ゴエモンのつぶやき

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開所 障害者雇用支援へ養蚕事業 採用の男女7人、作業に汗 

2017年06月04日 15時02分29秒 | 障害者の自立

とみおか繭工房

 障害者の雇用支援を手がける人材サービス会社「パーソルサンクス」(東京都)が富岡市妙義町の旧市立妙義幼稚園に設立した養蚕事業所の「とみおか繭工房」が1日開所した。市内外の20~50歳代の男女7人が職員として採用され、初日は桑園の手入れや蚕に桑の葉をやる「桑くれ」作業に汗を流した。

  7人はハローワークや障害者支援機関などを通じて応募した。養蚕経験があったのは1人だけで、工房での蚕の世話や桑園の雑草取りなど5日間の実習後、仕事とのマッチングなどを総合して採用された。

 勤務時間は午前9時半~午後4時半。工房まで徒歩通勤の女性(23)は「就職することができてよかった。蚕の仕事は楽しみ。自立することが目標」と話した。

 開所式で中村淳社長は「今年は養蚕2回で300キロの繭を生産し、3年後は雇用30人繭3トンを目指す」とあいさつした。

工房内の飼育施設で、桑の葉を枝からむしり取り、蚕に与える「桑くれ」をする職員たち

毎日新聞    2017年6月3日


スズムシ  涼呼ぶ、調べと光 障害者施設で出荷 鳴門

2017年06月04日 14時47分31秒 | 障害者の自立

 鳴門市大麻町板東の障害者支援施設「板東の丘」で1日、入所者らが育てたスズムシの出荷作業が始まった。「リンリン」と涼しげな鳴き声が響く中、スズムシが入った虫かご45ケースが全国に向けて発送された。

  入所者が飼育して増えたスズムシを販売したのがきっかけとなり、今年で28年目。1月から職員と入所者、地域のボランティアが交代で餌を与えて育て、毎年この時期に出荷作業が始まる。例年1300ケースほど売れており、入所者の社会参加に役立っている。

 入所者の米澤淳さん(26)は「これから暑い日が続くので、スズムシの声を聴いて少しでも涼しい気分になってほしい」と話した。

 雄雌が4匹ずつと飾り、餌が入った飼育セット(2100円・送料込み)などがあり、全国ほとんどの郵便局窓口で8月末まで注文できる。施設に訪れて直接購入もできる。詳細は板東の丘(088・689・2828)。

スズムシの出荷作業を進める板東の丘の入所者ら

毎日新聞   2017年6月2日