ゴエモンのつぶやき

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障害者など支える「市民後見人」養成へ 川崎市が研修開始

2013年06月22日 02時32分53秒 | 障害者の自立
 地域で暮らす知的障害者、精神障害者、認知症のお年寄りを支える成年後見人を充実させるため、川崎市は九月から、その候補となる「市民後見人」養成の研修を始める。改正公選法で成年後見人が付いた人にも選挙権が認められ、夏の参院選から適用されることでも注目を集める成年後見制度。七月上旬に中原区と多摩区で説明会を開く。


 市によると、昨年の老人福祉法改正で市町村に人材養成の努力義務が生じた。横浜、平塚両市は昨年から始めている。


 研修は来年三月までの十回。被後見人の財産を守り、介護サービスの契約など権利を代行するための関連法律や福祉サービスを学んでもらう。市は受講者を登録し、身寄りのない人の制度利用を裁判所に申し立てる際、成年後見人の候補者として推薦する。


 市長寿社会部によると、二〇一二年の市内の認知症のお年寄りは、推計値で二万四千六百人。一五年には二万九千人に増えると見込み、「制度の必要性は一層高まる」とみる。


 養成は各市横並びの取り組みだが、「川崎はボランティアが盛ん。手を挙げる人が多いのでは、と期待している」と話している。


 説明会は三日午後六時半、中原区上小田中のエポックなかはら(定員百五十人)。七日午後二時、多摩区登戸の多摩市民館(同二百人)。申し込みの必要はなく、各会場先着順。問い合わせは同部地域ケア推進担当=電(200)2470=へ。

東京新聞- 2013年6月21日

精神障害者の雇用義務 働きやすい環境整備急ぎたい

2013年06月22日 02時30分15秒 | 障害者の自立
 企業への精神障害者の雇用義務づけを柱とする改正障害者雇用促進法が成立した。企業の準備期間も考慮し、義務化は5年後の2018年4月からとなる。
 就労希望が増えている精神障害者の自立や社会進出を促すのが狙いだ。企業が雇うべき障害者の範囲を身体障害者から知的障害者にも広げた1998年以来の大幅改正となる。
 障害者の雇用機会拡大につながるものとして期待は大きい。雇用増に向けた企業努力はもちろんだが、国も企業が障害者を受け入れやすいような支援策の充実を急ぎたい。
 改正法は、事業主に障害者への差別を禁止し、障害の特性に配慮した施設の整備や、援助者の配置なども義務づけた。
 企業には障害者を受け入れる準備のための知識習得と理解が欠かせない。厚労省は2016年4月までに、差別や配慮の具体例を列挙したガイドラインの策定方針を示している。働きやすい職場環境づくりには、あくまで企業に過酷な負担とならない範囲で、厳しめの指針設定が望まれよう。
 昨年の民間企業に勤務する障害者は約38万人。全国のハローワークを利用した就職は6万8000人と、過去最多を更新した。法定雇用率は4月から引き上げられ2.0%になった。これを見越した企業が採用活動を活発化させたとみられている。だが、法定雇用率達成企業は半数にも満たないのが実態だ。
 求人は最近、特に精神障害者向けが増えたものの、実際の採用につながらないケースが多いという。精神障害者は好不調の波が激しく、企業はきめ細かくその状態をつかんだうえでの柔軟な職場づくりをする必要があるからだ。ただし、適切な支援があれば就労可能だということをしっかりと認識しておきたい。
 国は、試用期間中の人件費の一部を助成する現行のトライアル雇用期間の延長など制度拡充策を具体化すべきだ。障害特性に合う仕事の見極めに資する制度で、障害者にとっても企業で実際に働いて、課題の掌握や克服に取り組むことは意義があろう。
 さらに、障害者の意向を企業につなぐ人材の育成・拡充や日常生活の支援、体調を維持して仕事を続けるための医療体制の整備充実なども図りたい。
 こうした環境が整えば、企業も雇用に前向きになりやすい。企業も法定雇用数不足分の納付金を納めるからそれで事足れりではいくまい。障害者もともに社会を支える一員だということを忘れてはならない。障害の有無にかかわりなく地域で暮らせる共生社会に近づける努力を、企業も国も惜しんではならない。

