ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

今月、障害者向け就職説明会

2010年09月14日 01時08分14秒 | 障害者の自立
 広島労働局と広島県などは、就職を希望する障害者向けの合同面接会を、17日に福山ニューキャッスルホテル(福山市)、28日に県立総合体育館(広島市中区)の2会場で開く。両会場とも午後1時から4時まで。無料。

 福山会場では約40社、広島会場は約100社が参加し、仕事の内容や雇用条件を説明する。求職中の障害者をはじめ、特別支援学校や高校の来春卒業予定者も参加できる。

 労働局によると、県内のハローワークを通じて昨年度に就職した障害者は1236人で、2年ぶりに増加。県内企業の障害者雇用率も1・77%(昨年6月時点)と5年連続で改善した。一方で、障害者雇用促進法が定める法定雇用率1・8%を達成した県内企業は49・1%にとどまる。

 問い合わせは、福山会場がハローワーク福山=電話084(923)8609。広島会場がハローワーク広島=電話082(511)1181。

中国新聞

60障害者施設が仕事共同受注‎

2010年09月14日 01時06分37秒 | 障害者の自立
 福山市内の障害者施設60カ所が、一般社団法人「トータルライフサポートふくやま」(小林義和会長)を設立した。大口の仕事を共同で受注し、入所者と通所者計約2千人の賃金アップにつなげる。

 法人の拠点は、障害者の作った商品を扱う同市伏見町のアンテナショップに置く。(1)ビルや公園、墓地などの清掃(2)農作業(3)名刺やチラシの印刷(4)クッキーや豆腐の食品加工―などを一括で受注し、対応できる事業所に振り分ける。職員も施設間で派遣し合い、人手不足を軽減する。

 広島県は2008年度策定の「工賃ステップアップ計画」で、県内の障害者の平均賃金を06年度の月額1万2419円から、11年度は約2倍の2万5千円に引き上げることを目標に掲げている。

 法人は、市障害者(児)施設連絡協議会会長を務める小林会長の呼び掛けに各施設が応じた。今後は、大学と連携した商品開発や福祉人材の合同採用面接会などにも取り組む。

 営業担当事務局員の岡田奈央さん(28)は「受注を着実に増やし、賃金を向上させて、障害者の自立を進めたい」と話している。事務所=電話050(3386)6219。

中国新聞

発達障害者の支援検討を要請 療育手帳交付で総務省

2010年09月14日 01時05分53秒 | 障害者の自立
 総務省は13日、発達障害者が一定水準の知能指数に達していることを理由に、交通機関の運賃割引などが受けられる療育手帳を交付されないケースがあるとして、厚生労働省に支援の在り方を検討するよう要請した。

 発達障害者は自閉症やアスペルガー症候群などの症状が発現した人だが、身体障害者、知的障害者、精神障害者と異なり独自の手帳制度がないため、知的障害者の療育手帳などを利用して支援措置を受けている。

 総務省は「発達障害者が療育手帳の交付を受けられる基準が平等ではない」などの苦情が相次いだことを受け、交付基準となる知能指数の上限値について自治体調査を実施。都道府県と政令指定都市から抽出した16自治体のうち4自治体が原則として軽度知的障害に当たる「70」、12自治体が原則「75」とばらつきがあることが分かった。

 このため総務省は、知的障害がない人も含まれている発達障害者の特性を踏まえた支援策や交付基準の改善を厚労省に要請。議論は政府の「障がい者制度改革推進会議」で行うよう求めた。

2010/09/13 17:59 【共同通信

障害者、自立への船出

2010年09月14日 01時02分37秒 | 障害者の自立
 「老若男女を問わず、ハンディキャップがあろうとなかろうと、すべての人がヨットを楽しめる」。こうした活動に、藤沢市のNPO法人「セイラビリティー江の島」が取り組んでいる。少々の風では傾かない「アクセスディンギー」というヨットを使い、障害者もセーリングを楽しむ。現場をのぞいてみた。


 西沢敦志さん(25)は、ヨットが係留されている桟橋まで電動車いすで移動する。乗り込むときには仲間の力を借りるが、一度シートに座ると、キャリア4年の腕前はだてではない。風を読み、波を見切り、帆やかじを巧みに操って「滑走」する。


