名張市と郵便事業会社名張支店、名張郵便局は23日、高齢者や子どもの異変など市民生活情報の提供に関する協定を結んだ。既に締結している道路の異常や不法投棄の情報提供と合わせた包括的協定は、県内初という。
配達などで市内を回る外勤職員約100人が、高齢者や障害者、子どもの異変に気付いた際、市の担当部局に情報を提供する内容。徘徊(はいかい)や児童虐待などの防止につなげるのが狙い。郵政公社時代に締結した道路の異常(99年2月)や産業廃棄物の不法投棄(01年5月)に関する情報提供はここ数年、実績が全くなかった。今回の協定締結を機に、外勤職員にチラシを配るなどして再度意識付けをするという。
市役所であった協定締結式で、亀井利克市長は「行方不明者や声かけ事案の未然防止にもつながる」と期待を寄せた。牧田孝重支店長は「社員に意識付けをして、情報提供を積極的に進めたい」と述べた。
毎日新聞 2012年1月24日 地方版
配達などで市内を回る外勤職員約100人が、高齢者や障害者、子どもの異変に気付いた際、市の担当部局に情報を提供する内容。徘徊(はいかい)や児童虐待などの防止につなげるのが狙い。郵政公社時代に締結した道路の異常(99年2月)や産業廃棄物の不法投棄(01年5月)に関する情報提供はここ数年、実績が全くなかった。今回の協定締結を機に、外勤職員にチラシを配るなどして再度意識付けをするという。
市役所であった協定締結式で、亀井利克市長は「行方不明者や声かけ事案の未然防止にもつながる」と期待を寄せた。牧田孝重支店長は「社員に意識付けをして、情報提供を積極的に進めたい」と述べた。
毎日新聞 2012年1月24日 地方版