ゴエモンのつぶやき

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岡山でバリアフリー地域連絡会議 バスや列車の課題など意見交換

2016年02月18日 02時06分22秒 | 障害者の自立

 川崎市の介護付き老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」の元職員今井隼人容疑者(23)が、男性入所者=当時(87)=をベランダから投げ落として殺害したとして、殺人容疑で県警に逮捕されたことを受け、市は十六日、高齢者や障害者へのサービス事業所などを指導する市職員を四月から増員し、監査、指導体制を充実させる方針をあらためて明らかにした。 2016年2月17日

 市役所内で報道陣の取材に応じた市健康福祉局の成田哲夫局長は「施設で亡くなった方に心からご冥福をお祈りしたい」と述べた。その上で、事件を振り返り「職員の意識を高める必要があったと痛感した」と言い、四月から担当職員を増加する方針だと語った。

 市では、一連の転落死が明らかになった後の昨年九月、局内に関係職員によるプロジェクトチームを編成。増加、多様化する高齢者や障害者のサービス事業所への監査・指導体制の効率化などに取り組んできた。既に業者に提出させる事故報告書の中に、過去一年間にあった事故の概要を書き込む欄を加えた。

 成田局長は、業者に対して「きちんとしたサービスを提供してほしい、という市の考え方をしっかりと伝え、何かあれば市は(指導、処分を)きちっとやると示していく」と述べ、「今後こうしたことが二度と起きないよう取り組みたい」と決意を口にした。

 市は同日午前八時すぎ、施設側に「入所者が不安に感じていると思う。きちっと入所者、家族に説明するように」と指導した。

 市は、一連の転落死や施設内での窃盗事件、虐待などが短期間に起きたため、施設の管理責任を問う形で、介護報酬の請求を今月から三カ月停止する行政処分を既にしている。

 

2016年2月17日   山陽新聞


挑戦全力!晴れやかに夢舞台

2016年02月18日 01時51分17秒 | 障害者の自立

スペシャルオリンピックス新潟

 12~14日に本県で開かれた知的障害者の国内冬季競技会「スペシャルオリンピックス(SO)2016新潟」。新潟市中央区の朱鷺メッセと新潟アサヒアレックスアイスアリーナ、南魚沼市の五日町スキー場の3会場で7競技の熱戦が繰り広げられた。

 転んでも、自力で立ち上がり滑り始める選手。念願のメダルを受け取り、ガッツポーズを見せる選手。最後まで諦めずに立ち向かう姿は、多くの人を感動させた。その戦いぶりと、多くのボランティアが運んださわやかな風を写真で振り返る。

夢の舞台
最後までベストを尽くした出場者全員が、メダルやリボンを受け取った(写真1)。

(写真1) 8位まである表彰台に上がって喜ぶアルペンスキーの選手たち=14日、五日町スキー場

2016/02/16   新潟日報


全盲男性がケアマネ試験に合格

2016年02月18日 01時41分28秒 | 障害者の自立

 合格率1割台の狭き門、介護支援専門員ケアマネジャー)の試験に、全盲の八木秀樹さん(65)=奈良県平群町若葉台=が合格した。音読してもらった教科書をくり返し聞き込み、集中力を研ぎ澄まして難関を突破した。障害と福祉の制度の谷間で困っている人の役に立ちたい、と意気込んでいる。

 大阪市の大手旅行会社で働いていた26歳の時、自動車事故が原因で失明した。社会復帰のためにと生駒市でお好み焼き店を開いて10年ほど営んだ。父の急死を機に、44歳で県立盲学校の専攻科に入り、3年後にはり師やきゅう師などの国家資格を取った。中国整体なども学んで平群町の自宅で治療院を開院。所定時間を超えても納得いくまで治療する姿勢が評判で、遠方から訪れる人も多かった。

 3年前、同居している母親が難病で車いす生活になったため、仕事を休んで身の回りの世話をした。介護保険サービスを利用したが、制度が複雑でたびたび戸惑ったという。

 障害者支援サービスに適用される法律は、65歳を超えると障害者総合支援法より介護保険法が優先される。障害者団体の関係者からも、「戸惑う声が多いので、ケアマネ資格を取って相談に乗ってほしい」と依頼された。はり・きゅう師などの資格で5年以上の実務経験がある八木さんには受験資格があるためだ。

 分厚い教科書を音読ボランティアに吹き込んでもらうと計24時間分になった。CDに入れ、くり返し聴いて、覚えた。試験直前の昨年9月に母が入院し、過去の出題をおさらいする余裕がないまま受験に臨んだ。通常より1時間長い3時間の試験は別室で受験。最後の1秒までかけて解ききった。自信はなかったが、12月に合格通知が届いた。

