ゴエモンのつぶやき

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米沢初の発泡酒 障害者就労施設が醸造

2016年03月01日 11時28分49秒 | 障害者の自立

 山形県米沢市中央2丁目にある障害者就労支援施設のビールパブ「極楽麦酒本舗」が、米沢特産の食材ウコギとリンゴを原料に使った2種類の発泡酒の販売を始めた。米沢初の地発泡酒。施設を運営する極楽麦酒本舗合同会社が開発し、施設に併設した醸造所で造っている。
 極楽麦酒本舗は昨年1月、障害者と雇用契約を結ぶ就労継続支援A型事業所として開所した。現在20~60代の12人が接客や調理の手伝いなどをする。
 発泡酒づくりは醸造士で極楽麦酒本舗合同会社専務の中村一郎さん(60)が担う。原料のウコギとリンゴは米沢市を中心に山形県置賜地域から調達。ことし1月に仕込みを始め、今月初旬完成させた。
 リンゴの風味を生かした発泡酒は「舘山城」と名付け、黄褐色で切れがある味わい。ウコギ発泡酒は「五虎退(ごこたい)」といい、黒色でほろ苦さが特徴。ネーミングは米沢ゆかりの山城と日本刀にちなむ。
 店内で提供するグラス(200ミリリットル)が380円。3月には瓶(330ミリリットル)も販売する予定で、ラベルデザインは米沢市出身の漫画家ラズウェル細木さんが手掛けた。
 中村さんは「事業所の経営安定化を図り、障害者の働きがいにつなげ、自立支援に努めたい」と話した。
 極楽麦酒本舗の営業時間は午後5~10時。日、木曜定休。連絡先は0238(40)0291。

 
障害者の自立支援の一環で開発されたウコギの発泡酒(左)とリンゴの発泡酒

2016年02月29日    河北新報

知的障害者ら交通安全学ぶ

2016年03月01日 11時25分05秒 | 障害者の自立

 知的障害者を対象にした交通安全教室が28日、佐賀市の障害者福祉会館で開かれた。参加した35人は楽しみながら、交通安全への意識を高めた。

 知的障害者を支援する一般財団法人「県手をつなぐ育成会」が、交通ルールなどを楽しく学んでもらおうと初めて開催。県警の協力で、基本的なルールを問うクイズや自転車のシミュレーターなどを体験した。

 県警が今月導入した交通安全教育車「さがポリスふれあい号」も出動。光るランプに触れて判断力などを測った参加者に対し、警察官が「右側があまり押せていなかった。右から来る車に気をつけてください」などとアドバイスしていた。

 同会の船津悦子事務局長は「今後も繰り返し開催して障害者の社会進出を促したい」と話していた。

 2016年02月29日 Copyright © The Yomiuri Shimbun



障害者権利条約の政府報告 間に合わず 外務省「なるべく早く国連に」

2016年03月01日 11時20分01秒 | 障害者の自立

 国連に対する障害者権利条約の政府報告提出が、期限の2月19日に間に合わなかったことが分かった。外務省は「政府報告案に対して意見を募集したところ、300件を超えるたくさんのご意見をいただいた。関係省庁と対応を協議しているため時間がかかっている。なるべく早く提出したい」(総合外交政策局人権人道課)としている。

  意見募集の締め切りは2月13日。寄せられた意見への回答は通常、締め切り日から1カ月以内にホームページで公表される。今回は意見が多かったことから公表がずれこむ見通しで、政府報告の提出はその後になる。

  日本は同条約を2014年1月20日に批准し、同年2月19日に発効した。同条約は、国内の取り組み状況を発効から2年以内に政府報告としてまとめ、国連の障害者権利委員会に提出するよう締約国に求めている。外務省によると、政府報告を提出した国のうち提出期限内だった国は約3%に過ぎないという。

2016年0229日     福祉新聞編集部