ゴエモンのつぶやき

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ごみ屋敷は自分虐待? 病気、障害の高齢者多く セルフネグレクトの支援を

2017年06月24日 03時09分36秒 | 障害者の自立

 周辺住民を悩ませる「ごみ屋敷」が社会問題化する中、住人には認知症や疾患、障害を抱えた高齢者も多いとして、公的な支援を求める声が強まっている。治療を拒む例もあり、こうした状態を自分への虐待とも言える「セルフネグレクト」(自己放任)と法的に定義すべきだとの指摘もある。ただ、本来は個人が自由に決める問題だけに、行政がどれだけ踏み込めるかが課題だ。

 虫にも気付かず

 「どうせこのまま老いて死んでいくだけ。このままでいい」

 ごみだらけの部屋に1人で住む東京都北区の80代の女性はこう言って、訪問した支援担当者の申し出を断った。

 足が腫れ、健康に問題があるのは明らかだったが「治療してまで生きていたくない」と聞かなかった。「歩けなくなったら生活に困るから」と2~3カ月説得し、ようやく受診したときには末期がんが判明。体力が衰えており、自分では片付けられない状態だった。

 認知症の90代の男性は、無数のゴキブリが床や壁をはう部屋に布団を敷いて寝ていた。目が悪いためか、虫に気付いていなかった。

 身の回りのことができないこうした高齢者は増えている。十条高齢者あんしんセンター(東京都北区)の島崎陽子センター長は「自分の意志というより病気で意欲がなくなったり、障害が原因だったりする人が多い」と指摘する。

 「驚くのは、介護事業者が部屋に入っているのに放置しているケースがあること。めずらしくないと見過ごしてしまっている」と島崎さん。「行政の立ち入りは法律で認められていないが、生命に危険があるとき、近所の迷惑になっているときなどは極力支援すべきだ」と話す。

 1万人以上か

 内閣府が平成24年に発表した調査では、セルフネグレクト状態の高齢者は全国で推計9381~1万2190人。東邦大の岸恵美子教授(看護学)によると、米国の大規模調査では、高齢者の9%が該当しており、数字は氷山の一角にすぎないとみられる。

 本人には自覚がないことも多い。岸教授は、自分でチェックできるサインとして、(1)今までできたことができない(2)おっくうなことが増えた(3)人と交流する頻度が減った(4)電化製品などを壊れたままにしている-などを挙げる。

 「どんな暮らし方をするかは自由で、強制的に変えさせることはできないが、地域で気付いたら早めに行政機関に連絡し、孤立死などの最悪の事態を防ぐ必要がある」

 法整備が必要

 ごみ屋敷対策については、自治体が相次いで条例を制定、27年には京都市が全国で初めて行政代執行でごみを撤去、社会的な関心も高まっている。日本高齢者虐待防止学会理事の滝沢香弁護士はセルフネグレクトを高齢者虐待防止法上、虐待として加えるべきだと主張。「法律に明記されれば立ち入りなどもしやすくなる。援護が必要な高齢者に対してはごみ屋敷条例などとは別の法整備が不可欠」と話した。

                   

【用語解説】高齢者虐待防止法

 65歳以上の高齢者への虐待を防止するため、平成18年4月に施行された。虐待行為を(1)身体的虐待(2)ネグレクト(長時間放置するなど介護放棄)(3)暴言、無視など心理的虐待(4)性的虐待(5)財産を勝手に処分するなどの経済的虐待-に分類。虐待されている恐れがある高齢者を発見した場合は、市区町村に通報することを国民に求めている。虐待行為として、自分自身の世話をしないセルフネグレクト(自己放任)を加えるべきだとの指摘もある。