 ログイン前の続き介護サービスの利用計画をつくるケアマネジャーの試験は年に1度で、今年度の県内の合格率は約17%だった。県の担当者は「正確な記録はないが、県内で全盲の方の合格は聞いたことがない」と話す。

 「自分に負けたらだめだ」

 八木さんは、父に常に言われたという。「そのおかげでここまで来られた」と振り返る。失明して社会復帰を目指した頃も、障害者スポーツで水泳に挑戦した時も、この言葉が心にあったから踏ん張れたという。

 1月から実務研修を受講中だ。修了・登録すれば正式にケアマネになる。介護制度がうまく利用できずに困っている人のため、資格を生かしたいと考える。「失明後、家族やヘルパーなど数え切れない人たちの世話になった。少しでも社会に恩返しがしたい」と意気込んでいる。

写真・図版

録音した教科書をイヤホンで聴く八木秀樹さん

2016年2月16日   朝日新聞


介助犬のLINEスタンプ、売上金一部育成費に

2016年02月18日 01時36分04秒 | 障害者の自立

 東北芸術工科大の学生らが、「介助犬」をモチーフにした、スマートフォンの無料通話アプリ「LINE(ライン)」用スタンプを制作し、販売している。

 東北地方で活躍する介助犬はまだ5頭と珍しい。大学で学んだデザインの知識と技術を生かし、介助犬に対する理解を広めることに貢献しようという試みだ。スタンプの売り上げの一部は、介助犬の育成費として関係団体に寄付する。

 丸々とした垂れ耳の犬が愛らしいポーズで「感謝」「おつかれさま」「OK」などのメッセージを伝えるスタンプ「はたらくいぬさん」は、全部で40種類。制作を手がけたのは、日本介助犬協会(横浜市)と連携して、PR活動を続ける東北芸工大デザイン工学部企画構想学科の、本吉裕之准教授のゼミに所属する3年生7人だ。

 手足に障害のある人とともに生活し、ペンや鍵などを拾い上げたり、靴下を脱ぐのを手伝ったりと、身の回りの世話をする介助犬。厚生労働省によると、東北地方では今年1月1日時点で5頭が活動するのみで、県内にはいない。介助犬は障害者の買い物や食事、映画観賞などに行動をともにするため、店の従業員らの理解は欠かせない。

 また、同協会によると、介助犬1頭が、一人前に仕事ができるようになるまで育てるのに240万~300万円もの費用がかかり、そのほとんどが寄付金で賄われているのが現状だという。

 そこで学生たちは、イラストで端的にメッセージを伝えることのできるラインのスタンプが、若者を中心に広く活用されている点に着目。大学で学んでいるデザインを駆使し、ラインの利用者に介助犬を身近に感じてもらうきっかけにしてもらおうと「はたらくいぬさん」を制作した。

 先月下旬から、40種類のデザインをセットで120円で販売しており、売上金の中から、手数料などを除いて、同協会に寄付する仕組みだ。

 指導に当たる本吉准教授は「県内では、介助犬が入れないお店もまだ多い。スタンプを広く利用してもらって、介助犬の存在を知ってもらえれば」と話している。

 

東北芸工大生が制作した「はたらくいぬさん」。愛らしいデザインを通じて、介助犬の認知度を高める狙い

2016年02月16日   Copyright © The Yomiuri Shimbun

1歳女児が右足小指欠損の大けが、傷害容疑で両親逮捕

2016年02月18日 01時31分47秒 | 障害者の自立

 愛知県警は16日、当時1歳の三女に大けがをさせたとして、同県豊田市金谷町4丁目、飲食店員氷室昌史容疑者(28)と、妻で老人ホームパート職員の好美容疑者(28)を傷害の疑いで逮捕し、発表した。

 豊田署によると、昌史容疑者は「わざとけがはさせていない」、好美容疑者は「夫がテーブルをひっくり返した時に子どもがけがをしたが暴行はしていない」と話し、ともに容疑を否認しているという。

 発表によると、両容疑者は昨年7月4日、自宅で三女に暴力を振るい、右足小指を欠損させるけがを負わせた疑いがある。同7日、両容疑者から「子どもの右足が壊死(えし)している」と相談を受けた医師が児童・障害者相談センターに連絡するなどして発覚した。

 センターによると、容疑者宅は6人家族で、昨年7月に三女がけがをした時点で三女と次女(4)を保護。同8月中旬には長男(6)を、今回の逮捕を受け長女(7)も保護したという。担当者は「三女は継続的な暴力を振るわれた形跡はなかったが、慎重に観察してきた」と説明した。

2016年2月16日   朝日新聞デジタル