ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

佳子さま「私も高校時代にダンス」 障害者らと歓談

2017年06月12日 04時37分10秒 | 障害者の自立

 秋篠宮妃の紀子さまと次女佳子さまは10日、東京都渋谷区東京体育館で、障害者らによるダンスコンサートの開会式典に出席した。パフォーマンスを鑑賞し、音楽にあわせて手拍子をする場面もあった。

 コンサートは、障害者やその家族らがダンスや音楽を自由に楽しむもので今回で10回目。佳子さまは学習院女子高等科時代に文化祭でダンスを披露して話題になるなど、ダンス好きとしても知られている。関係者によると、佳子さまは「私も高校時代にダンスをしていました」と話しながら鑑賞していたという。紀子さまは学生時代に沖縄やタイの踊りの経験があるとし、「足や腰の使い方が似ていますね」などと話していたという。

 その後、演技者らと懇談。紀子さまは「たくさん練習したんでしょうね」、佳子さまは「踊る曲はどうやって選ばれているんですか」などと声をかけ、笑顔で参加者と握手をする場面もあった。

写真・図版 

東京都障害者ダンス大会に出席した紀子さまと佳子さま

2017年6月10日   朝日新聞デジタル

 


知的障害者、サッカー通じ成長 京都のチーム、就労アシスト期待

2017年06月12日 04時28分54秒 | 障害者の自立

 京都府京田辺市で児童デイサービスなどの事業を行っている福祉事業所が設立した知的障害者のサッカーチーム「QCバロンタン」が活動を広げている。健常者と一緒のチームでは萎縮して活動しにくいケースがあるといい、スポーツを通じた心身の成長や居場所作り、就労サポートに期待が高まっている。

 事業所は有限会社ライフ・アシスト(井山信久代表)。8年ほど前に始めた運動教室が利用者に好評で、2014年春に府内2番目となるチームを設立した。現在、市内外から高校生から社会人までの20人が参加する。

 練習は、ラダー(はしご)を使ったウオーミングアップや、5対5のミニゲームなど本格的なメニュー。社会人サッカー関西リーグ1部「FC TIAMO」(枚方市)の村島孝史代表(37)や選手らが指導している。

 当初はルールが分からない選手も多かったというが、今年4月の全国障害者スポーツ大会京都代表決定戦で、日本代表を擁する「FCアスカ」を破った。中学でサッカー部だった城陽支援学校高等部3年の前田翔汰さんと翼さんの双子兄弟=ともに17歳、京田辺市=は「このチームでサッカーできて楽しいし、うれしい」と声を合わせる。

 府によると、府内の支援学校にはソフトボール部や卓球部、球技部などがあるが、サッカー部はない。場所や人数の確保、ルールの難しさなどが背景にあるとみられる。一方で日本知的障がい者サッカー連盟によると全国の競技人口は5800人おり、府県の連盟参加も増えているという。

 今年4月、中学生以下のジュニアチームも立ち上げた。年上の選手に憧れる子もおり、井山代表(50)は「これまで支えられていた選手が、年下を教えて支える側になる」と期待する。南山城支援学校中等部3年の木佐貫修司さん(14)の母・亜希さん(44)=京田辺市東=は「いろんなことができるようになり、子どもの世界が広がった」と喜ぶ。

 就労にもつなげようと、毎夏、関西の知的障害者チームを集めて大会も開き、協賛企業に見てもらっている。

 ライフ・アシストは、サッカーに続いて陸上部も設立した。将来は総合スポーツクラブとして企業や住民とつながる理想を描いている。井山代表は「スポーツを通じて、彼らにはこれだけできることがあるんだ、ということを伝えたい」と話した。

5対5のミニゲームでボールを追う選手たち

2017年06月11日   京都新聞


五輪めざすも脊髄損傷… 陸上元日本女王、パラの舞台に

2017年06月12日 04時17分44秒 | 障害者の自立

 三段跳びの日本選手権女王として輝いた陸上の舞台に、車いすの選手として戻ってきた。障害者陸上の日本パラ陸上選手権は11日、東京・駒沢陸上競技場であり、女子100メートルで中尾有沙(ありさ、29)=祐和会=が20秒80で2位になった。「(健常者陸上では)かなえられなかった日本代表になりたい」と夢を語った。