2017.6.23   産経ニュース


クラウンメロンの魅力、紙芝居で 読み聞かせ団体が創作 袋井

2017年06月24日 02時56分40秒 | 障害者の自立

 自作紙芝居などの読み聞かせグループ「ゆずり葉」(袋井市)がこのほど、特産のクラウンメロンの魅力を紹介する紙芝居を制作した。関係者は「地域に素晴らしい品があることや生産者の熱意を広く市民に知ってもらいたい」と語る。
 紙芝居は「福ちゃんとクラウンメロン」のタイトルで、A3判の全14枚。県温室農協クラウンメロン支所の中條文義支所長の話を基に会員が創作し、勝野井節子さん(69)が作画を担当した。
 生産者の子供がけがを負ったツバメを助け、ツバメと家族との触れ合いを通じて栽培に取り組む関係者の思いなどを表現した。1本の木に果実を一つだけ残す「一木一果」の手法や、海外に輸出され、国内でも加工品に多数活用されている実例も取り上げた。
 会員17人の同会は月に15回ほど高齢者施設を訪れるほか、小学校や障害者施設でも読み聞かせを行っている。22日には市立袋井南公民館で地域住民約50人に作品を披露した。
 杉本昭代代表(73)は「読み聞かせを通じて子供たちにメロン栽培に興味を持ってもらい、将来的には後継者確保の力になりたい」と意気込む。

作品を紹介する杉本代表(右)と勝野井さん

2017/6/23     @S[アットエス] by 静岡新聞

 

 


小林麻央さん死去  闘病ブログで発信 20日に最後の更新

2017年06月24日 02時35分50秒 | 障害者の自立

 乳がんとの闘病を続けてきたフリーアナウンサーの小林麻央さんが34歳の若さで亡くなった。夫の歌舞伎俳優、市川海老蔵さん(39)と結婚後、2人の子宝に恵まれながらも病魔に襲われた麻央さん。昨年9月に「なりたい自分になる」とブログを開設し、病に対する率直な思いや家族との交流の様子などを発信し続け、多くの人の心を動かしてきた。

 麻央さんは昨年9月1日、ブログ「KOKORO.」をスタートし、闘病生活を発信し続けた。

 初回のブログのタイトルは「なりたい自分になる」。「癌(がん)の陰に隠れないで」という先生の言葉に心を動かされたことに触れ、「ブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました」とつづっていた。

 麻央さんはブログの中で骨や肺にもがんが転移していることを告白。先月29日には「退院」というタイトルで、在宅医療に切り替えることを明かし、「やはり我が家は最高の場所です。(中略)子供達はもうすぐ公園から帰ってくるようです。早く会いたい」と記した。

 海老蔵さんが記者会見で麻央さんのがんを公表して1年がたった今月9日には、がんが公になった時の困惑や不安を振り返りつつ、「私は、舵(かじ)をとられて、その後隠れて隠れて真っ暗になったので、新しく舵を取り返しました。それが、ブログでした」とつづった。

 ブログの最後の更新は20日。母が毎朝搾ってくれるオレンジジュースについて触れ、「朝から笑顔になれます。皆様にも、今日笑顔になれることがありますように」と結んだ。

 麻央さんはブログの中で、後悔や不安を率直に語り、病と向き合うその姿が多くの共感を呼んだ。23日現在の登録読者数は258万人を超えた。

 英BBC(電子版)は昨年11月、多くの人々を勇気づけたことを評価し、人の心を動かし社会に影響を与えた「100人の女性」に選んだ。

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車いすマラソンの土田和歌子が、横浜市長を訪問!

2017年06月24日 02時18分42秒 | 障害者の自立
6月19日、横浜市長・林文子を訪問した土田和歌子と競技スタッフ

6月19日、横浜市長・林文子を訪問した土田和歌子と競技スタッフ

土田和歌子(八千代工業)は、43歳。アイアススレッジスピードスケートの選手として、リレハンメルパラリンピック(1994)からパラリンピックに出場、長野パラリンピック(1998)アイススレッジスピードスケート1000m、1500mで金メダル。車椅子陸上に転向して、シドニーパラリンピック(2000)に出場。アテネパラリンピック(2004)陸上トラック5000mで金メダルを獲得。次は、マラソンでのパラリンピック金メダルを狙っている。

歴史ある車いすのフルマラソンで、もっとも格式の高いとされる「大分国際車いすマラソン」で、土田は過去6回の優勝を果たしている。また海外の主要な車いすマラソン大会でも数々の優勝、常に世界トップクラスにいる。

今年5月13日に行われた横浜パラトライアスロンで、名実ともに話題をさらったのは、紛れもなく土田和歌子だ。
クロストレーニングで始めたトライアスロンだが、出場2回目となる横浜のレースで、課題のスイムの遅れを、バイク、ランで大きく巻き返し、挑戦者としてみごとな優勝を果たした。

