ゴエモンのつぶやき

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大震災、原発事故の被災者――その心のケアをできるカウンセラーは存在するのか?

2012年01月17日 02時40分44秒 | 障害者の自立
 東日本大震災、しかも原発事故が重なるといった大災害が起こった時に被災者は、いったい、どのような心理状況を経過するのか。

 大災害、大事件、それに大事故、それを身の回りで経験した人々は、心理面でも過酷な思いを体験するといわれる。ストレス障害――心のケアもそれにつれて必要になる。
 
 だが、大震災、それに原発事故の体験者の心のケアをできるカウンセラーはそう多く存在するとは思えない。体験の格差が大きく、カウンセラーの“体験負け”が否めない。それを埋めるのは簡単ではない。
 
大災害被災者の心理的なサイクル
 
 東京都福祉保健局が発行した『災害時の「こころのケア」の手引き』によると、大災害時の被災者の多くは、「茫然自失期」→「ハネムーン期」→「幻滅期」→「再建期」という心理的経過をたどる、とされている。
 
 「茫然自失期」、これは文字どおり茫然自失の状態となり、感覚や感情がなくなったりする。大災害時に自己の危険を顧みず、行動したりする人も出るといわれる。

 「ハネムーン期」、ここでは過酷な災害を体験し、くぐり抜けてきたことで被災者たちが周囲と強い連帯感を持ち、被災地全体に助け合い、頑張ろうというムードが生まれる。

 「幻滅期」となると、被災者の忍耐が限界に達し、やり場のない不安や不満が生じたり、連帯感が失われたりする。「ハネムーン期」の反動ともいえる。

 そして「再建期」。大災害のフラッシュバック現象は起こったりするが、地域の復興や生活再建への自信が戻る。

 ただし、復興から取り残された人たちは、ストレスに見舞われたりする。

心理的なサイクルのスピードは異例の遅さ

 今回の東日本大震災、原発事故はあまりの巨大な災害だったこともあり、この4期の心理的なサイクルがそれぞれ異例の長さになっている、ということだ。

 心理学学者やカウンセラーなど専門家の多くは、大震災直後から4期の「心理サイクル」が長期化すると予想していた。はたせるかな、「心理サイクル」の現実はその予想通りになっている、というのが一致した見方である。

 つまり、普通の災害や事件、事故なら、この心理的なサイクルが割合速いスピードで進む。しかし、この東日本大震災、原発事故ではサイクルの推移スピードが異例なほど遅いということだ。衝撃の大きさ、深刻さを物語る、と言っても間違いではないだろう。

 アメリカでは、2001年に同時多発テロ事件の「9・11」が起った。この事件も未曾有なもので人々の心理に大きな影響を残した。この事件の心理的なサイクルも異例の長期にわたるものだった。

 大事件や大事故が起きる。人は心の整理やリセットができない。
 気持ちが高揚したり、反対にへこんだり落ち込んだりという心理サイクルを何度も繰り返して、時間をかけながら“通常”“平常”に戻るプロセスが必要である。

(東洋経済HRオンライン編集部) - 12/01/16 | 16:15

被災地支援者(ボランティア)アスベスト障害防止セミナー

2012年01月17日 02時30分23秒 | 障害者の自立
平成23年度 大阪府環境保全活動補助金事業
大阪市民セミナー 参加無料!

被災地支援者(ボランティア)アスベスト障害防止セミナー

石綿は1970年代から90年代にかけて大量に輸入され、その多くは建材として建物に使用されてきました。今後、東日本大震災や紀伊半島豪雨における復旧活動において作業に従事する労働者やボランティア参加者のアスベスト粉じんのばく露による、健康障害の発生が懸念されます。
(社)関西アスベスト調査診断協会では新たなアスベストによる健康被害を発生させないため、市民講座の開催を通じてアスベストによる環境や健康への影響について普及啓発活動をおこなってきました。この度、環境省 水・大気環境局大気環境課長からの協力要請に基づき、日本アスベスト調査診断協会認定講師による「被災地支援者送出し石綿障害防止セミナー」を開催いたします。

日時 平成24年2月25日(土)午後1時30分から午後3時30分

場所 大阪市立社会福祉センター
〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町12-10
      最寄駅 谷町9丁目駅 下車(地下鉄谷町線・千日前線)
          近鉄上本町駅 下車(近鉄大阪線)      東へ徒歩3分

対象 被災地ボランティア参加者、環境、建築、防災などに関心のある方
参加費 無料
募集人数 30名 
主催  一般社団法人 関西アスベスト調査診断協会

【参加申込み】
団体名:               
お名前:            
連絡先:               

申込方法:FAX又はメールでお申し込み下さい。FAXの場合は上記申込書を
ご利用下さい。
メールの場合は市民セミナー参加申し込みと記載して団体名、お名前、連絡先をご記入ください。
申込締切は2月20日(月)必着

