ゴエモンのつぶやき

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泉田知事「他にもある可能性」

2016年02月05日 02時05分57秒 | 障害者の自立

障害福祉計画など未策定

 県が障害福祉計画と老人福祉計画、介護保険事業支援計画を策定していなかった問題で、泉田裕彦知事は3日の記者会見で「大変遺憾に思う」とした上で「他にも疑念を持たれかねない同様の事例もあるようだ」と述べ、なお未策定の計画がある可能性を明らかにした。日本海横断航路の貨客船購入が宙に浮いた問題に関しては言及を避けた。

 3計画は法律で策定が義務付けられているが、いずれも2009~14年度の6年分が作られていなかった。担当の福祉保健部は、県庁内の調整が付かなかったことを理由にしている。

 会見で知事は、計画が作られていなかったことを「知らなかった」と説明。「上位計画があり、実質的に策定されていたという認識が現場にあるようだ」との見方を示した。県監査委員に対し、他に未策定の計画があるかどうか調査を要請したことを明らかにした。

 一方、新潟港とロシア極東をフェリーで結ぶ日本海横断航路計画で、貨客船の購入をめぐって韓国企業と契約トラブルが起き、今春を目指した就航時期が17年度以降にずれ込む見通しとなったことについて、知事は「守秘義務が掛かっている」とし、言及を避けた。

 この問題では、県の第三セクターが買おうとした船の速度が想定より遅く、県側が受け取りを拒否。売り主の韓国企業は契約は成立したとして残額の支払いなどを求めているとみられる。計画を主導する県が損害を受ける恐れについて知事は「民間企業間の取引。なぜ損害を負うのか」と否定した。

■知事会見要旨
 障害者福祉計画などを策定していなかった問題をめぐる泉田裕彦知事の記者会見要旨は次の通り。

 -問題をどう受け止めるか。

 事態を招いたことと、是正されず長期間チェック機能が働かなかったことの二重の意味で大変遺憾に思う。疑念を持たれかねない同様の事例もあるようだ。チェックの必要があり、監査委員に対応を要請したところだ。

 -チェックはいつまでにするのか。

 まずは調べてみないと、期限は切れない。実態を見ながらどうするかを検討していくことになると思う。計画に常時見直しをかけながら更新していくというやり方もあると思う。

 -計画が策定されていないことは知っていたか。

 知らなかった。

 -策定されない状況になった経緯をどう考えるか。

 上位計画があり、実質的には策定されていたという認識が現場にあったようだ。監査委員の判断を踏まえて適切に対応していきたい。

2016/02/04    新潟日報


神奈川県エアロビック連盟の理事長を務める 関口 美惠子さん

2016年02月05日 01時57分11秒 | 障害者の自立

「辛い時もみんなで笑う」

 ○…「さまざまな生徒がいるが、学ぶことが多い」と謙虚に話す。幅広い世代の健常者から知的障害、発達障害、視覚障害のある人にエアロビックを教える。障害者と相対するとき、多くの経験から今工夫しているのが「明瞭、簡潔、イエスオアノー」での伝え方。それは「健常者も同じ」と優しい表情。理事長として企画運営も行うため、「忙しくなると、どうしても約250人いる生徒を教える時間を削ることになるので心苦しい」と肩を落とす。

 ○…私立高木学園女子高等学校商業科を卒業後、野村証券株式社などに勤め、1980年にアメリカのサンディエゴでエアロビックを習い、「のめり込んだ」と振り返る。1997年には神奈川県エアロビック連盟の理事に就任し、障害者エアロビック指導を開始。2011年に神奈川県警察本部の交通安全教育研修基礎課程で高齢者の交通安全の体力の基礎を構築するためエアロビック講師を務め貢献。その功労が認められ、同本部から「警察庁長官賞授与につき感謝状」を授与される。

 ○…エアロビックの魅力を「激しい印象だが、誰でもできる。機能改善や、体力維持、転倒防止などにも効果的」とはきはきと語る。幼い頃は病弱で母親から「薬代のかかる子」とよく言われていたが、よくなるとバトミントンやドッジボールをする活発な子だった。好きな言葉は「みんなで笑う」。辛いのは当たり前と言い切り、「笑顔になることで、みなで楽しい気持ちを共有できる」。

 ○…結婚を機に戸塚に移り住んで、42年。当初は素朴だった街がどんどん都会になっていく変遷に、「便利になる反面、不自由な体になる」と危惧する。3月6日にはファンケルスマイル第17回全国アダプテッドエアロビック大会が開催される。「意気込み十分、2019年には第20回を迎える。東京五輪が開催される前年。盛り上げるべく日々邁進していく」

2016年2月4日    タウンニュース


認知症をもっと知って 明石で接し方学ぶ訓練

2016年02月05日 01時48分47秒 | 障害者の自立

 認知症の人に街で出会った時の接し方を学ぶ訓練が3日、兵庫県明石市内で行われた。市社会福祉協議会が市民に参加を呼び掛け、初めて実施した。市内12カ所の在宅介護支援センターの職員約20人が「声掛けをお願いします」と記されたベストを着て街を歩き、関心を寄せた市民に対応のポイントなどを伝えた。

