ゴエモンのつぶやき

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くすのき特別支援学校生徒の絵を豊橋商工信組が採用

2017年06月11日 02時40分55秒 | 障害者の自立

 豊橋商工信用組合の総合口座通帳とキャッシュカード、ティッシュボックスに豊橋市立くすのき特別支援学校の生徒ら3人の絵が採用され、9日、加藤満理事長が同校で記念品を贈った。
 障害者らの芸術的才能を広げ、生きがいにもつなげる活動「だんだんボックス」に取り組む一般社団法人アティックアートの協力で実現。県内の企業などがティッシュボックスや工事用フェンスなどに採用し、障害者らに「アーティスト料」を贈っている。
 同信組は昨年、現金封筒に同校生徒2人の絵を使い、好評という。
 今回の通帳などの絵は昨年10月から今年1月に募り、約40点が寄せられ、高等部1年・杉本樹さんと同部3年・柴田智哉さん、今春卒業した中村綾花さんが描いたカラフルな魚、花などの絵を採用した。
 アティックアートの須藤伸枝理事長は、記念品の贈呈式で「この絵を生かすようデザインした。才能を世の中に出していくことは難しく、企業に採用されることで自立支援につながる」と述べた。
 採用された生徒の保護者代表は「少しの力を貸していただければ、こんなにもすばらしいことができることを知るきっかけになってほしい」と感謝を込めて話した。
 ティッシュボックスは記念品としてすでに使用され、通帳とキャッシュカードは12日から使われる。

くすのき特別支援学校の生徒らの絵を採用した通帳とキャッシュカード、ティッシュボックス=豊橋商工信用組合で           

 くすのき特別支援学校の生徒らの絵を採用した通帳とキャッシュカード、ティッシュボックス=豊橋商工信用組合で

 贈呈式に出席した生徒や加藤理事長ら=豊橋市立くすのき特別支援学校で 

贈呈式に出席した生徒や加藤理事長ら=豊橋市立くすのき特別支援学校で

06月10日   東愛知新聞社


企業就職へ養護学校の挑戦 高島の新旭に「職業コース」

2017年06月11日 02時30分56秒 | 障害者の自立

■知識・技能習得へ授業の質・量拡充

 県立新旭養護学校(高島市新旭町太田)の普通科に今年度、県内で初めて「職業コース」が設置された。職場実習を増やし、実戦的な職業訓練を積む狙い。9日には地元の陶芸工房を訪れ、作業経験や仕事に臨む心構えなどを聞いた。

 「働くために大切な力は何ですか」「仕事の面白さは」。同市マキノ町知内の陶芸工房「祥鳳窯」。同校職業コースの生徒から、陶芸家、北村祥次さん(56)に次々と質問があがった。同コース創設に伴い設けられた「プロフェッショナルズin高島」の初の授業だ。

 北村さんは「私が死んでも作った器は生き続ける。さまざまな巡り合わせが仕事の魅力」などと答え、南蛮焼きの茶碗(ちゃわん)づくりなどを指導。生徒たちはろくろの前で初めて触れる赤土に苦戦しながらも、声をかけあい作業した。

 プロフェッショナルズin高島は、地元企業や個人事業主の職場に出向き、仕事を肌で学ぶ授業。各学期で1回程度開催する。学びの場を増やそうと新たに設けたカリキュラムだ。

 職業コースでは実務作業にこだわる。これまで「作業学習」と呼んでいた園芸・木工・窯業の授業内容も拡充。園芸では花の生産だけでなく、出荷、販売まで手がけることで商品の流通について学ぶ。また、職場実習も計2週間だったのを5週間と大幅に増やす予定だ。

 滋賀労働局のまとめによると、県内のハローワークを通じた平成28年度の障害者就職件数は1168件と過去最多。従業員50人以上の企業に法定雇用率(2%)を義務付ける障害者雇用促進法の効果もあり、雇用状況は好調だ。ただ同校は「法定雇用率以上の受け入れをする企業がどれほどあるかを考えると、就職活動でアピールできる能力をつける必要がある」とする。