 西沢さんがヨットを通じて身につけたのは、操船技術だけではない。自分で最も変わったと思うのが、社交性と積極性だ。以前は「体が自由に動かせないので、外では他人から攻撃されるような気がして、家から出るのがいやだった」。他人とは常に距離を置いて暮らしていた。


 アクセスディンギーは2人乗りで、隣に乗る人と協力して帆とかじを操る。普通は帆とかじを分担する。「仲間の意図を読み、こちらの狙いを伝えなければうまく走らない。知らず知らずのうちにチームワークが身についていた」と振り返る。


 両親が新聞でセイラビリティ江の島の存在を知り、勧めてくれたのがきっかけだった。だが、最初は気が進まなかった。脳性まひが原因で下肢が不自由で泳げず、水が怖かった。「ヨットに自分が乗るなんて考えたことがなく、海は遠い存在だった」


 初めて乗ったときは、体が緊張のあまり固まった。「怖くて、怖くて、体を突っ張っていたことを覚えている」。帆走中は「ちょっと傾いただけで、転覆するんじゃあないかと、パニックになりそうだった」。それが今では、「乗る日が楽しみで待ち遠しい」ようになった。


 レースにも出場する。大阪であった“草レース”で3位に入ったこともある。
 「同じ風で走っても、うまい人は速い。自分とどこが違うのか、真剣に考える。強くなりたい、うまくなりたいと工夫するようになった。『競う』ということを、初めて実感として理解できた」


 西沢さんは「ヨットに出合って初めて『自立』ということも考えるようになった」とも言う。


 「これまでの人生は、すべての面で親がかばってくれた。あえて考えないようにしていたが、親がぼくより先に死ぬのは自然の流れ。海に出たら、すべてを自分でやらなければいけない。実生活も一緒だと思うようになった」


■高齢者も大歓迎 18・19日体験会


 セイラビリティは障害を持つ人にもセーリングを楽しんでもらおうと、英国の王立ヨット協会が中心になって1980年代に誕生した。


 セイラビリティ江の島は2004年にスタートした。理事長の松本富士也さん(78)は東京五輪のヨット選手で、ロサンゼルス五輪では日本選手団の監督を務めた。「乗り物を操縦するのはだれでも楽しい。ヨットは風を読んで自分の判断でコースを決める。すべてが自己責任という厳しさもある。そんな喜びと難しさを、みんなに味わってもらいたい」と、松本さん。


 体験教室やボランティア養成など様々な活動をしており、その中に西沢さんが所属する「ユニバーサル海遊クラブ」も含まれる。高齢者と障害者のクラブで21人のうち5人が障害者だ。同クラブリーダーの大西清七郎さん(64)も心臓に障害がある。大西さんは「アクセスディンギーならだれでも安全に楽しめる。60歳以上の人、障害のある人はぜひ参加して」と呼びかける。年会費1万5000円。


 また、18、19の両日は、だれでも参加できる体験会「アクセスディンギーフェスタin江の島」が開かれる。いずれも問い合わせは大西さん(080・1233・3456)へ。


 ◆キーワード・・・アクセスディンギー


 「安全第一」のヨット。通常のヨットは風をはらんで傾いた際、転覆しないように上体を船外に出してバランスを取る必要がある。だが、アクセスディンギーは船の下につける板(センターボード)が35キロ前後と、通常の約5倍の重さがあって安定性が高い。傾きが小さく、船上での体重移動が困難な障害者や高齢者、子どもでも操縦できる。


 2人が前を向いた状態で横に並んで座る。シートはハンモックのようになっており、長い時間座っても疲れが少ない。かじは「ジョイスティック」という棒で操る。棒を右に傾ければ右、左に傾ければ左に曲がる。軽い力でかじが切れる。85年ごろオーストラリアで誕生し、世界中に普及している。

朝日新聞

広島高速でETC誤徴収 障害者割引一部認識せず

2010年09月14日 00時59分57秒 | 障害者の自立
 広島高速道路公社は13日、広島高速全線の自動料金収受システム(ETC)で、障害者割引を適用される利用者の一部から割引前の料金を徴収していた、と発表した。4月26日から5月末までに、48人分の計4万4430円を過徴収していた。

 4月26日に広島高速2号全線と3号延伸部分が開通したのに伴い、ETCの新たなプログラムを導入した際、委託業者が設定ミスしたのが原因。障害者割引を適用される利用者の一部を認識しない状態になっていた。

中国新聞