 同社協は、高齢者や障害者が行方不明になった場合、事前に登録した人にメールを送り、捜索への協力を依頼する「徘徊(はいかい)・見守りSOSネットワーク」を運用しており、訓練ではこの仕組みもPRした。

 オレンジ色のベストを着た職員らは午前10時に各支援センターを出発し、2時間ほど周辺を歩いた。関心を示す人は多かったが、実際に話し掛ける人は市内全体で計約120人にとどまり、一部の人が「どこに行かれるんですか」「寒いでしょう」「家はどちらですか」などと声を掛けた。

 訓練に参加したきぬがわ在宅介護支援センター職員の女性(30)は「関係機関と連携しながら取り組みを続け、多くの人に知ってもらいたい」と話していた。 

 ■対応のポイント

(1)まずは見守る

(2)余裕を持って対応する

(3)声を掛ける時は1人で

(4)後ろから声を掛けない

(5)相手に目線を合わせて優しい口調で

(6)穏やかに、はっきりした話し方で

(7)相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する

(認知症サポーター養成講座教材より)

認知症の人にふんした職員に、丁寧に話し掛ける訓練の参加者

2016/2/4    神戸新聞NEXT


医療功労賞 2氏表彰

2016年02月05日 01時42分38秒 | 障害者の自立

◇助産師・野口さん 「母子同室制」を導入

◇保健師・緒方さん 難病患者に安心制度

 長年にわたって地域医療の発展に尽力した人をたたえる「第44回医療功労賞」(読売新聞社主催、厚生労働省、日本テレビ放送網後援)の県表彰式が3日、県庁であり、吉野川市鴨島町の助産師、野口三恵子さん(65)と美馬市穴吹町の保健師、緒方静子さん(65)に表彰状と記念品が贈られた。

 野口さんは助産師として吉野川市の病院に勤務していた際に、当時は珍しかった「母子同室制」の導入に携わるなど出産環境の整備に尽力。中・高生の妊娠中絶や出産の看護に携わった経験から、「望まない妊娠を防ごう」と講座を開くなど性教育にも取り組んだ。

 緒方さんは元県職員で、穴吹保健所(現美馬保健所)勤務時代には精神障害者の家族会と協力し、小規模作業所を設置。母子保健対策として県内初の「思春期ふれあい体験学習」を開いたり、難病患者や家族が安心して療養生活を送れる制度の整備に関わったりした。

 式では、読売新聞徳島支局の藤田桂子支局長が2人に表彰状を手渡した後、「地域医療へのいちずな思い、新しい命を助けたい、病気や障害で困っている人を救いたいという使命感に心から敬服します」とあいさつ。

 県保健福祉部の大田泰介部長が「これまでの功績に敬意を表します。豊かな知識と経験をいかし、更に地域保健医療の充実に貢献してください」と述べた。

 受賞者を代表し、野口さんが「身に余る光栄。今後も母と子、未来を担う子どもたちの支援者としての活動を続けたい」と話した。

表彰状を手にする緒方さん(左)と野口さん(県庁で)

表彰状を手にする緒方さん(左)と野口さん(県庁で)

2016年02月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

ワイズマンの「MeLL+」、精神科向け診療支援システムと連携

2016年02月05日 01時34分54秒 | 障害者の自立

 ワイズマンは、医療機関や介護施設などに分散する医療・介護情報を一元管理する「医療介護連携サービスMeLL+」と、ベータソフト(福岡市)の精神科向け診療支援システム「Alpha」のシステム連携・販売を行うと発表した。これにより、精神科病院と関連する介護サービス間での情報共有が行えるとともに、医師や看護師、ケアマネジャーなどの円滑なコミュニケーションを支援する。

 厚生労働省は「精神保健医療福祉の改革ビジョン」の中で、入院医療中心の精神医療から精神障害者の地域生活を支えるための精神医療への転換を進めており、入院医療中心の精神病院と地域生活を支援する介護サービス事業所との密接な連携、情報の共有が求められている。両社はこうした流れの中で精神科医療の業務効率とサービス向上を目的に業務提携を行い、その一環として両社のシステム間での連携を行うことにしたもの。

 MeLL+は、患者・利用者の主病名や入院時情報、フェースシート情報などの基本情報、医療および介護における患者・利用者のリスクサマリー、病院のカルテやリハビリ記録、介護事業所のケア記録などの共有を可能にする。また、患者にかかわる関係者が気付いた内容をリアルタイムに共有する多職種間コミュニケーション機能も持つ。Alphaとのシステム連携により、精神科病院から地域社会に転帰した患者に対して病院と介護サービス事業所スタッフの情報連携・共有を促進する。

 また、業務提携によりワイズマンは、医事会計システムである「レセプトコンピュータシステムΣ」とAlphaの医事会計情報との連携も行うという。

「第42回 国際福祉機器展 H.C.R. 2015」でのワイズマンの展示ブースの様子

2016/02/03    日経デジタルヘルス