ゴエモンのつぶやき

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「アール・ブリュット展」を開催します

2012年09月12日 01時24分30秒 | 障害者の自立
佐賀県
2012/09/11 15:35
From Digital PR Plat

佐賀県では、芸術や創造することの素晴らしさは、障害の有無といった垣根がないことを感じていただくことなどを目的に、平成24年11月の「バラエティ・アート・フェスタさが2012(第12回全国障害者芸術・文化祭さが大会)」の開催に併せ、県内では初めてとなる「アール・ブリュット展」を下記のとおり開催します。なお、アール・ブリュット展の開催に際して、事前の研修会や展覧会会期中のシンポジウムも予定しています。
 アール・ブリュットは、障害の有無など様々な垣根を越えた表現であり、この機会に是非、人間が創造する豊かさや可能性など、アール・ブリュットが放つ魅力を五感で感じていただければと思います。
 アール・ブリュットとは、フランスの画家ジャン・デュビュッフェによって提唱された言葉で、正規の美術教育を受けていない人が自発的に生み出した純粋な表現であり、人間の生の根源からの衝動に従ってあふれ出てきたかのような造形や創造を、「アール・ブリュット【仏:Art Brut】(生の芸術)」と呼んでいます。
 2010年、パリ市立アン・サン・ピエール美術館で開催された「アール・ブリュット ジャポネ展」では12万人を動員し大変な反響をよびました。アール・ブリュット作家の中には、知的・精神等の障害のある作家も多く含まれ、人の普遍的な創造することの可能性や豊かさを伝える芸術分野として、今、国内外で注目を集めています。





◆ アール・ブリュット展

1.会期
平成24年11月23日(祝日・金曜日)~25日(日曜日)

2.開催時間
10時から17時(最終日は15時まで)

3.会場
佐賀市文化会館イベントホール(佐賀市日の出1丁目21-10)

4.出展内容(予定)
 佐賀県や九州のアール・ブリュット作家をはじめ、これまで海外で注目を集めてきた作家やこれから注目される新しい作家、さらにはアジアの作家など、約30名の出展作家による展覧会です。

5.出展作品数
300点程度

6.観覧料
一般・大学生500円、小学生~高校生・障害者20+ 件・介助者(1名)250円

7.主催
佐賀県、佐賀市

8.その他
展覧会期間中は、会場内でアートディレクターによるギャラリートークを随時実施します

◆ アール・ブリュットシンポジウム

 展覧会会期中には、識者や芸術家等がアール・ブリュットの概念や歴史について紹介し、日本のアール・ブリュットについて、様々な視点から魅力を伝えるシンポジウムも開催します。(※ 会期中に3コマ実施する予定です。)


【シンポジウム開催概要】

・ゲスト
保坂健二朗さん(国立近代美術館研究員)、田口ランディさん(作家)、小室等さん(ミュージシャン)

・会場
佐賀市文化会館

・対象
一般各50人程度 ※申込み不要


◆ アール・ブリュット事前研修会

 展覧会のアートディレクターを講師として、県内の障害者20+ 件関連施設や団体、医療関係者等に対して、アール・ブリュット研修会を実施し、認知度を上げ県内の作家発掘とアール・ブリュットの振興につなげます。(※ 展覧会までに2回程度開催する予定です。)


【第1回研修会概要(予定) ※佐賀県障害者虐待防止・権利擁護研修内で開催】
・日程
9月27日(木曜日)

・会場
佐賀県母子福祉センター3階ホール(佐賀市神野東二丁目6番10号)

・対象
県内の障害者福祉サービス事業所や指定相談支援事業所関係の方、各市町障害福祉担当職員の方

関連情報
http://digitalpr.jp/r/2255

要援護者を守れ 大分市が災害用マニュアル

2012年09月12日 01時19分36秒 | 障害者の自立
 大分市は災害時の要援護者支援マニュアル(A4判、57ページ)を作った。3千冊作成し、市内の自主防災組織や自治会に配布。「マニュアルを活用して各地域で自主的に態勢づくりを進めてほしい」と呼び掛けている。

 マニュアルの作成は高齢者や障害者、妊婦、日本語の理解ができない外国人といった「災害時要援護者」を安全に避難させるのが目的。▽個人情報をまとめたリストの活用▽障害や疾患に応じた準備▽災害時の情報伝達―など、必要な取り組みを具体的に記している。
 市内の自主防災組織の結成率は99.3%(3月現在)。マニュアルを作成した市長寿福祉課の福山圭三郎参事は「要援護者対策など個別の態勢づくりが既に整っている地域もあれば、(防災について全般的に)運営方法を模索している組織もある。いずれも支援者の確保が課題」と話す。
 今年7月の大分県豪雨では支援者の自治委員や民生委員自身が被災し、被災地では要援護者の避難支援に手が回らなかったケースがあったという。一方、都市部では人間関係が希薄になる傾向があり、福山参事は要介護者の支援について「迅速な避難には住民一人一人が助け合いの気持ちを持ち、日頃から良い人間関係を構築することが不可欠」とアドバイスしている。
 ×  ×  × 
 市は災害時に「福祉避難所」の利用を希望する人を受け付けている。事前にニーズを把握することでより適切な対応を図るため。(1)要介護認定3~5の人(2)特別障害者手当・障害児福祉手当受給対象者、障害程度区分4~6の人―が対象。問い合わせは市長寿福祉課(TEL097-537-5679)へ。