女子PTHC(車椅子)土田和歌子のフィニッシュシーン 写真・山下元気

女子PTHC(車椅子)土田和歌子のフィニッシュシーン 写真・山下元気

「楽しかったです。スイムでは、とにかくまっすぐ泳ぐことを目指して泳ぎました。あとはバイクも不慣れでしたが、陸は気持ち的にすごく楽なので、気持ちよく漕げました」

13日のレースのあと土田は話していた。

6月19日、土田はコーチ陣とともに横浜大会の主催者でもある、林文子横浜市長を訪れた。
パラトライアスロンでの優勝の喜びと、大会を主催してくれたことへの感謝を伝えるためだ。

「ぜひ、来年も横浜で優勝してください。そして、会場は横浜ではありませんが、2020はパラリンピックもトライアスロンでお出になっていただきたいです」

横浜での優勝を讃え、今後も横浜でのトライアスロンでの活躍をとすすめる林文子横浜市長

横浜での優勝を讃え、今後も横浜でのトライアスロンでの活躍をとすすめる林文子横浜市長

林市長は歓迎と期待をこめて、ダイレクトに土田に質問をぶつけてくれた。土田はつぎのように答えた。

「今は、陸上選手として、秋のマラソンでの成果を出したいと思っています。ただ7月と9月にトライアスロンの大会に出場できる状況なら、挑戦してみたいと思っています。2020につながる競技にしていきたいと思っています」

陸上選手であり、現段階ではトライアスロンに転向することを決めたわけではない。ただ、トライアスロンが、眠っていた土田の別の領域を呼び覚ましつつあるのかもしれない。この1年は、東京への道を見極める重要な年になりそうだ。

歓談の中で、土田はよくアクシデントに見舞われる、という話になると、林市長は「土田選手は、不死身の女」と、讃えた。

日本のスポーツは、これまで、障害者のスポーツが健常者のスポーツと区別され、スポーツとしての位置付けが極めて低い状態にあった。土田のような、日本人パラリンピアンが世界と戦い続けることで、障害者アスリートの強さが築かれ、知られるようになった。このことは、障害のある人だけでなく、スポーツ、人間そのものの可能性を伝えている。
土田の日本における功績にはすでに計り知れないものがある。

横浜市役所を訪れた土田和歌子(左)と林文子横浜市長

横浜市役所を訪れた土田和歌子(左)と林文子横浜市長

2017年6月22日    パラフォト


わりかんアプリpaymoがQRコードでのリアル店舗支払いに対応

2017年06月24日 01時49分34秒 | 障害者の自立

LINE、Origamiに続いて7月下旬より開始

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わりかんアプリ「paymo」を提供するAnyPayは6月23日、リアル店舗でのスマホ支払いに対応する「ペイモQR支払い」を7月下旬から提供開始すると発表した。

ペイモQR支払いは店舗に掲示されるQRコードをpaymoアプリで読み込むことで、アプリに登録されているクレジットカードや、これまでpaymoで取引した金額の残高となる「My残高」から支払い分を引き落とすことができる仕組み。

導入店舗側は同社が提供するもう一つの決済サービス「AnyPay」上で商品登録をすることでそれぞれの商品に対してQRコードを発行することができ、これを店頭のメニュー等に印字、もしくはタブレット等の端末で表示することで決済サービスを利用することができる。利用者に必要な所定の審査等についてはAnyPayのルールが適用される。

導入店舗はクレジットカードを読み込む決済端末や専用の通信回線などの準備が必要なく導入することができる。現在、都内数店舗のカフェや飲食店で導入が決定しており、野外イベントなど現金での支払いが多い場所でのクレジットカード決済手段として年内1万店舗(箇所)への導入を目指す。

paymoはレシートを登録することで個人間の決済を代行するサービス。飲食店等での「わりかん」を想定し、資金決済法に定められる資金移動業登録が必要な「個人間送金」ではない方法で個人間のお金のやりとりをオンライン化させた。

今回のペイモQR支払いは中国で隆盛を誇るAlipay(支付宝)のQRコード支払いと同様のもので、現在国内ではLINE Pay、Origami Payが先行している。機能詳細についてはリリース後に他社サービス含めて比較レビューする予定だ。

Takeshi Hirano on 2017.6.23