岡山・倉敷帆布を使用し、実用性とシンプルなデザインで人気を呼んでいるはんぷ工房「結」のブランドショップが22日、光市木園にオープンする。開店に合わせて「結」のロゴを一新し、帆布もパステルカラーなど11色を展開。22、23の両日にはオープニングイベントとして、帆布製品や絵画を販売、喫茶コーナーも設ける。
「結」は06年、障害福祉サービス事業所「周南あけぼの園」(社会福祉法人・大和福祉会)の刺しゅうや縫製が得意なメンバーが結成した。バッグは手仕事で作り上げ、購入者の意見で使いやすいデザインを工夫した。
バザーやカタログ通信販売で人気が広がり、現在は全国から年間約2000点の注文がある。関東を中心に委託販売も広がっているが、製品を常時販売するブランドショップは初めて。
店は大和福祉会が光市内で運営する「光あけぼの園」の玄関ロビーを改装した約64平方メートル。「周南あけぼの園」で作る絵画やカレンダー、ポストカードも販売する。
オープンに向け、工房はバッグの製作に追われている。結のメンバー12人のリーダー、重岡妙子さん(47)は「みんなで作ったバッグを買ってくれたお客様の笑顔をみると、うれしい気持ちが湧いてくる」とオープンを楽しみにしている。光あけぼの園(0833・74・3333)の西岡繁樹園長は「障害がある人が『働く人』として地域に暮らし働けるよう、可能性を広げていきたい」と話している。
毎日新聞 2012年09月05日〔山口東版〕
「結」は06年、障害福祉サービス事業所「周南あけぼの園」(社会福祉法人・大和福祉会)の刺しゅうや縫製が得意なメンバーが結成した。バッグは手仕事で作り上げ、購入者の意見で使いやすいデザインを工夫した。
バザーやカタログ通信販売で人気が広がり、現在は全国から年間約2000点の注文がある。関東を中心に委託販売も広がっているが、製品を常時販売するブランドショップは初めて。
店は大和福祉会が光市内で運営する「光あけぼの園」の玄関ロビーを改装した約64平方メートル。「周南あけぼの園」で作る絵画やカレンダー、ポストカードも販売する。
オープンに向け、工房はバッグの製作に追われている。結のメンバー12人のリーダー、重岡妙子さん(47)は「みんなで作ったバッグを買ってくれたお客様の笑顔をみると、うれしい気持ちが湧いてくる」とオープンを楽しみにしている。光あけぼの園(0833・74・3333)の西岡繁樹園長は「障害がある人が『働く人』として地域に暮らし働けるよう、可能性を広げていきたい」と話している。
毎日新聞 2012年09月05日〔山口東版〕