四国地区の「第42回朗読録音奉仕者感謝の集い」(鉄道弘済会、日本盲人福祉委員会主催、毎日新聞社会事業団など後援)が7日、高松市内で開かれた。長年、視覚障害者向けの録音図書の制作に関わってきた徳島県北島町の黒下濱子さん▽高知市の小松玲子さん▽松山市の高橋綾子さん▽高松市の坂井田治子さん−−の4人に感謝状が贈られた。
集いは、視覚障害者の知識や教養の源となっている録音図書の普及などを目的に、1971年から開催。黒下さんと小松さんは音訳ボランティアとして、それぞれ17年、31年にわたり朗読録音の活動を続けてきた。
高橋さんは録音図書の校正に携わり、丁寧で的確な図書づくりに貢献した。坂井田さんはデジタル機器による録音図書(DAISY録音図書)の編集の部門での受賞。
小松さんに代わって出席した高知点字図書館の坂本康久館長は「本人は『大変、ありがたい』と喜んでいた。これからも健康に気をつけて、長く続けていただけたら」と話していた。
毎日新聞 2012年09月08日 地方版
集いは、視覚障害者の知識や教養の源となっている録音図書の普及などを目的に、1971年から開催。黒下さんと小松さんは音訳ボランティアとして、それぞれ17年、31年にわたり朗読録音の活動を続けてきた。
高橋さんは録音図書の校正に携わり、丁寧で的確な図書づくりに貢献した。坂井田さんはデジタル機器による録音図書(DAISY録音図書)の編集の部門での受賞。
小松さんに代わって出席した高知点字図書館の坂本康久館長は「本人は『大変、ありがたい』と喜んでいた。これからも健康に気をつけて、長く続けていただけたら」と話していた。
毎日新聞 2012年09月08日 地方版