ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者自立、エコに支援 サンキュー隼人店

2012年09月10日 00時58分50秒 | 障害者の自立
 家庭から出る資源ごみを回収する「はっぴぃエコプラザ隼人」が5日、霧島市の「サンキュー隼人店」に開設された。市内の障害者支援センター「ワークショップはやと」と、同店を運営するタイヨー(本社・鹿児島市)の共同企画。毎週水曜日に実施し、資源ごみの売却益は全額、「はやと」の収益となる。「エコプラザ」開設は、同社の県内店舗では初めて。
 同社の社会貢献活動の一環で、環境保全の促進と障害者の自立支援を両立するのが狙い。
 水曜の午前9時半から午後4時まで「はやと」の施設利用者が店舗前に常駐し、買い物客が持ち込んだ資源ごみの分別などをする。ペットボトルや衣類、台所用品など幅広く受け付け、客には同店で使える買い物割引券「グリーン券」が渡される。
 この日はオープン記念式典があり、同社総務部の飯尾俊一部長(47)が「このシステムを県内に広げて、地域により根ざした活動を進めていきたい」とあいさつ。式が終わると買い物客が早速、古新聞や空き缶などを持ち込み、利用者らは「ありがとうございます」と笑顔で受け取っていた。
 「はやと」の大村貢施設長(56)は「人と接する社会体験は自立支援につながる。いい機会をいただきありがたい」と話した。同施設=0995(44)7111。


資源ごみを受け取る障害者支援センターの利用者ら=霧島市の「サンキュー隼人店」

南日本新聞 - (2012 09/09 15:00)

秋の交歓会:障害者・児童が卓球バレーに快汗 /大分

2012年09月10日 00時56分16秒 | 障害者の自立
 第34回県障がい者・児「秋の交歓会」が8日、大分市大津町の県総合社会福祉会館で開会。1チーム6人制の卓球バレーには14チーム、119人が参加し、汗を流した。

 卓球バレーは74年ごろ、京都の養護学校で筋ジストロフィー症の児童が始めた。卓球台からネットを約5センチ上げ、隙間(すきま)を特製ラケット(縦5センチ、横30センチ)で3打以内で打ち合うゲーム。車椅子使用者や障害者らは「いけっ」「おしい」と時に大声を出して熱中した。

 開会中のロンドン・パラリンピック卓球に本県から板井淳記選手(26)=県臼杵土木事務所=が出場したこともあり、会場は例年以上の盛り上がり。昨年優勝の別府フラワーズ(24人)の古賀清信部長(64)は「みんなで仲良くできるのが魅力」と笑顔を見せた。

 会場そばでは損保ジャパン代理店関係者ら約40人が選手の車椅子の清掃や整備のボランティアをした。

毎日新聞 2012年09月09日 地方版

障害者の死亡率は健常者の2倍!東日本大震災を障害者・高齢者の視点で検証

2012年09月10日 00時48分53秒 | 障害者の自立
東日本大震災を障害者や高齢者などの「災害時要援護者」の視点から検証する。国は2005年から「災害時要援護者」の避難を支援する対策を打ち出していたが、今回の震災でも障害者や高齢者に被害が集中した。障害者20+ 件の死亡率は健常者の約2倍、死亡者のうち60歳以上が65パーセントを占めていたのだ。

「災害時要援護者」に対して先進的な取り組みをしている宮城県石巻市八幡町では、「防災ネットワーク」を構築していた。事前に登録した近隣住民が災害時に障害者や一人暮らしの高齢者のもとに駆けつけ、一緒に避難するという仕組みだ。しかし、これにより助かった人がいた一方、避難が遅れて犠牲になったり支援者が現れなかったりしたケースもあるという。これまでの対策の課題と今後の支援のあり方を考える。


【ハートネットTV シリーズ "災害時要援護者"をどう支えるか (1)】  教育/デジタル教育1 09月11日(火) 20:00 ~20:29

*ハートネットTV - 更新:2012-9-9 6:00

障害者アート 才能を応援 原田泰治さん

2012年09月10日 00時42分44秒 | 障害者の自立
 諏訪市の原田泰治美術館のギャラリーさざなみで8日、特別展「あつまれ!ぼくらのワンダーアート」が始まった。素朴画家の原田泰治さん(72)が、創作活動に打ち込む障害者と知り合い、その才能にほれ込んで自ら企画した。「これからも、豊かな才能のある障害者に発表の場を提供したい」と、芸術活動への応援を続けるという。

 岡谷市図書館に勤務する丸山圭さん(25=岡谷市)は、養護学校時代から独学でパステル画を描いている。「魚が好き」という丸山さんの題材はタイやイカ、金魚など。色使いが素晴らしく、どの魚も、いまにも動き出しそうなほどリアルだ。
 色鉛筆画の浜昌平さん(32=茅野市)は、パリや東京へのスケッチ旅行で描いた作品を展示。どれもプロ級の腕前で、独創的な筆づかいがとくに印象的だ。
 アクリル画の酒井慶二郎さん(23=諏訪市)は、ほのぼのとさせる人物画に定評があり、ファンも多いという。
 切り紙の百瀬達也さん(17=塩尻市)は、木曽養護学校高等部の2年生。切り紙で作る立体的な昆虫は、本物と見分けがつかないほどの精巧さ。「まさに天才」と原田さんを驚かせた。
 オープニング式では、丸山さん、浜さん、酒井さんが、「一生懸命に描きました」「アクリルで描きました。花は鉛筆で描きました」など、つっかえながらも、自らの言葉で説明。原田さんが、「ここは、どうやって色を付けたの」などと質問しながら、作品を批評。「素晴らしい」を連発していた。
 今後も定期的に障害者の作品展を開くという原田さんは「ただ展示するだけでなく、自分の言葉で表現する場にしていきたい。10年も続ければ、もっともっと素晴らしい芸術家がそろうだろう」と期待を込めていた。特別展は今月30日まで。期間中は無休。
    ◇
 特別展とともに8日、企画展「原田泰治と行く ぶらりローカル線の旅」も開幕した(来年2月27日まで)。詳しくは美術館(0266・54・1881)へ。


自らの作品について説明する浜昌平さん(左)と、批評する原田泰治さん(中央)=諏訪市

朝日新聞 - 2012年09月09日