ゴエモンのつぶやき

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障がい者歯科部門新設 会津中央病院総合病院で県内初

2016年03月09日 01時40分14秒 | 障害者の自立

 会津若松市の会津中央病院は8日、「障がい者歯科部門」を新設し、従来の歯科部門、歯科口腔(こうくう)外科部門と合わせて「歯科口腔医療センター」を開設する。総合病院が「障がい者歯科部門」を設けるのは県内で初めてという。
 会津地方で障害者が安心して歯科治療を受けられる環境を整えようと設置を進めた。センターは床面積約300平方メートルで、一般患者の診療台9台のほか、障害者の歯科治療にも対応できる最新鋭の診療台を導入した。小児用の治療台や、エイズなどの感染症の患者も歯科治療を受けられる個室も設置した。
 基本的に地域の歯科診療所から紹介を受けた患者の治療を行う。他の歯科診療所の医師が同センターの登録医となることで、センターの設備を使って治療することもできる。
 センターの責任者を務める宮島久歯科口腔外科部長は「歯科診療所と連携を取り、会津の患者は会津で対応できるようにしたい」と話した。
 7日、市内の会津若松ワシントンホテルで祝賀会を開き、開設を祝った。

( 2016/03/08 09:10 カテゴリー:主要 )   福島民報


岡崎の医療施設、4月1日開業 重症心身障害者に90床

2016年03月09日 01時30分26秒 | 障害者の自立
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 県は四月一日、岡崎市高隆寺町の岡崎中央総合公園内に、心身障害児療育センター「第二青い鳥学園」の新施設「三河青い鳥医療療育センター」をオープンする。これまで対応していなかった重度の身体不自由と知的障害がある「重症心身障害」向けに、入所病棟を新設するほか、診療科目も倍増させ、医療水準を上げる。

 新施設は、鉄筋コンクリート二階建ての延べ九千九百五十七平方メートル。総事業費は約五十四億円。第二青い鳥学園(岡崎市本宿町)の老朽化に伴い、二〇一四年三月から整備を進めてきた。指定管理者は県済生会。

 重い心身障害のある人向けに入所三病棟九十床を新設。利用実績に合わせ体が不自由な子ども向けは百二十床から五十床に減らす。

 病院機能を拡充し、整形外科、小児科など五つある診療科にリハビリテーション科や内科など六つを追加して十一科体制とする。

 医師や看護師をいきなり大量に確保するのは難しいため、当面は部分オープン。徐々に受け入れ数を増やし、二一年までに全床オープンを目指す。

 玄関には県産材を利用し、外来部門の壁には動植物などの絵をあしらい、温かみのある印象にした。

 県によると、重度の心身障害がある人向けの床数は、一五年四月時点で、県内には五施設四百八十床。人口一万人当たり〇・六四と全国で最下位だった。

 県や民間で進めている全体の整備計画が終わる一七年度末には八施設六百九十四床となり、単純に今の数値で計算すると四十三位となる。

 二十七日午後、現地で開所式がある。

2016年3月8日     中日新聞