「災害時に要援護者が迅速かつ的確に避難できるように」とマニュアルの活用を呼び掛ける大分市長寿福祉課の職員

大分合同新聞 - [2012年09月11日 09:59]

パラリンピック閉幕 日本勢メダル16個獲得

2012年09月12日 01時09分21秒 | 障害者の自立
 第14回夏季パラリンピック・ロンドン大会は9日夜(日本時間10日朝)、ロンドン東部の五輪スタジアムで閉会式を行い、12日間の障害者スポーツの祭典が幕を閉じた。

 パラリンピック発祥の国で連日会場を埋めた観衆が温かい声援を送り、五輪に続いて成功を収めた。「炎のフェスティバル」と題した閉会式で、日本は金メダルを獲得したゴールボール女子の小宮正江主将(37)が旗手を務めた。日本は金5個のメダル総数16個に終わり、金5個を含む27個の前回北京大会を下回った。中国が金95個、総数231個のメダルで3大会連続のトップだった。


閉会式で日本の旗手を務めるゴールボール女子の小宮正江主将(右)

スポーツニッポン[ 2012年9月11日 06:00 ]

内閣府部会:「配慮なし」も障害者差別 提言骨子案

2012年09月12日 01時04分52秒 | 障害者の自立
 障害を理由とした差別の解消を目指す障害者差別禁止法案について、内閣府の部会は10日、差別防止を国の責務とし、障害に応じた配慮をしないことも差別とする提言の骨子案を固めた。何が差別かの基準となり、障害者が差別から身を守ったり損害回復を求めたりする法的根拠となる。政府が目指す国連障害者権利条約の批准に向けた国内法整備の一環で、法案は提言を参考に内閣府が作成し、来年の通常国会に提出する。

 骨子案は14日の内閣府障害者政策委員会の差別禁止部会でまとめる。差別について▽障害を理由に障害のない人と違う扱いをする▽平等な待遇や機会をもうけるための障害に応じた配慮をしない−−などと定義。配慮のための費用は企業など配慮する側が負担する。

 配慮については▽スロープ設置▽視覚障害の従業員のパソコンに音声読み上げソフトを導入▽発達障害者がパニックになった場合に備え避難所的な空間を用意−−などを例示。行き過ぎた負担は求めないとしており、判断基準となるガイドラインを政府で作成する。

 このほか、裁判とは別に、迅速に争いを解決する調停や裁定の仕組みを中央と地方に設けるべきだとした。国の責務として▽不利益を受けやすい障害女性の実態調査▽資格の取得などを制限する既存の法律の欠格条項の検証−−も盛り込んだ。

 分野ごとでは、教育においては地域の学校への入学拒否や障害に応じた授業をしないのは原則差別にあたるとした。司法手続きでは捜査の聴取から服役まで全段階で、民事も含め、必要な配慮が全て求められるとした。

 差別した人や企業に対する罰則はないが、損害賠償請求などの根拠法となる。

毎日新聞 2012年09月11日 02時30分

現場から:障害者に就労支援 /神奈川

2012年09月12日 01時01分40秒 | 障害者の自立
 座間市で8日、被災地復興支援の一環として、市観光協会(星野勝司会長)が中心となり、市内のヒマワリ畑でヒマワリを刈り取って種を収穫する活動があった。この日の種の収穫は約1トンに上った▼活動のきっかけは、東日本大震災後に職を失った福島県の障害者の就労を支援するJDF被災地障がい支援センターふくしま(白石清治代表)が、就業機会の創出を目的に県外へ発信した「ひまわりの種からの油採取計画」。座間市の実行委員会が賛同し、ヒマワリ畑近隣の中学校などに呼び掛けて実現した▼種は被災地に届けられ、障害者たちが油を搾って製品化する。今夏は晴天に恵まれ、座間市では大規模なヒマワリ畑以外にも、小中学校や事業所などで計約55万本が開花した▼被災地では原発事故後の高い放射線量や風評被害で、農作物づくりに従事していた障害者の仕事は激減した。今回、座間の人々が流した汗は、間もなく被災地で大輪となって咲くことになる。

毎日新聞 2012年09月11日 地方版