申込み先:一般社団法人 関西アスベスト調査診断協会 担当(梶)
大阪事務所〒590-0834 大阪府堺市堺区出島町3-13-8 
TEL/FAX 072-247-7831/072-243-2152
e-mail : m-kaji@kansai-ada.jp 
http://www.kansai-ada.jp


一般社団法人 関西アスベスト調査診断協会 広報部 

福祉ネットワーク「福祉機器の事故」――

2012年01月17日 02時20分47秒 | 障害者の自立
NHKの福祉ネットワークは、1月18日、福祉用具の使用中の事故についての番組を放送する。

「ベッドの柵に頭が挟まった」「電動車いすで川に転落」など、今、障害者や高齢者が日常生活を送る上で欠かせない福祉用具の使用中の事故が、多数発生しているという。

番組では、実際にあった重大事故や「ひやりハッと」の事例から、なぜ事故が起こったのかを専門家とともに検証。どうすれば安全に福祉用具を活用できるのかを、新たに始まった国の対策も交えて伝えていく。

スタジオでは実際に介護ベッドも用意し、安全な使い方を学ぶこともできる。

日時:1月18日20:00~20:29
番組名:福祉ネットワーク
チャンネル:NHK Eテレ(教育テレビ)


福祉ネットワーク「福祉機器の事故」――ケアマネジメント オンライン -

避難所の運営体験 日頃から備え必要

2012年01月17日 02時09分52秒 | 障害者の自立
「寝たきり」協力し搬送/「パンがない」/段ボールで保温

  災害時に避難所はどのような運営が求められるか―。東日本大震災を受け、県ボランティア・市民活動センターは15日、大分市の県総合社会福祉会館で、避難所運営の課題への対応を学ぶ「県災害ボランティア体験型研修会」を開いた。参加者からは「訓練でも混乱した。日頃から役割分担を決めておくなど準備しておく必要がある」などの声が聞かれた。 

配役ごとに課題を検証

 大災害が起き、約70人が避難所に詰め掛けた―との想定。災害ボランティアの登録者ら参加者は、行政職員、寝たきり、視覚障害者、旅行者などの配役を割り振られ、それぞれの立場から課題を検証した。
 「寝たきり」の男性を「消防団員」らで協力して避難所に運ぶ方法や、被災者にどのように毛布や段ボール、炊き出しの食事を割り振るかなどを体験。支援物資のパンが足りず、配分が滞る場面もあった。
 実際の避難所に近づけるため、会場は暖房設備が切られ、トイレは水洗できない状況で訓練。参加者は「段ボールを敷くことで、温かさが全く違うことがよく分かった」などと話した。
 最後にスタッフが避難所運営の注意点を説明。災害対策本部と連携する「総務班」や、避難者名簿の管理や報道対応をする「被災者管理班」、「食料物資班」「保健・衛生班」などが必要になることを紹介した。
 自治会長の役を演じた日田市丸山の老人保健施設職員、伊藤康之さん(48)は「被災者からの要求が集中してさばくことができず、対応の優先順位を決めるのも難しかった。地域ごとに訓練するのも勉強になるのではないか」と話した。
 同センターとして避難所運営の訓練は初めて。同センターの村野淳子専門員は昨年3月、福島県の避難所で、お年寄りが体育館の観覧席の椅子を使い毛布1枚で寝泊まりしていたのを目の当たりにし、「災害弱者に配慮するなど訓練の必要性を感じた」という。
 「災害時は行政だけでは対応できないことが多い。命と暮らしを守るためには被災者自身が考え、避難所運営の仕組みをつくっていくことが必要になる。今後も訓練の継続を検討したい」と話した。


配られた毛布にくるまり、避難所での生活や行動を模擬体験する参加者=15日、大分市の県総合社会福祉会館

大分合同新聞 - [2012年01月16日 09:48]

漢字1字に思いこめ 書き初めで交流 洲本

2012年01月17日 01時59分52秒 | 障害者の自立
 漢字1字に思いをこめる書き初め会が15日、兵庫洲本市五色町鮎原西、NPO法人「重度身体障害者生きがい支援の会・アートスタジオ夢」のアトリエであった。同法人メンバーや支援者、地域住民ら、小学生から80歳代までの30人が交流した。


 同法人が毎年1月に催しており、今年で4回目。車いす利用者も健常者もそれぞれ直径5センチほどの太い筆を握り、1メートル四方の和紙と向き合って思い思いの漢字を書いた。

 今年もたくさんの作品に取り組めるよう願って「造」や「描」、淡路島の星の美しさを表して「星」など、参加者は漢字を選んだ理由を発表してから書き初めに挑戦。豪快な筆遣いに拍手が起こった。自分や好きな人の名前から取って「花」や「狩」などの1字を書く人もいた。

 「温」と書いた同市桑間の女性(26)は「みんなに見られて緊張したけど力一杯書けた。いい年になりそう」と喜んでいた。



1メートル四方の和紙に漢字1字を書く参加者=洲本市五色町鮎原西

神戸新聞 - (2012/01/16 09:15)