 今後、プロフェッショナルズin高島では、サービス業や製造業などでの実務経験も計画している。

 この日参加した2年の西川颯さん(17)は「学校では感じられない生の雰囲気を感じ、仕事の大切さを学んだ。今後もこのような機会にたくさんのことを学んでいきたい」と意気込む。

 同校は「将来の可能性を広げるため、今後も職業コースの生徒たちに限らず、さまざまな支援を行っていきたい」と話している。

産経ニュース


プレナス創業者、佐世保市に1億円寄付

2017年06月11日 02時26分49秒 | 障害者の自立

 持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」を展開するプレナス(福岡市)の社長を務め、昨年12月に85歳で亡くなった塩井末幸氏の妻が、長崎県佐世保市に1億円を寄付した。

今月1日付で、市が9日明らかにした。市によると、塩井氏が生前、妻に「創業地である佐世保市の障害者のために寄付をしたい」と伝えていた。

2017.6.10    産経ニュース


宮若PR 地元店の焼き菓子、トヨタ九州で販売 パッケージ・イラスト、障害者が描く

2017年06月11日 02時13分49秒 | 障害者の自立

 宮若市のトヨタ自動車九州で、地元の障がい者支援施設入所者が描いたイラストを使った菓子箱に地元菓子店の焼き菓子を詰めたギフトを販売している。3者の協力で実現した「地産ギフト」は、同社従業員や工場見学者に人気の土産となっている。

 イラストを描いたのは、同市乙野の「若宮園」に入所する池田福生(ふくお)さん(42)。昨年11月と今年3月に工場を見学し、自動車組み立ての様子などを色鉛筆で色彩豊かに描いた。

パッケージの原画を持つ池田さん(左)と渡理事長

毎日新聞   2017年6月9日 


新天皇に即位の皇太子さま 兵庫は20回超訪問

2017年06月11日 02時05分34秒 | 障害者の自立

 新天皇に即位される皇太子さまは、これまでに20回以上、兵庫県を訪問されている。阪神・淡路大震災後には慰霊祭や節目の追悼式典に臨席。55歳の誕生日を迎えられた2015年2月の記者会見では、発生から20年の被災地の歩みについて「震災の経験を、地域や世代を超えて伝えようとする取り組みがなされていました」と評価された。

 最初の来県は親王時代の1971年、11歳のとき。社会見学で姫路城や明石市立天文科学館、六甲山などを周遊された。学習院大在学中の79年にはゼミ旅行で淡路島に足を運ばれた。

 平成に入った89年には、神戸市で開かれた障害者スポーツの祭典「フェスピック神戸大会」に。車いすによるマラソンやバスケットボールを観戦された。

 震災直後の95年2月と3月には、雅子さまと共に、神戸市や阪神間の自治体が開いた合同慰霊祭に出席された。発生後1年と5年、15年の「1・17」には県などの追悼式典にも臨席、被災地に寄り添い続ける姿勢を示された。

 98年の明石海峡大橋開通式典、2002年の「人と防災未来センター」開館記念式典など兵庫にとっての大きな節目にも立ち会われ、08年にはブラジル移民100年を記念して開かれた神戸での式典に臨まれた。

 直近の来県は、14年に神戸市であった「全国農業担い手サミットinひょうご」。兵庫楽農生活センターなどを視察、就農を目指す研修生に志した理由などを質問されたという。当時のセンター長、泉谷裕司さん(65)は「とても気さくな方だった。お見送りの保育園児に近寄って、言葉を掛けられていた」と振り返り、「よりお忙しくなるだろうが、今まで通り親しみやすいままでいていただきたい」と話した。

牛乳の製造実習について高校生に質問される皇太子さま=2014年11月、加古川市平岡町新在家、兵庫県立農業高校

2017/6/10 06:30神戸新聞NEXT