愛媛新聞-2013年06月21日(金)


アイアン・メイデンのブルース、障害者の飛行訓練を支援

2013年06月22日 02時23分25秒 | 障害者の自立
パイロットの資格を持ち、2012年に航空機の整備会社を設立したアイアン・メイデンのフロントマン、ブルース・ディッキンソンは、バンド活動や会社経営に忙しい中、障害者の飛行トレーニングにも積極的に関わっているという。彼はこの3年間、チャリティー団体Flying Scholarships for Disabled People(FSDP)のパトロンを務めているそうだ。



ディッキンソンは土曜日(6月15日)ダウンロード・フェスティヴァル出演前に、訓練を終えた人たちと対面。「障害を持つ人たちに飛ぶことを教えるっていうだけじゃない。それ以上だ。友情が生まれ、その周りにコミュニティーができ、お互いを励まし合うシステムが築き上げられる」「これに関わることができ誇りに思う」と地元紙『This Is Leicestershire』に話している。

Flying Scholarships for Disabled People(FSDP)のトレーニングでは、飛行を体験するだけでなく、プライベート・パイロットの資格習得を目指すこともできるという。

BARKS- 2013-06-21 07:49

パートナーの全盲のセーラーは経験豊富「障害者に勇気」

2013年06月22日 02時14分17秒 | 障害者の自立
 辛坊治郎さんと太平洋横断を目指していた岩本光弘さんは、経験豊富な全盲のセーラー。視覚障害者が晴眼者(目の見える人)と一緒にヨットを操る「ブラインドセーリング」は、1980年代後半にニュージーランドで生まれ、92年から世界選手権が開かれているスポーツで、日本でも競技人口が増えつつある。岩本さんは2006年の世界選手権に日本代表として参加。現在はヨット競技が盛んな米サンディエゴ在住で、鍼灸師をしながら多くのレースに出場している。

 岩本さんと06年の世界選手権に出場した、日本視覚障害者セーリング協会初代会長の竹脇義果さん(73)は「太平洋横断は、過酷なレースを多く経験してきた彼だからこそ実現した企画。結果は残念だが、障害者に勇気を与えてくれるアクションだった」と評価。「低気圧の影響などで相当危険な状況だったはず。まずは無事でよかった」と胸をなで下ろした。


出航時に見送りの声に手を振って応える辛坊治郎さん(右端)とブラインドセーラーの岩本光弘さん(左端)=8日午後、大阪市此花区の北港ヨットハーバー
MSN産経ニュース-2013.6.21 21:49

逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者

2013年06月22日 02時06分32秒 | 障害者の自立
:『犬と猫と人間と』の飯田基晴が監督を務め、東日本大震災で被災した障害者と彼らを取り巻く人々の体験に迫るドキュメンタリー。前代未聞の大災害の折、避難を断念せざるを得なかった障害者たちの苦渋の選択にカメラを向ける。福島県をメインに、障害のある人々が体験する困難な避難所生活や、原発事故後に避難区域に取り残された不安な日々を描き出す。健常者以上に深刻な事態にある人々の現状に胸が痛む。

ストーリー:甚大な被害をもたらした東日本大震災。地震の後に押し寄せた津波などから身を守れない、障害を持つ多数の人々が避難することを放棄する。迷惑を掛けるからと周囲に気を使った末の彼らの苦渋の選択だったが、奇跡的に助かった人々を待ち構えていたのは避難所での受難の日々だった。ようやく仮設住宅に入居したものの、不自由な暮らしは続き……。



製作年:2012年 製作国:日本 日本公開:2013年6月22日 上映時間:1時間14分 配給:映像グループ ローポジションカラー


シネマトゥデイ-8 時間前