ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

男子マラソンの岡村が4位入賞「力を出し切れた」=パラリンピック

2012年09月10日 02時18分04秒 | 障害者の自立
 ロンドンパラリンピックの男子マラソン(視覚障害)が現地時間9日、ロンドン市内の「ザ・マル」を発着点とするコースで行われ、岡村正広(千葉盲学校)が2時間28分51秒で4位に入った。和田伸也(大阪府視覚障害者福祉協会)は2時間40分08秒で5位、高橋勇市(アイ・ティ・フロンティア)は2時間42分09秒で7位でゴールし、日本人3選手はいずれも入賞を果たした。優勝はスアレス・アルベルト(スペイン)で、2時間24分50秒の世界新記録で制した。

 以下はレース後の岡村のコメント。

「メダルを取るために先頭集団にいられればと思っていた。20キロ過ぎまでついていったが、ペースが上がったこととコースの起伏があったことで足にきていた。離されたときについていけなかった。非常に日差しが強く、日陰と日なたのコントラストが激しかったことで神経を使い、スタミナにも影響が出てしまった。
 自分の持っている力は出し切れたと思う。(初のパラリンピック出場だったが)雰囲気は十分に味わえたし、満足している」

[ スポーツナビ 2012年9月9日 19:21 ]

ヒマワリの種福島へ 座間で小中学生ら

2012年09月10日 02時12分15秒 | 障害者の自立
 座間市で実ったヒマワリの種を東日本大震災で被災した福島県の障害者支援に役立ててもらおうと、8日、同市立西中学校で花から種を取り出す作業があった。市観光協会や市民団体の関係者、小中学生ら約350人が参加した。


 「ひまわりまつり」があったヒマワリ畑から花を集め、板に釘を打ち付けたブラシのような器具でゴシゴシと種を取り出した。中学2年の角田陽向(ひ・な)子さん(14)は「種を取るのはなかなか大変。少しでも被災者の仕事に役に立てればうれしい」と話した。


 収穫した約1トンの種を「JDF被災地障がい者支援センターふくしま」に贈る。センターでは、原発事故の影響で仕事を失った障害者たちに、種を焙煎(ばい・せん)して油を取り出す作業をしてもらうという。ドレッシングやハンドクリームなどへの商品化も目指している。同センターは全国から種を集めている。



朝日新聞 - 2012年09月09日

ヒマワリの種福島へ 座間で小中学生ら

2012年09月10日 02時12分15秒 | 障害者の自立
 座間市で実ったヒマワリの種を東日本大震災で被災した福島県の障害者支援に役立ててもらおうと、8日、同市立西中学校で花から種を取り出す作業があった。市観光協会や市民団体の関係者、小中学生ら約350人が参加した。


 「ひまわりまつり」があったヒマワリ畑から花を集め、板に釘を打ち付けたブラシのような器具でゴシゴシと種を取り出した。中学2年の角田陽向(ひ・な)子さん(14)は「種を取るのはなかなか大変。少しでも被災者の仕事に役に立てればうれしい」と話した。


 収穫した約1トンの種を「JDF被災地障がい者支援センターふくしま」に贈る。センターでは、原発事故の影響で仕事を失った障害者たちに、種を焙煎(ばい・せん)して油を取り出す作業をしてもらうという。ドレッシングやハンドクリームなどへの商品化も目指している。同センターは全国から種を集めている。



朝日新聞 - 2012年09月09日

情報弱者:助けよう 災害時の外国人や障害者ら、やさしい日本語で

2012年09月10日 01時09分40秒 | 障害者の自立
 ◇津波、避難…把握できず 近くの人が声かけを

 東日本大震災からもうすぐ1年半。外国人や障害者たちは、言葉による避難情報などを十分に得られず「情報弱者」になってしまいがちだ。災害発生直後に外国語や手話の通訳者をそろえるのは難しい。「防災の日」の1日、被災地の仙台市で開かれた社会言語科学会では、誰にとっても伝わりやすい「やさしい日本語」を使う必要性を訴える声が相次いだ。

 「やさしい日本語」は、難しい言葉を言い換え、簡単な構文を使うのが特徴。「危険」は「危ない」、「警戒する」は「気をつける」と言い換えたり、水を配る時に「水をもらうことができます。お金はいりません」と言う。95年の阪神大震災で外国人の死傷者の割合が高かったのを受け、青森県の弘前大学社会言語学研究室が研究を進めてきた。

 研究室では言い換えの例文などを記したポスターを作り、ホームページ(http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/kokugo/index.html)で公開している。自治体や支援団体にも徐々に浸透。1日の学会で同大学の佐藤和之教授は「東日本大震災では、外国人が情報を得られない状況は避けられたのでは」と語る一方「これまではボランティアらが被災地に入るまでの72時間をしのぐことを目標にしていたが、今回は被害の範囲が広く、さらに時間がかかった。放射性物質など専門的な表現の言い換えも求められ、情報のニーズがどんどん拡大した」と、新たな課題に言及した。

 学会には「情報弱者」の立場に置かれがちな外国人や聴覚障害者、知的障害者も参加。ワークショップで思いを語った。

 宮城学院女子大のJ・F・モリス教授は「避難所ではトイレの場所が分からないなど、切羽詰まることが続いていた。その時に必要なのは通訳ではない。近くにいた人が、相手に分かる方法でコミュニケーションをとれることだ」と語った。

 聴覚障害がある宮城教育大の松崎丈准教授は「通信が遮断され、津波警報や避難情報を把握できなかった聴覚障害者も多い。情報が届かず、命を失った人もいる」と悔やんだ。震災前は周囲の理解ある聴者から生活情報を得られても、避難所や仮設住宅では頼れる人がおらず、体を壊す人もいるという。

 知的障害者を対象にした新聞「ステージ」の編集長で、自身も知的障害を持つ小池美希さんは、分かりやすい文章による新聞作りの工夫を紹介した。「ステージ」では(1)記事に「これ」「それ」などの指示語を多用しない(2)文章は短く(3)分かりやすい文の切れ目で改行する−−など、記事の書き方を工夫しているという。

 会場からは「手話ニュースや子ども向けのニュースは、実は高齢者らにも好評だ。多様な情報弱者に活用できたらいい」という声が出ていた。いつ身近に起こるかわからない災害。周囲に困っている人がいたら、やさしい日本語で話しかけるよう努めたい。

毎日新聞 2012年09月09日 東京朝刊

みそ:じっくり発、酵自然な味わい 障害者が手作り、泉南・NPO来月販売 /大阪

2012年09月10日 01時06分41秒 | 障害者の自立
 ◇販路広げ就労機会増へ 売り上げは運営資金に

 泉南市で障害者20+件の就労支援に取り組むNPO法人「HOS(ホス)」が、手作りみその販売を始める。通所者が栽培した減農薬米を主原料とし、泉州地方で古くから伝わる作り方で製造した米みそ。売り上げは運営資金に充てる。

 同法人は99年に市内の4家族で設立し、07年にNPO法人化した。市内で2カ所の作業所を運営し、18〜58歳の13人が通所している。みそづくりは「通所者の社会参加と自立のために」と2年前から計画。試験的に仕込みをしたところ、「おいしい」と評判が良いことから、食品衛生法の販売許可を取得したうえで市販することにした。

 原料は借り受けた水田で栽培した減農薬米と北海道産の大豆。市内の農家の指導を受け、米こうじを加えてじっくりと発酵させた。添加物は使わず、甘みと辛さのバランスの取れた自然な味わいが特徴だ。

毎日新聞 2012年09月09日 地方版