施 /佐賀

2010年09月09日 00時53分33秒 | 障害者の自立
 ◇申し込み40歳以上・先着20人

 県は10月17日、佐賀市兵庫町藤木のほほえみ館で、聴覚障害者を対象とした無料乳がん検診会を開く。口頭の指示が聞き取れないなど、コミュニケーションに不安がある聴覚障害者に検診を受けにくい状況があるため、特別に機会を設けることにした。県内で初めて。

 聴覚障害者は医師の口頭指示が理解できないなどの理由で、病院の受診に不安を持つ人が少なくない。

 乳がん検診について07年に滋賀医大が行ったアンケートでは、受診経験がない聴覚障害者の70%以上が「コミュニケーションが取りにくい」と回答。「どうやって受けたらいいかわからなかった」という人も60%近くに上った。

 今回の検診会は、健聴者に比べて検診を受けにくいと感じている人が多いことから、県が検診の普及などを図る「ピンクリボンキャンペーン」の一環として企画した。検診にはマンモグラフィー(乳房エックス線撮影)を使用する。

 受診には今月24日までの申し込みが必要で、先着20人。対象は40歳以上の女性で、聴覚障害を持っている人。手話通訳、要約筆記を備え、レントゲン撮影時には、指示用のカードなども用意し、不安なく受診できるようにする。

 当日午後には、乳がんに詳しい医師の講演や、乳がんと闘った女性の実話を基にした映画「余命1ケ月の花嫁」の上映会も。

 申し込み・問い合わせは県健康増進課ファクス0952・25・7268、Eメールkenkouzoushin@pref.saga.lg.jp

毎日新聞 2010年9月8日 地方版

ハート・プラスコンサート:内部障害者に理解を NPO、中京で来月10日 /京都

2010年09月09日 00時51分16秒 | 障害者の自立
 心臓や腎臓、肺などの内臓疾患による障害や免疫機能障害を抱える「内部障害者」について理解を深めてもらおうと、患者やその家族、医師らで作るNPO法人「ハート・プラスの会」は10月10日、京都市中京区のハートピア京都で「ハート・プラスコンサートin京都」を開く。

 同会によると、身体障害者手帳を交付された内部障害者は100万人を超え、全身障者の3割程度もいるという。しかし、外見からは分かりにくいため、若い患者が電車の優先席に座っていて注意されることもあるという。このため同会は赤いハートに十字をあしらった「ハート・プラスマーク」を作製。自治体庁舎の障害者用駐車場やバスの優先席などに掲示してもらうよう活動を続けている。

 コンサートは、同会代表が内部障害者について説明するほか、06年に心臓の難病が見つかった福井市在住の保恵さんによるピアノの弾き語りや落語や、京都ポップスオーケストラの有志による演奏もある。同会協力会員の鈴木英司さん(090・3829・8415)は「多くの人に見えにくい障害を抱える人たちの現状を理解してもらえれば」と話している。

 午後2時半開場、同3時開演。入場は無料で先着170人。希望者は往復はがきに、人数(1枚3人まで)▽代表者の氏名▽住所▽電話番号--などを書き(内部障害者は疾患と車椅子の使用有無も記入)、同会(〒572-0848 大阪府寝屋川市秦町41の1 同市立市民活動センター気付)へ申し込む。

毎日新聞 2010年9月8日 地方版