ゴエモンのつぶやき

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小田急電鉄、利用者10万人以上の全駅にホームドア設置へ

2017年06月18日 03時17分11秒 | 障害者の自立

小田急電鉄は6月16日、相模大野駅など新たに8駅でホームドアを設置すると発表した。2022年度までに整備する。

同社は2012年9月、新宿駅の4・5番急行ホームでホームドアの使用を開始。2016年10月には、代々木八幡・代々木上原・東北沢・下北沢・世田谷代田・梅ヶ丘各駅に2018年度から2020年度にかけて設置することを発表していた。

今回の発表では、2022年度までにホームドアを設置する駅として、新宿・登戸・新百合ヶ丘・町田・相模大野・海老名・本厚木・大和の8駅を加えた。これにより、1日の利用者数が10万人以上の駅は、全てホームドアが設置されることになった。このほか、新宿・小田原・藤沢・片瀬江ノ島・唐木田各駅の線路終端側には、本年度中に固定柵を設置する予定だ。

国土交通省は視覚障害者の転落事故などを踏まえ、「駅ホームにおける安全性向上のための検討会」を2016年8月に設置。同年12月の「中間取りまとめ」では、利用者が10万人以上でドア位置の統一など一定の条件を満たしている駅は「原則として2020年度までに整備」すべきとした指針を示している。

小田急電鉄、利用者10万人以上の全駅にホームドア設置へ

2017年6月16日   レスポンス


単位目当てもあり? 学生が戦力、東京五輪ボランティア

2017年06月18日 03時01分01秒 | 障害者の自立

 スポーツの現場でボランティアをすれば、単位がもらえる? 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、大学でスポーツボランティアを学ぶ動きが広がっている。授業を受ければ単位が認定されるうえ、「就活」でのアピールをもくろむ学生もいる。若いボランティア要員を確保したい大会組織委員会は、大学側に3年後の夏の試験の時期をずらしてもらえるよう打診することも検討中だ。

■まずはつかみ、ボランティアの極意を伝授

 「高校時代、送りバントが得意でした。中日の荒木選手みたいなプレーヤーです」

 亜細亜大(東京都武蔵野市)の教室に学生の笑い声が響いた。スポーツボランティアの授業で行った「アイスブレイク」の一コマだ。

 「最初の一言でどれだけ場を温められるか。他人の印象に残る自己紹介が重要です」。NPO法人「日本スポーツボランティアネットワーク(JSVN)」の特別講師、三谷明男さん(64)は語る。

 亜大の経営学部スポーツ・ホスピタリティコースで授業が開設されたのは、今年度から。前期は90分×15回(2単位分)で、スポーツボランティアの基礎知識や身体障害者の介助方法などを学び、後期は東京マラソンなど地域のイベントで実習を行う。「生徒に面接をした結果、東京五輪や19年のラグビーW杯に携わりたいという声が多かった」と担当の横山文人准教授(56)。

 授業を受ける石谷陸さん(2年)もその1人だ。陸上部でインターハイ(全国高校総体)にも出場したが、大学生になってからは「スポーツを支える楽しさを知った」。自ら登録し、東京マラソンやBリーグの横浜ビー・コルセアーズの試合で運営の手伝いをしてきた。

 「根っからのミーハー気質」と話すのは関根歩美さん(2年)だ。これまで女子バレーや高校サッカーを追いかけてきた。「五輪は一生に1度、あるかないかの機会。資格もお金もないけど、ボランティアならできる」

 将来はスポーツクラブやプロスポーツ球団などへの就職を考えており、「スポーツ現場での経験は大きなプラスになる。人脈もできるし、就活でアピールできると思う」。

■大学での講義、じわり普及

 JSVNによると、亜大のほか、順天堂大がスポーツボランティアの講義を導入。9月からは早稲田大でも授業を開設し、今後、各大学に広げていく方針だ。「今の大学1年生は3年後、4年生になる。時間がある学生は貴重な戦力」とJSVNの担当者は話す。

 JSVNがこれまで各地で開いてきたボランティア講習会の参加者は40~50代が中心。笹川スポーツ財団の調査によると、過去20年間の成人のスポーツボランティア実施率は約6~8%。10代も過去10年間で約12~15%と横ばいで推移している。

 単位を取るため、就活に有利そう、という理由によるボランティア参加はありなのか。内閣府国民生活局)が定めるボランティアの定義は、「仕事、学業とは別に地域や社会のために時間や労力、知識、技能などを提供する活動」となっている。

 「入り口は『就活に生かせそう』でもいいと思います。動機はどうであれ、実際にやってみると感動的な体験が出来るというのがスポーツボランティアだから」と原田宗彦・早大スポーツ科学学術院教授は指摘する。ただ、せっかくそうした授業を受けても、20年の夏に社会人になった若者が、「忙しくて参加出来ない」となっては意味がない。原田氏は「20年までの4年間、ずっと1年生の授業としてカリキュラム化するなど、大学側も工夫が必要でしょう」と指摘する。

■学生は貴重な戦力、組織委も期待

 東京大会では、競技会場や選手村などで9万人を超えるボランティアが必要とされる。200を超える参加国・地域(NOC)の選手や役員を五輪の選手村でサポートする「NOCアシスタント」と呼ばれるボランティアだけで、約1千人が必要と想定される。真夏の東京は3年後も「酷暑」が予想されるため、大会組織委は、ある程度の語学力があって、暑さにも負けない元気な若者の確保に力を注ぐ。

 全国の7割にあたる795の大学・短大(今年4月現在)と連携した大会組織委は、前期の試験期間と重なる五輪の大会期間中、連携大学に試験日程を配慮してもらい、ボランティア活動に参加しやすくすることを検討している。大会組織委の採用担当者は「幅広い年代の方に活躍していただきたいが、特に若い人たちはこれからの人生の幅を広げる意味でもぜひ来てほしい」とラブコールを送る。

 募集開始は来年夏の予定だ。

写真・図版 

頭を下げて握手をし、自己紹介をする亜細亜大の学生たち

写真・図版 

場の雰囲気を和ませる「アイスブレイク」に取り組む亜細亜大の学生たち

2017年6月17日   朝日新聞


林選手 手話で意気込み…デフリンピック日本代表

2017年06月18日 02時55分26秒 | 障害者の自立

 トルコで来月開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会、第23回デフリンピック夏季大会のサッカー日本代表に選ばれた林滉大(こうだい)選手(20)の壮行会が15日、母校の県立大宮東高校(さいたま市見沼区)で開かれた。林選手は約1000人の後輩に「応援をお願いします」と手話であいさつした。

 林選手はさいたま市桜区出身。2002年のサッカーワールドカップ日韓大会に出場したイングランドのベッカム選手に憧れ、小学2年でサッカーを始めた。大宮ろう学園を経て、「伝統校でサッカーがしたい」と大宮東高に入学。サッカー部に所属し、相手の口の動きで言葉を読み取りながらプレーした。卒業後は亜細亜大に進学し、サッカー部に所属している。

 林選手は「大会で活躍して、ろうサッカーの知名度を上げたい」と意気込んだ。デフリンピック夏季大会は1924年に始まった。試合中、補聴器などの使用が禁止され、国際手話でコミュニケーションをとる。

在校生に向け、手話で意気込みを伝える林選手 

在校生に向け、手話で意気込みを伝える林選手

2017年06月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

点訳技術、学ぼう 来月から西区で /大阪

2017年06月18日 02時50分55秒 | 障害者の自立

 日本ライトハウス情報文化センターと毎日新聞大阪社会事業団は7月から、第30回専門点訳・音訳講習会「教科書・教材点訳コース」を大阪市西区江戸堀1の同センターで開講する。

 視覚障害者向けの点訳、音訳技術の向上を目的に開いている講習会。

毎日新聞   2017年6月16日


岡山で日本精神科看護学術集会 質の高い看護の在り方探る

2017年06月18日 02時42分33秒 | 障害者の自立

 精神科病院に勤める全国の看護師らが研究成果などを発表する日本精神科看護学術集会が16日、岡山市北区駅元町の岡山コンベンションセンターで始まった。18日まで、看護師ら約1500人が質の高い看護をどう提供していくか考える。

 入院中心の精神科医療から急性期治療に転換が進み、新規入院患者の7割が3カ月以内に退院しているという。この日は、精神科認定看護師で松山記念病院(松山市)の吉野百合事務長が講演。長期入院患者を2020年度末までに全国で最大3万9千人減らす厚生労働省の目標に触れ、精神科医療は過渡期にある現状を説明した。

 同病院では急性期治療などに力を集約する方針を打ち出しており「質の高い看護を保障するには、看護する対象者の優先順位を明確にするトリアージや業務の効率化が重要」と訴えた。

 会場では期間中、障害者らが制作した芸術作品44点を展示するアール・ブリュット展(入場無料)も開かれている。

 

質の高い看護の在り方について講演があった日本精神科看護学術集会