ゴエモンのつぶやき

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震災犠牲者の生きた証、琴の音に 28日に演奏会

2012年01月14日 02時05分52秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で被害を受けた岩手県久慈市在住の大正琴演奏家、野田和響さん(55)が28日、兵庫県三田市のフラワータウン市民センターでコンサートを開く。被災地の現状に思いをはせてもらおうと、震災体験を語るほか、犠牲者を悼み作った曲「希望への懸け橋」などを披露する。


 野田さんは家族は無事だったが、津波が自宅近くに迫り、県内の実家に約1カ月避難。その後、各地で被災地支援の演奏を始め、昨年8月には神戸でチャリティーコンサートを開いた。

 「希望への‐」は、宮城県南三陸町職員として防災無線で避難を呼び掛け、津波の犠牲となった遠藤未希さん=当時(24)=への思いを込め作詞作曲した。住民のために放送を続けた遠藤さんの声をテレビで聞き、「遺族に彼女が生きた証しを届けたかった」と話す。

 コンサートでは震災時の体験や故郷への思いを紹介。岩手出身の詩人宮沢賢治の代表作「雨ニモマケズ」などの朗読に合わせ、オリジナルの5曲も演奏する。野田さんは「大正琴と古里の魅力を伝え、被災地の今に関心を寄せてもらいたい」

 入場無料。市民グループ「三田を知る会」の主催。会場では福島や宮城の障害者20+ 件が作った小物も販売する。問い合わせは同会の堺さんTEL080・2444・4156


震災犠牲者の生きた証、琴の音に 28日に演奏会

朝日新聞 2012年01月13日

12年度は現状維持を 県に市長会が助成見直しで要望へ

2012年01月14日 01時56分44秒 | 障害者の自立

 県市長会は12日、臨時会議を県厚生会館で開き、県が2012年度から見直しを計画している重症の心身障害児施設への助成制度について、12年度はこれまでの制度を堅持し、新たな枠組みを市長会とともに協議する場を早急に設けるよう、県に要望することを決めた。


 国の制度変更で、来年度から18歳以上の利用者の支給決定主体が県から市町に変わる。これに合わせて、県はこれまで障害児施設に対する国の給付費に、利用者1人当たり月額6万8000円を上乗せしてきた「特別加算」を改訂。県は18歳以上の費用は県と市町が折半し、代わりに通所サービスの充実やケアホーム整備の補助制度を創設して市町を支援する案を提案している。


 県市長会は、この特別加算を県にこれまで通り求め、国の新制度に合わせた支援のあり方をともに探る意向。


 会議には代理出席を含む13市の代表が出席。制度変更による各市町の負担増を懸念する声や、市が独自に実施している施設への支援態勢に見合った県の助成を望む意見が出た。 


中日新聞 2012年1月13日

【社告】まごころ募金に3215万円 震災孤児支援へも活用

2012年01月14日 01時52分38秒 | 障害者の自立
西日本新聞社と西日本新聞民生事業団が皆さまに呼びかけました「まごころ募金」は、期間中(昨年9月21日―12月22日)にお寄せいただいた金額が3215万5817円に上りました。ご協力に感謝申し上げます。

 これらの寄託金は、恵まれない環境にある九州の子ども、障害者20+ 件、お年寄りたちの施設やグループを支援するとともに、東日本大震災で親や働き手を失った子どもたちの育成などのため、大切に使わせていただきます。同寄託金のうち震災孤児たちへの支援額は、確定後に紙面で報告します。

 なお、「まごころ募金」の中で行いました震災孤児支援などの募金は、当事業団が年間を通して寄託をお願いしている社会福祉資金のなかで引き続き受け付けます。ご協力よろしくお願い致します。

 西日本新聞民生事業団=電話092(711)5041

=2012/01/13付 西日本新聞朝刊=

滋賀のバス会社:車椅子男性の乗車、「危険」と拒否

2012年01月14日 01時47分50秒 | 障害者の自立
 路線バスを運行する帝産湖南交通(滋賀県草津市)が車椅子利用者の乗車を拒否したとして、国土交通省近畿運輸局は13日、同社に文書で警告し、3カ月以内の改善報告を求めた。

 警告書などによると、昨年7月と9月、京都市の男性(45)が車椅子で大津市内の路線バス(石山駅-上稲津)に乗ろうとしたが、同社は乗降できるか調べずに「安全が確保できず危険」と断った。

 運輸局は障害者支援団体の指摘を受けて調査したところ、低床バス運行区間の停留所157カ所のうち128カ所で車椅子の乗車を拒否していたことが分かり、運輸規則に違反すると判断。スロープ板を使って乗降できるか検討し、車椅子利用に関する情報を利用者に提供するよう同社を指導した。

 運輸局旅客第1課の阪部光雄課長は「事業者は全ての人が利用できるよう検討するのが原則。社会全体でバリアフリーを考えていく必要がある」と話した。同社の下田敏矩社長は「真摯(しんし)に受け止めて対応する」と応じた。

毎日新聞 2012年1月14日 0時58分