 熊本・阿蘇高出身。2015年、陸上の日本選手権女子三段跳びで13メートル09で優勝した。しかし、リオデジャネイロ五輪代表を目指していた16年1月30日、バーベルを肩に担いでトレーニングしていた際、転んで脊髄(せきずい)を完全損傷し、下半身がまひした。

 病院に運ばれて診断を受けるまで数時間。足の感覚がなくなっていくのを感じ、覚悟したという。春には地元が地震に襲われ、悲しい出来事が重なった。

 けがをした当初はスポーツをしようとは思わなかった。しかし、競技場でなく、病院のテレビで陸上競技を見る自分に寂しさを感じた。「もう一度スポーツがしたい。競技場に戻りたい」。思いがこみ上げた。

 昨年11月に競技用の車いすに初めて乗り、今年5月、障害者の大会に初めて出場した。「懐かしい気持ちになりました」

 この日は3度目の公式戦で、車いすをまっすぐ走らせることにも苦戦した。2位にも「練習したことを出すのが難しい。不完全燃焼」と言う。「三段跳びで目指していた、世界で戦える選手になりたい。東京パラリンピックまであと3年のこの時期に、車いす陸上に出会えた。厳しいかもしれないが、目指したい」

写真・図版 

三段跳びの元日本女王で、車いす陸上に出場した中尾有沙

2017年6月12日   朝日新聞デジタル


障害者陸上 辻が大会新 女子200

2017年06月12日 04時10分17秒 | 障害者の自立

 障害者陸上日本選手権第1日は10日、東京駒沢陸上競技場で行われ、リオデジャネイロ・パラリンピック女子400メートル(切断などT47)銅メダルの辻沙絵(日体大大学院、函本通中出)が女子200メートル(切断などT47)=出場1人=で27秒74の大会記録をマークした。

リオ代表の久保恒造(日立ソリューションズ、美幌高出)は男子5000メートル(車いすT54)で11分30秒55の3位。

冬季競技から陸上に転向した馬場達也(日立ソリューションズ、旭川北都保健福祉専門学校出)は国内初戦となる男子800メートル(脳性まひT34=車いす使用)=出場2人=で2分17秒11で1位だった。

女子200メートル決勝(T47)で27秒74の大会新を出した辻沙絵

2017年06月12日    北海道新聞


広島でハートフルフェス 介助犬や絵画作品紹介/スポーツ用車いす体験

2017年06月12日 04時05分25秒 | 障害者の自立

 障害者に介護・福祉のさまざまな情報を提供し、健常者とも交流してもらうイベント「第1回ハートフルフェスティバル」が10日から、広島市中区東千田町で始まり、聴導犬や介助犬の紹介、障害者スポーツの体験などで人気を集めた。11日まで。

 地域社会への福祉貢献活動の一環として、広島トヨペット(本社・広島市西区)が企画したイベント。県が後援、県内外8つの障害者支援団体などが協力した。

 会場では、落とし物を拾ったり、靴下を脱がせたりしてくれる介助犬や、玄関のチャイムの音などを教えてくれる聴導犬の紹介が行われたほか、障害者らが描いた芸術性の高い絵や陶芸品の数々を展示。車いすを乗せ降ろしできる福祉車5台の披露、障害者スポーツ用の車いすを使っての体験なども行われた。

 県内には1頭もいないという介助犬と聴導犬の紹介では、2頭が登場。落とし物を拾って口にくわえ、車いすに乗った人に渡したり、玄関のチャイムが鳴ったのを人に触って教えたりするデモンストレーションを披露し、障害者や市民らの熱い視線を浴びた。

 また、障害者が描いたネコの絵は、あくびをしたり、目を細めたりするネコが表情豊かに描かれ、精微な描写の車の絵とともに注目を集めた。

 イベントに協力したNPO法人スタッフ、鰐川華衣さん(49)は「自分の作品が披露されることに誇らしそうな障害者の人もいた。こうしたイベントは障害者が社会とつながるためにも大切」と話していた。

2017.6.11    産経ニュース