ゴエモンのつぶやき

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障害者白書に相模原事件の再発防止を記載

2017年06月15日 02時51分14秒 | 障害者の自立

政府が閣議決定、精神科救急整備も

 政府は13日の閣議で2017年版「障害者白書」を決定した。昨年7月に起きた相模原市の障害者施設殺傷事件の検証や再発防止に関する項目を設けたほか、夜間や土・日曜でも精神科の救急医療を安心して受けられるように精神科救急医療体制の整備を行っていることなどを取り上げている。

 白書では、相模原事件の課題に対応するため、措置入院者が退院後に医療などの支援を継続的に受けられる措置を盛り込んだ精神保健福祉法の一部を改正する法律案の概要を説明。病院による退院後支援の中心的な役割を担う「退院後生活環境相談員」を病院管理者が選任するといった対策を記載している。

 また、措置入院者については、「公費による医療費負担制度を設けている」とし、人権に配慮した適正な医療や保護を行っていることを説明している。

 このほか、保健・医療施策の項目では、かかりつけ医のうつ病診断技術の向上を図るために始まった研修事業の対象を、2011年度から看護師やケースワーカー、スクールカウンセラーにも広げたことなどを説明。精神科救急の整備を図ったり、精神保健福祉センターでアルコール関連問題の相談指導を行ったりしていることを取り上げ、精神疾患の早期発見・治療の重要性を訴えている。

相模原事件に関する項目が設けられた障害者白書

2017年06月13日   株式会社CBnews


知的障害者が描く動物たち 生命力にあふれた20点 18日まで、つくば 

2017年06月15日 02時42分46秒 | 障害者の自立

 知的障害がある人たちが動物をモチーフに描いた絵画展が、つくば市二の宮1の「スタジオ’S」で開かれている。描いたのは、同市のNPO法人「自然生(じねんじょ)クラブ」で活動する人たち。展示された約20点の絵画は生命力にあふれ、表現する喜びが伝わってくる。

 同クラブは、筑波山麓(さんろく)に倉庫を改装してアトリエなどを設け、知的障害のある人たちに、絵画や太鼓などの芸術活動の場を提供している。

市村正道さんの作品「おさる」。表現する喜びにあふれた作品が並ぶ

毎日新聞   2017年6月14日


競走や投てき競う/障がい者スポーツ大会

2017年06月15日 02時32分47秒 | 障害者の自立

 第11回宮古地区障がい者スポーツ大会が11日、市陸上競技場で行われた。18団体から多くの障がい者が参加し、競走や投てきの部で自己の可能性に挑戦しながら互いの交流を深めた。

  この大会は、県、宮古島市、多良間村、宮古身体障害者連合会などの共催。障がいに対する正しい理解を深め、障がい者の自立と社会参加の推進に寄与することを狙いに実施している。

 開会式で、宮古身体障害者連合会の池間太郎会長は「2020年東京パラリンピックに、宮古から一人でも二人でも出場できるよう目標を持って頑張ってくれることを期待する。自分の中の潜在的な可能性を発見する大会にしてほしい」と出場選手に呼び掛けた。

 下地敏彦市長もパラリンピックに触れ、「ここ宮古島の地から、ぜひ日本を代表する選手を送り出し、大舞台で活躍することを期待している」と話した。

 県身体障害者福祉協会の山城充正会長、県宮古福祉事務所の野原勝所長も激励のあいさつをした。

 この後、競走、跳躍、投てきの各部で競技がスタートした。選手は日ごろの練習の成果を発揮して自己記録と上位入賞に挑戦。じりじりと照り付ける太陽光に負けじと力走し、スタンドの応援団から大きな歓声と拍手を浴びていた。

 
 

2017年6月14日   宮古毎日新聞

 

ブラインドサッカー日本V…女子初の国際大会

2017年06月15日 02時22分57秒 | 障害者の自立

さいたま出身 GK・大作選手が無失点

 オーストリアで5月に初開催された女子ブラインドサッカーの国際大会で、日本チームが優勝を飾った。無失点のゴールキーパー(GK)大作(おおさく)真智子選手(25)はさいたま市出身で県内チーム所属。日本女子の競技人口は50人程度で、「競技の普及や発展につながる戦いができた」と大会を振り返った。(福益博子)

 競技は5人制で、アイマスクをつけた全盲状態の選手が音がするボールを追う。GKは目に障害のない「晴眼者」か弱視の人が務める。男子は2004年のパラリンピック・アテネ大会から正式種目となり、東京大会で開催国チームとして初出場が決まっている。

 ウィーンで5月6日に開かれた「IBSA女子ブラインドサッカートーナメント」は、女子の正式種目化を目指して国際視覚障害者スポーツ連盟が主催。日本は4月に代表チームを発足させた。英・ギリシャの連合チームなど4チームが出場し、総当たり戦と上位2チームによる決勝戦で争われた。

 日本は大作選手が全4試合で1失点も許さず、攻撃も県内チーム所属の中学3年菊島宙(そら)選手(15)がチーム全得点の計6点を挙げて、優勝に大きく貢献した。

 大作選手は高校時代にサッカーを始め、大学で学生トレーナーとして女子サッカー部や中学生チームを指導する傍ら、都内の障害者スポーツセンターで職員を手伝うボランティアをしていた。そこで、職員でブラインドサッカー元日本代表GKの安部尚哉さんに出会い、競技の世界に飛び込んだ。

 昨年5月から県内チーム「埼玉T.Wings」でGKを務める。「相手に視覚的なプレッシャーが通用しないので、どう守るか工夫が必要」と競技の難しさを説明する。全試合無失点での優勝を「誇らしい。世界一を維持し、選手やキーパーを増やしたい」と目標を語った。

 「女子ブラインドサッカーが普及するよう頑張りたい」と話す大作選手

「女子ブラインドサッカーが普及するよう頑張りたい」と話す大作選手
 
2017年06月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

災害時福祉システム開発…2大学、企業と

2017年06月15日 02時18分48秒 | 障害者の自立

半田市、11月試験運用

 半田市は13日、藤田保健衛生大(豊明市)や日本福祉大(美浜町)、情報通信業「インフォコム」(東京)と、災害時に高齢者や障害者らを迅速に支援するための情報システムを共同開発すると発表した。11月の市総合防災訓練で試験運用し、来年度からの本格運用を目指す。

 災害時には重症患者など医療ニーズが優先され、介護が必要な高齢者や障害者らの福祉ニーズは後回しにされる現状があるという。福祉ニーズを迅速に把握して災害発生後早い段階で支援に乗り出すのが狙い。

 同社の情報管理ポータルシステムを活用し、指定避難所や福祉避難所の被害状況や重症患者らの情報を集約するメール機能や、関係者間の情報を共有するグループトーク機能、最新の被害状況などを他市町村や医療・福祉関係者と共有する掲示板機能を設ける。

 半田市役所で記者会見した日本福祉大の原田正樹教授(社会福祉)は「福祉情報を集約して支援につなげることが大事」、藤田保健衛生大の平川昭彦教授(災害・外傷外科)は「災害発生時でも福祉ニーズがたくさんある。システム構築で福祉の専門チームを早期に派遣することができる」と話している。

 半田市をモデルケースにして将来的には他地域にも取り組みを広げたいとしている。

2017年06月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun