視覚障害者に点字や音訳図書を貸し出す「ライトハウスライブラリー」(松江市南田町)で、利用者と地域の人々との交流を図るイベント「第9回ら・ら・ふぇすた」が開かれた。約300人が来場し、点字や視覚障害への理解を深めるとともに、バザーや餅つきなどを楽しんだ。
今年は日本点字制定120年にあたり、5日のイベントでは、会場に点字の歴史のパネル展示、点字の名刺作成コーナーなどを設けた。点字は縦3、横2の計六つの点の凹凸を組み合わせて文字を表す。全ての点が突出する「め」が基本とされ、「め」の字を書く早さを競う大会もあった。イベントの最後には声をそろえて童謡を歌うなど、参加者は楽しいひとときを過ごした。
更生施設で点字を指導する浜田市旭町の岩谷智恵さん(46)の次男真文君(9)も点字の名刺づくりに挑戦。「名刺がきれいに出来てうれしい。お母さんのように、僕も点字を人に教えられるようになりたい」と話した。
(2010年09月23日 読売新聞)
今年は日本点字制定120年にあたり、5日のイベントでは、会場に点字の歴史のパネル展示、点字の名刺作成コーナーなどを設けた。点字は縦3、横2の計六つの点の凹凸を組み合わせて文字を表す。全ての点が突出する「め」が基本とされ、「め」の字を書く早さを競う大会もあった。イベントの最後には声をそろえて童謡を歌うなど、参加者は楽しいひとときを過ごした。
更生施設で点字を指導する浜田市旭町の岩谷智恵さん(46)の次男真文君(9)も点字の名刺づくりに挑戦。「名刺がきれいに出来てうれしい。お母さんのように、僕も点字を人に教えられるようになりたい」と話した。
(2010年09月23日 読売新聞)